もうもくのふしゅう
[短編] 囚われ眼隠しで視界を奪われた美少女。可憐な盲目の俘囚に課されるほしいままの凌辱。
コンプレックスの塊となった醜貌の高校生・島津明がふとしたことから知ることになった名門女子校の美少女・上条涼子。邪悪な企みにまかせて通学途中の美少女を襲い無人の自宅に引きずり込んだ明は、自分の正体を知られないために涼子にほどこした眼隠しに力づけられて嗜虐の本性を解き放っていく。目が見えないまま裸に剥かれ、処女の身に暴虐の限りを尽くされていく可憐な美少女。哀れに許しを乞い助けを求めながら、盲目の俘囚は真っ白な裸をさらけ出して凌辱者の膝下に這いつくばりのたうちまわる。男を背に乗せ、尻を振りたてて四つん這いで追いたてられる白い牝馬にとって、暗闇の中の汚辱はまだ最初の日を迎えたにすぎないのだ。
| 上条 涼子 (かみじょう りょうこ) | |
|---|---|
| 女子高生 17歳 |
東京の名門女学校に通う美少女。セーラー服の上からでもわかる豊かな胸、優雅で上品な声音。 処女 母 娘 姉 妹 従姉妹 伯叔母 近親 勝気 内気 異人 剥衣 撮影 恥毛 排泄 肉欲 膣交 淫具 菊門 拘束 射精 口唇 因縁 打擲 強要 虐待 刻印 |
| 涼子 | ||
| 【001】セーラー服の獲物 | [ 1 ] | 涼子 |
| 【002】処女の口唇侵犯 | [ 2 ] | 涼子 |
| 【003】盲目の全裸美少女 | [ 3 ] | 涼子 |
| 【004】四つん這い剃毛儀式 | [ 4 ] | 涼子 |
| 【005】這いまわる白い牝馬 | [ 5 ] | 涼子 |
【001】セーラー服の獲物 [ 1 ]
劣等感にまみれた少年の情欲に狙われ、セーラー服の美少女は暗黒の罠に引き込まれる。
郊外の田園都市に暮らす高校三年の島津明は、数か月前から自宅の近くで、セーラー服の美しい少女が通学する姿をたびたび見かけていた。自分のチビと鼻ペチャに対する極度のコンプレックスを抱いていた明は、その少女の美しさに魅せられながらも鬱屈した欲情をもてあますことしかできない。しかし父の長期出張のためにしばらく一人暮らしをする機会が訪れたとき、鬱々と内攻する少年の心に悪魔の邪心が芽生えた。翌朝、通学途上の少女を松林の中で襲った明は、薬で眠らせた美しい生贄の肉体を誰もいない自宅へと担ぎ込む。
【002】処女の口唇侵犯 [ 2 ]
眼隠しのまま四肢を縛られた美少女の可憐な口唇に侵入して穢し尽くす男の醜悪な肉塊。
捕らえた少女を拘束して自室に放置した明は、土曜日の学校に平常どおり出席するものの上の空のまま半日を過ごす。ようやく家に帰った時、セーラー服の少女は厳重に眼隠しと猿轡をされたうえ幾重にも巻かれた凧糸で手首と足首をそれぞれ連結され、仰向けになって開脚で膝を立てた下着も露わな恰好でむなしく呻き悶えていた。鞄の中の私物から暴かれた少女の素性は上条涼子十七歳、深窓の令嬢が通う伝統ある名門校の生徒である。明は怯えと羞恥にもがく生贄に脅迫の言葉を囁きつつ猿轡を取り去り、初めて耳にした少女の美しい声にさらなる嗜虐欲をつのらせて、剥き出しにした肉塊を盲目の虜囚の口元に押しつける。しゃぶらされるものの正体を悟って激しく拒絶した涼子を襲ったのは、眼隠しを貫通して眉間に突き立てられた針の先端と、逆らえば眼を潰すという怖ろしい脅しの言葉であった。慄え上がる少女の体にさかしまにのしかかった明は美唇を怒張で侵しつつ、恥毛を透かした両太腿の狭間をパンティの上からなぞり上げる。光の入らぬ眼隠しの闇の中で、唇を穢され股間をなぶられるおぞましい感触にのたうちまわりながら、やがて涼子は肉塊にふさがれた口中に白濁を注ぎ込まれる。
【003】盲目の全裸美少女 [ 3 ]
視界を奪われたまま丹念になぶられた哀しき俘囚は、全裸に剥かれて純潔を散らされる。
手足の凧糸を切断された涼子は目隠しをはずすなら代償に目を潰すと脅され、男の誘拐の意図が身代金ではなく体目当ての監禁飼育にあると知らされて恐怖にすくみ上がる。視界を奪われたセーラー服の少女は伸びてくる男の手から身を守ろうとむなしく逃げまわりながら、為すすべもなく着衣を剥がれていく。上着をまくり上げられ両手を封じられている間にスカートを降ろされた涼子の、スリップ姿で無力に立ちすくむ姿に嗜虐の欲望をたぎらせた明は、不意をついてスリップの裾をまくり上げ、肩紐をはずし、狼狽する涼子の身悶えをじっくり弄びながら、やがてブラジャーとパンティまで残らずむしり取って、盲目の少女を汗にまみれた裸ひとつに剥きあげる。厳しく脅された涼子は体を隠すこともできず、両手を背後にまわし脚を開いて立ったまま、羞恥に染まるピンク色の裸身を写真に撮られる。剥き出しの裸体のいたるところを針で突かれて抵抗を封じられ、きつい目隠しの下から涙を溢れさせて屈辱に泣きむせびつつ、秘裂をなぶられ、乳、首をいたぶられ、唇を奪われる美少女。壁際に追い詰められた涼子は立ったまま男の体を割りこまされ、目隠しの闇の中で処女喪失の苦痛を経験させられる。
【004】四つん這い剃毛儀式 [ 4 ]
破廉恥な姿勢をとらされた全裸盲目の俘囚に課されていく、火責めの拷問と剃毛の恥辱。
顔も名前もわからない男に処女を奪われた屈辱に慄える涼子に、股間の剃毛というさらなる辱めが襲いかかる。部屋の中央に引きずり出された美少女は、仰向けになって手足を床につき体を上向きに反り返らせた破廉恥なブリッジの姿勢を強いられる。一糸まとわぬ肉体を上向きに突きだして曝した珍奇な四つん這いの恥ずかしさと苦しさは、深窓の令嬢に耐えられるものではなかった。抵抗の気力も喪失して惨めに哀訴する涼子を撥ねつけながら、明は仰向けブリッジになった涼子の股を開かせ、その背の下に火のついた蝋燭を立てて苦しい体位を強要する。背中を焙られて尻を下げることも許されない少女の、捧げるように突き出された下腹にシェービングクリームが塗られ、可憐な繊毛が無情にも剃りあげられていく。自ら差し出すように突きあげた下腹に剃毛の屈辱を受けながら、背中を焙られる全裸盲目の美少女は、体力の限界まで手足を突っ張り続けるしかなかった。
【005】這いまわる白い牝馬 [ 5 ]
首鎖を絞られ尻を振りたてながら、盲目の美少女は白い仔馬となって惨めに這いまわる。
涼子は目隠しひとつの白い裸体に犬の首輪を嵌められ、その鎖を明に引かれながら部屋の中を四つん這いで追いたてられる。なついた犬のように裸の尻を振らされる惨めさに哀訴を噴きあげた美少女はさらに明の嗜虐を煽りたて、ガラスのマドラーを尻尾のように尻に突きたてられた哀れな姿で腰を振りながら歩まされる。明は四つん這いの少女を馬に見立ててその背にまたがり、尻から抜いたマドラーの先を少女の口に突っ込んで咥えさせると、首鎖を引き絞りながら這い回らせる。自分の肛門の異臭と温もりを伝えるガラス棒を口に咥えたまま、全裸盲目の美少女は男を背に乗せ尻を叩かれて四つん這いに歩む。
アヌスをなぶられるおぞましさに悲鳴をあげた白い牝馬は床に押しつぶされ、両手を後ろ手に縛られたうえで尻だけを持ち上げた浅ましい恰好にされて三個のイチジク浣腸を注入される。両手を解かれた涼子は再び四つん這いになって明を背に乗せ、薬液に排泄欲を煽られる無毛の下腹から浅ましい蠕動音を立てて歩き回らされながら、この苦役がこれから毎日続くことを告げられて絶望に打ちのめされる。便意を訴える哀訴をはねつけられ、汗まみれの裸体に男を乗せたままなおも這い回らされる壮絶な拷問苦の果てに限界を迎えた美少女は、排泄のための洗面器を探して盲目のまま室内を這いずりまわる屈辱を強いられ、しゃがんだ尻の下にようやく当てられた洗面器の中に激しい排泄を遂げる。垂れ流しの瞬間を写真に撮られ、汚れた尻を拭きながら惨めさにすすり泣く盲目の美少女は、残酷な凌辱者の顔も名前もわからぬまま、おぞましい俘囚の日々の初日を迎えたばかりであった。
| お馬の練習(おうまのれんしゅう) | … | 全裸に首輪を嵌められ、四つん這いの姿勢で背中に男を乗せて這い回らされる責め。 |
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| マドンナメイト『蘭光生の令嬢』版 [1991] | |
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| 蘭光生の令嬢 「盲目の俘囚」 | ![]() |
| マドンナメイト『教え娘犯す』版 [1987] | |
| 教え娘犯す 「盲目の俘囚」 | ![]() |
| サラブックス『教え娘犯す』版 [1981] | |
| 典拠 教え娘犯す 「盲目の俘囚」 |
![]() |
| 別冊SMファン 1973(昭和48)年7月号 | p. 218-249 | 盲目の俘囚 | 絵・沖渉二 | 単行本未収録部分を含む | 確認済 |
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本作の初出は「別冊SMファン」(昭和48年7月号)掲載の「盲目の俘囚」であるが、昭和56年にサラブックス『教え娘犯す』に収録されるに際してストーリーの一部が削除された。雑誌版と書籍版はともに全5節から構成されるが、雑誌版の第5節の後半部分がサラブックス版では省かれ、書籍版の第5節は雑誌版の半分程度の分量に短縮されているのである。この結果、ヒロインが浣腸されたうえでさらに「お馬」の練習をさせられ、洗面器に排泄するところを写真に撮られるという場面が、単行本ではまるごと消失している。
当サイトはサラブックス版を典拠としたが、削除された5節後半部を元の掲載誌により補ったうえであらすじをまとめた。
(注)雑誌版との異同に関する情報は、蘭光生スレpart4の879様の発言にて初出。