ちぐさ文学館

場面
由起子快楽責め [ 5-1 〜 5-4 ]

<10>由起子快楽責め
『堕天使』 <<前へ 次へ>>
 淫靡な赤い灯に照らされた寝室で柱の根元にM字開脚縛りにされている由起子は、水谷と芳江に見られながら、股間の秘肉に塗り込まれた催淫薬の効果にのたうち喘いでいた。こらえきれぬ快美感に顫えながら由起子は水谷に隷従の誓いを強いられる。極限の刺戟にひくつく秘肉の周辺を水谷の手にした筆の穂先で焦らし立てられながら乳首を芳江につまみ上げられた由起子は、鼠蹊部を痙らせながら艶めかしい悲鳴を噴き、縦割れに筆を這わされると女子大生の慎みも忘れて淫らに腰を振りたてつつ絶頂を極める。柱から解かれた由起子は後ろ手Mの字開脚のまま布団に仰向けに転がされ、水谷と芳江の二人がかりでさらに快楽責めを受ける。芳江の手で張形を巧みに抜き差しされ、絶頂の手前で焦らしたてられながら細いゴム棒をアヌスにねじ込まれて抽送される快美な刺戟に、絶叫し痙攣する由起子。二本の責め棒を擦り合わされて汗まみれの肉をのたうたせる女子大生の喘ぐ口に水谷は醜悪な怒張を押しつけて、娘の同級生に淫らな屈服の言葉を強いる。水谷の怒張で喉をふさがれ、すべての穴を埋められて責めたてられた由起子は汗みどろの白裸を痙攣させて絶頂とともに気を失った。目覚めた由起子は四つん這いにさせられ、芳江と並んで後ろから交互に水谷に犯される。雌犬の恰好で悦びの声を放つ由起子は、またひとつ転落の階段を堕ちた。
 
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ちぐさ文学館 - 堕天使 - <10>由起子快楽責め
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