ちぐさ文学館

場面
性奴隷・夕子 [ 6-10 〜 6-12 ]

<32>性奴隷・夕子
『嬲獣』 <<前へ 次へ>>
 夕子の出奔に耀子の行方不明が重なった小西家は混乱していた。様子をうかがいにやってきた薫夫人に対して表川は夕子の境遇と運命を語って、娼婦となる夕子に男をとりもつ女衒の依頼を持ちかける。セックス以外にはする事もなく、長襦袢一枚で表川邸のひと部屋に囲われている夕子は、旧知の薫夫人の訪問を受けてみじめさにすくみ上がる。娼婦の風情を身にまとったかつての美夫人の姿に嗜虐の血を昂ぶらせる薫。後ろ手に縛られた夕子は長襦袢をはだけられ、後ろから表川に抱かれて奴隷に堕ちた下腹の肉を開脚で開かされる。あまりに無残な肉の刻印に絶句しつつ嫉妬に駆られた薫は、表川に促されるままバイブレーターを手にして、おののく美夫人の肉芽を振動でなぶりたてていく。アヌスを指で抉られながら振動する淫具を前に埋め込まれた夕子夫人は、生汗を噴いてのたうちながら激しく絶頂を極める。それでも許されずに振動するバイブを呑まされたまま、秘肉の周辺一面を薫の手にした注射器で刺しまくられて苦痛と快楽に跳ねまわる夕子。後ろ抱きのまま表川にアヌスを貫かれて前後から責めたてられる夕子は、剥き上げられた肉芽に注射針を突きたてられて錯乱しつつ激烈な絶頂に達する。股間を血まみれにして失神した夕子の前で、表川は薫との激しいプレイに没入していく。剥き上げられて尻を鞭打たれ、ソファに伏せた体を後ろから犯されていく薫の姿を、夕子は呆然と見つめる。
 
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ちぐさ文学館 - 嬲獣 - <32>性奴隷・夕子
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