ちぐさ文学館

場面
夫の責め [ 6-1 〜 6-8 ]

<13>夫の責め
『肉の迷宮』 <<前へ 次へ>>
 複雑に交錯する支配と調教の関係のなかで翻弄されていく妙子は、情欲に疼く肉体を持てあましてうつつない日常を送っていた。かつてのラブホテルに連れ込まれて全裸を緊縛され、縛めの裸身を肉欲に火照らせながら伸介の怒張をしゃぶりたてる上品な人妻。だが、さりげなく場を外した伸介と入れ替わりに妙子の前に現れたのは、嫉妬に顔を歪めた夫の健吉だった。驚愕に気を失った妙子は下肢をベッドの両端につながれた人の字開脚の姿で目覚める。煌々とした明かりの下、淫らに曝した秘肉を間近に覗き込まれ卑猥な揶揄とともにまさぐられて汚辱にのたうちむせび泣く妙子。夫の愛撫に嫌悪をつのらせる妙子に憤りを掻き立てられた健吉は泣き叫んで嫌がる妻の肉体を張形でねぶりまわし、官能に崩れてゆく肉体を淫靡な振動で責めたてる。痙攣して突き上がる股の狭間に淫具を埋め込まれ、抜き取られ、また埋め込まれて焦らしたてられる妙子は、人の字の裸身をよじって悶え歔く。子宮を突き上げた淫具に振動と首振りを加えられた美しい人妻は残酷な機械の動きに躍らされるまま絶頂を極め、それでも止められることのない淫靡な蠕動を果てもなく抽送され続けて、泣きわめきながら繰り返し昇りつめて荒淫の果てに失神した。下肢をあぐらにくくられ前屈の海老縛りにされた妙子は体を起こされ頬をしばかれて眼を覚ます。健吉は口淫を拒む妙子を引きずり倒して俯伏せに押し伏せ、高くもたげた尻と股間に鞭をたたき込む。女の急所をしばかれる激痛に泣き叫んで許しを乞う妙子は、仰向けに転がされて無防備にさらけ出した肉の割れ目に容赦ない鞭を打ち込まれて、激痛にのけぞりつつ失禁して悶絶した。妙子は洩らした小便のシミを前にして惨めにうなだれ、服従の言葉とともに夫の怒張を咥える。上品な妻を屈服させた健吉は仰向けに転がした妙子のアヌスにクリームを塗り込めながら、性奴に堕ちた妻に調教と剃毛の未来を宣告する。薬剤の刺戟にのたうち身悶える妙子は嫌悪する夫の怒張で尻の穴を貫かれて妖艶な喘ぎを噴き上げ、肉欲に衝かれるまま激しい絶頂とともに直腸を精で灼かれて悶絶する。再び開脚に縛られて股間の繊毛を刈り取られていく妙子は、女の誇りを失い何もかも剥き出しにした肉の奴隷へと堕ちてゆく自分を意識していた。
 伸介から健吉の所有物に戻された妙子は、夜ごと君臨する夫に後ろ手に緊縛され、口に咥えた怒張に淫らな奉仕を捧げて昂ぶっていく奴隷妻の日々へと堕ちた。横たわる夫の腰にみずからまたがってつながった妙子は、浅ましい肉欲に腰を振りたててよがり歔きつつ、裸身を跳ねさせて悦びをきわめる。
 
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