ちぐさ文学館

作品
魔の棲む肉

若妻の体の奥深く刻まれた被虐の烙印。倒錯の味をおぼえた肉は疼きに耐えきれずかつての情夫に引き寄せられていく。

あらすじ
大学時代、友人の父である寺田に欺かれて犯された矢野京子は、繰り返される凌辱から逃れるため恋人の三郎と結婚した。だが、寺田に教え込まれた倒錯的なプレイによって情欲の魔を棲まわせた肉は、結婚の半年後、わずか一週間の夫の不在にも耐えることはできなくなっていた。
空閨に耐えられず寺田を再訪した京子に加えられてゆく緊縛の刻印と、甦る屈服の記憶。若妻の身体は愛してもいない男の乱暴な責めに昂ぶりの反応を返してゆく。その京子の前に、寺田によって運命を変えられたもう一人の人物が現れ……。

<01>若妻の疼く肉

<02>屈服の記憶

<03>肉欲の刻印

<04>堕落した娘


DBスナップ [Sun May 28 18:42:03 2006]
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ちぐさ文学館 - 魔の棲む肉
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