ちぐさ文学館

場面
倒錯の姉弟 [ 2-11 〜 3-4 ]

<08>倒錯の姉弟
『姦のカルテット』 <<前へ 次へ>>
 折しも友人の結婚式のためOホテルに滞在していた彦太郎の長女・真由美は、学生時代のライバルで葛城徳麿の妻となった黒木玲子と談笑している最中に、ホテルから出て行く父の姿を認める。父の新たな情婦の出現を察知しつつ、真由美は女の敵愾心を心中に隠したライバルとの会話を切り上げて部屋に戻る。そこでは弟の武彦が、革の拘束具を嵌められた全裸のままベッドの上に放置されていた。ドレスを脱ぎ捨てて見事な肉体美をサジスチンの装束に包んだ真由美は嗜虐の本性を剥き出しにして、怒張をそそり立たせた武彦の体を厳しくしばき上げる。武彦は激痛と苦悶に拘束の裸体を痙攣させながら、女遊びの乱行の果てに百代を犯したことまでをも洗いざらい白状させられる。高校生のころ真由美のパンティを盗もうとして取り押さえられた武彦は、それ以来、姉に弱みを握られてその嗜虐欲に奉仕するマゾ奴隷へと飼育されていた。全裸を正座させて頭と男性器に姉のパンティをかぶせられ、乗馬鞭で打ちまくられつつ惨めな快楽の奔出を遂げた屈服の経験が、武彦を倒錯の姉弟SMプレイへと引きずりこんだのだ。驕慢な女子大生の頃から弟を調教してきた怜悧な女医は、いま巨大な富と勢力を手に入れた学生時代のライバル・玲子の出現に苛立つかのように、被虐の快楽にのたうつ弟の裸身を厳しく責めあげる。武彦はこらえ切れずに精を放って、百代を長さんに奪われるまでのいきさつを話した。真由美は脱いだパンティを武彦の怒張にかぶせて焦らすように愛撫する。下腹と男性器をヒールで突きまわされて苦痛に悶絶する弟の、眼隠しをされた顔の上に股間を押しつけて舌での奉仕を命じる真由美。脈打つ怒張をいびり抜いて屹立させた驕慢な女王は、そそり立つ肉塊の上に腰を降ろしてつながり合う。嗜虐と被虐の混淆した肉の愉悦に灼かれつつ腰を振り合う倒錯の姉弟は、錯乱のおめきを絞りつつ総身を顫わせて絶頂を極める。
 
真由美 女医・女教師 20代後半 脅迫呼出型 処女 勝気
剥衣 愛撫 緊縛 強姦 磔刑 撮影 張形 吊刑 監禁 破瓜 剃毛 絶頂 後背 服従 鞭打 排泄 座位 荒淫 輪姦 拷問 環視 近親 菊門 口淫 刻印
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