兵長に責め抜かれた三枝子は、女の精を絞り尽くして何度も絶頂に達して失神した。一週間後、汚辱の記憶を夫に隠しながら過ごす三枝子の前に、兵長が静江を引き連れて再び現れる。命じられて裸になり、若さと爛熟との対照もいちじるしい互いの女体を並べ曝される三枝子と静江。テーブルに俯伏せにされて四肢を四隅に拘束された三枝子は、静江の手で張形を挿入され責めたてられ、眼の前に突きつけられた兵長の怒張を口に含まされて惨めさのなかに悦びを極める。 官能の中に崩壊した三枝子は静江が転居した後も兵長との頻繁な情交を続ける。最初の凌辱が静江の企みだったと知っても、もはや身を持ちくずした三枝子は、新たに隣人となった新妻を陥れようとする計画に唯々として従うばかりだった。 |
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