ちぐさ文学館

場面
逃れられぬ由起子 [ 3-6 〜 3-9 ]

<07>逃れられぬ由起子
『堕天使』 <<前へ 次へ>>
 地下室に監禁され続けた地獄の日々の後、由起子は全裸写真で脅されたうえ解放される。縄目の痣を刻まれた体に買い与えられた衣服をまとって地下室を出た由起子は、その建物が水谷享子の父親の会社だったと知って享子のたくらみの深さに打ちのめされる。自分の部屋に戻っても、凌辱されて艶めきを増した無毛の体に焼きつけられた汚辱の記憶は消えない。拉致されてから実に五日が過ぎていた。
 大学生活に戻っても、汚辱を刻まれ矢崎を享子に奪われた由起子に幸福な日々は戻らない。人目をはばかるように過ごした二週間ののち、ようやく気力を取り戻した由起子の前に再び宮川が現れる。自分のマンションに連れ込まれ、打擲されて反抗の意志を失った由起子は四つん這いになって首輪を嵌められ、尻をベルトで打たれながら下着姿で這わされる。明るい陽の射す女らしく飾られた自分の部屋で、惨めに這いまわされる可憐な女子大生。パンティを降ろされて四つん這いのまま後ろから宮川に犯された由起子は、痣を残した乳ぶさを揺らしながら絶頂へ追い上げられる。全裸にされて正座させられた由起子は、ベッドに掛けた宮川の異臭を放つ肉塊を両手に捧げ持ちつつ、唇を差し伸べていく。マゾの本性を目覚めさせられた演劇部の美人女子大生は、猛る怒張で喉をふさがれ灼けつく白濁を注ぎ込まれてむせた。
 
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ちぐさ文学館 - 堕天使 - <07>逃れられぬ由起子
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