ちぐさ文学館

場面
曝された敦子 [ 12-7 〜 13-6 ]

<15>曝された敦子
『くらやみ男爵』 <<前へ 次へ>>
 その日の午後、竜二郎が須黒邸を訪れて天狗楼の近況と寺田の消息を男爵に伝えた。右翼・左翼・無政府主義者らが跋扈してますます混乱を深めてゆく世相を鳥瞰しながら、青年将校たちのクーデターに警戒をつのらせる男爵と竜二郎。酔った男爵は敦子が堕とされた奴隷の境遇を竜二郎に明かし、驚き呆れる竜二郎を地下牢へと伴う。全裸で地下に監禁された惨めな姿を他人に見られると知った敦子は屈辱に絶叫して夫への恨みを吐き連ねながら、牛太に檻から引きずり出され後ろ手に緊縛されて、薄汚れた裸体を軽侮していた竜二郎の前に引き据えられる。慟哭する貴婦人は力ずくで開脚椅子に乗せ上げられ、恥毛を刈り取られた剥き出しの女の秘肉を曝して恥辱に泣きむせぶ。極限の屈辱に恨みを噴きこぼして泣き叫ぶ敦子は、秘肉を割り拡げられ肉芽をいたぶられつつ、調教され尽くした女性器を昂ぶりに濡らしていく。尻を犯されたことまで明かされて絶望に泣きじゃくりながら竜二郎の指で秘肉をまさぐられて錯乱する敦子は、竜二郎に体を与えられることを言い渡されて汚辱の絶叫を放つ。全裸になった竜二郎は怯える美夫人の股間に顔を埋めて舌で秘裂をまさぐりあげ、貞淑だった華族の貴婦人からよがり歔きと愛液を絞り取る。女郎に堕とされる未来を予告されて惨めに哀訴する敦子は、竜二郎の怒張で貫かれていく自分の股間を見せつけられながら長大な肉塊を奥まで咥え込む。子宮を突き上げられる激烈な刺戟に息も絶えだえにのたうつ敦子は、浅ましいよがり歔きを噴き上げつつのけぞり返って絶頂を極める。
 
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