アリスが横たえられた寝椅子は、四肢を拡げて女体を拘束する仕掛けを隠した拷問椅子であった。失神している間に両手首足首に拘束の紐を掛けられていたアリスは、目覚めると同時に作動させられた仕掛けによって四肢を引き伸ばされ、狼狽の悲鳴とむなしい抗いの果てに仰向けの全裸を大の字に曝し上げられる。極度の羞恥と絶望に呻きながらブルブル顫えるアリスは、朦朧となってジャックに唇を奪われる。指先で秘奥の入口をまさぐられる淫らな責めに錯乱し、それでも屈服を拒むアリス。再び羽根を持ち出したジャックはアリスの懸命の哀願を無視して剥き出しの股の奥を責めたて、処女の肉体を淫らな刺戟にのたうたせるアリスの口から屈服の言葉を絞り取る。絶頂寸前の昂ぶりのなかに観念して投げ出されたアリスの肉は、乳ぶさから下腹へとジャックの愛玩の舌を這わされると、狂ったような絶叫とすすり泣きの中にのたうち痙攣しつつ、激しい絶頂へと追い上げられる。処女の貞淑を守ってきた肉体を淫戯の淵に沈められた令嬢は、大の字縛りから解かれても羞じらいに声もなくうなだれる。 |
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