ちぐさ文学館

場面
久美の拉致凌辱 [ 5-8 〜 5-11 ]

<16>久美の拉致凌辱
『姦のカルテット』 <<前へ 次へ>>
【土曜の午後】病後の彦太郎を友人との箱根一泊旅行に送り出した久美は、人目を引く艶やかな和装に身を包んで秋の銀座でひとり気まぐれな買い物を楽しんでいた。百代を加えたことで濃密さを増してきた夫との閨事を思い返して浮き立つ久美を、そのときデパートの店内放送で呼び出す者があった。彦太郎がゴルフ中に倒れたことを友人の秘書と名乗るその男から聞かされた久美は動転し、知らせが福永家を通さずに来たことをいぶかしむゆとりもないまま、男が案内する車に乗り込むと同時に薬で眠らされて誘拐される。秘書を装っていた修平は運転手役の長さんとともに、福永家の転落の最初の端緒となるべき美しい若夫人を、淫虐な辱めが待つ黒木邸の地下室へと運びこむ。ベッドに投げ出されて優美な着物を剥ぎ取られ、湯文字一枚の裸を四肢を拡げて縛りつけられた久美は、しどけない寝姿をカメラで撮られてようやく眼を醒ます。驚愕の絶叫を噴き上げてもがきまくる半裸の久美に凌辱の運命を言い渡した男たちは、絶望に泣きじゃくる大家の奥さまを左右から挟み込んで、怒張する巨大な剛直を怯える美貌にさしつける。左右同時に乳ぶさを揉まれつつ首筋から腋の下を舐め上げられて、官能に弱い熟れた女体を淫らに崩れさせた久美は、最後に残った湯文字をむしり取られて生贄の全裸をさらけ出される。繊毛をなぶられながら秘肉を割り裂かれ、淫靡ないたぶりに濡れ始めている女の肉を剥き出しにされてむせび泣く久美は、肉芽と乳首を二人がかりで吸いたてられて大の字の四肢を引き痙らせてのたうちまわる。修平は快美に崩れゆく女体を慄わせる美夫人の股間に腰を割り込ませ、濡れそぼつ秘腔を巨大な剛直で串刺しにしていく。夫のものをはるかに超える強靱な男の肉で胎内を埋め尽くされて錯乱の喘ぎを噴く久美は、ゆっくりと送り込まれる抽送の破壊力に声を忍ばせてよがり悶える。耐えきれずに快楽の叫びを放つ凄艶な美貌と浅ましい痴態を長さんのカメラに撮りまくられ、絶望の慟哭を噴きこぼしながら揺さぶられる久美は、やがて凄まじい肉の愉悦に支配され尽くして、長さんに口を吸われながら総身をのたうたせて激しい絶頂を極める。
 
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