ちぐさ文学館

場面
囚われの全裸処女 [ 25-7 〜 25-10 ]

<43>囚われの全裸処女
『悪魔のバイブル』 <<前へ 次へ>>
 春也とのデートに誘い出された桂は、春也の祖父に会うという名目で紅葉谷に建つ豪勢な道人邸へと招き入れられる。祖父と称して迎え出た道人の巨大な体躯と無遠慮な眼光にすくめられる美少女は、自分がまもなく全裸の処女肉の隅々までをその眼光の検査に曝され、その巨躯に押しひしがれて絶叫する酸鼻な運命に堕ちることを、夢にも知らない。春彦の部屋に招き入れられた桂は、現れたお手伝いの少女・ミホの肌も露わな服装に戸惑う。男と二人きりになることに警鐘を鳴らす処女の本能もむなしく、睡眠薬入りのアイスティーを飲まされた桂は春也の腕の中で意識を失った。
 ベッドに横たえられた桂は道人の見守るなかで裸に剥かれ、無垢の乳ぶさも固く閉じた秘裂をもあらわにさらけ出される。春也の愛撫を期待して濡れを兆していた処女は、オナニーすら知らぬ肉体に道人の指弄を受け肉芽を吸われると、深い眠りの中にも愉悦の反応を返す。藍子のひとり娘の類まれな美しさに満足した道人は、桂に白衣を着せて「ぱらいそ」の檻に閉じ込めるよう命じる。「百華クラブ」と北小路藍子を徹底的に辱め征服しようとする道人の計画は、いまついに最後の生贄を得て、倒錯の母娘性地獄を具現化しようとしていた。
 
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