ないしん
[短編] 貞淑な人妻は悪徳産婦人科医の生贄となり、内診台に拡げさせられた女性器を弄ばれる。
最初の夫を事故で亡くしてから年上の産婦人科医と再婚した中条静江は、夫の連れ子の医学部入学への口利きを依頼するため寄付金を携えて大学教授の小田切を訪ねる。だが、夫の先輩でもある謹厳な産婦人科医が向ける視線が淫らな欲望をはらんでいることに静江は気づかなかった。研究への協力と偽って内診台に上げられた静江は騙されて四肢を拘束され、女性器へのおぞましい撮影と玩弄に曝されていく。夫への罪悪感に泣きながら、弱味を握られて為すすべもなく恥虐にまみれていく美しい人妻。産婦人科の内診台にあられもない開脚縛りにされた美女の裸体は、なに覆うものもない剥き出しの性器を弄ばれて情感豊かな女体を屈服させられる。弱味を握られて抗うこともできないまま、清楚な人妻は淫虐な教授の愛奴となる道を歩み始めていくしかなかった。
| 中条 静江 (なかじょう しずえ) | |
|---|---|
| 人妻 32歳 |
中条直彦の十八歳年下の後妻。二十歳で結婚したが事故で夫を亡くし、四年前に二十八歳で産婦人科医の直彦と再婚した。 処女 母 娘 姉 妹 従姉妹 伯叔母 近親 勝気 内気 異人 剥衣 撮影 恥毛 排泄 肉欲 膣交 淫具 菊門 拘束 射精 口唇 因縁 打擲 強要 虐待 刻印 |
| 静江 | ||
| 【001】歳の差再婚 | [ 1 ] | 静江 |
| 【002】入学の代償 | [ 2 ] | 静江 |
| 【003】人妻の女性器撮影 | [ 3 ] | 静江 |
| 【004】内診台上の生贄 | [ 4 ] | 静江 |
| 【005】大開脚アヌス責め | [ 5 ] | 静江 |
| 【006】人妻奴隷の奉仕 | [ 6 ] | 静江 |
【001】歳の差再婚 [ 1 ]
十八歳も離れた産婦人科医と再婚した美女は、幸せな生活の中で継子の進学に心を砕く。
二十歳で結婚した最初の夫を交通事故で亡くし、二十八歳の時に町医者の中条直彦と再婚した中条静江は、それ以来四年、十八歳年上の夫と穏やかな愛情を育み、継子の茂とも良好な関係を保って幸せな生活を送っていた。夫婦の今の一番の不安は間もなく医学部の入試を迎える茂の受験の成否にあったが、直彦は自分の母校でもある帝都医科大学のコネを頼り、多額の寄付金を納めることで息子の受験を成功させようとしていた。医科大の三年先輩で産婦人科の部長をしている小田切教授に寄付を申し出た直彦は、教授から指示されるまま金銭の持参を妻に委ねる。若く美しい妻の献身的な内助を得て幸福に満ち足りた直彦は、初々しく恥じらう妻を飽くことなく愛玩し、甘美な愛欲の時を過ごすのだった。
【002】入学の代償 [ 2 ]
入学の口利きのためと信じて破廉恥な撮影に応じた人妻が騙されて内診台に拘束される。
二日後の夜、控え目な洋装で小田切教授の自宅を訪問した静江は、持参の包みを差し出しすとともにあらためて息子の入学の便宜を頼み込む。五十三歳の精悍な教授が、まだ二十代にも見える静江の若々しい姿態に好色な視線を投げかけてくるのに静江は気づかなかった。訪問のついでに教授の研究への協力を求められた静江は、断るきっかけも得られず、教授の自宅に併設された婦人科の診察室に導き入れられる。誕生日と女性器の形態との相関関係を調べるため、日本女性の性器のデータを写真付きで収集するということが小田切教授の研究テーマであった。息子の医学部入学の代償と覚悟した静江は羞恥に苛まれながらも協力を受け入れ、下肢の下着を脱ぎ捨てて内診台に横たわる。教授の手で性器をくつろげられ写真を撮られる恥ずかしさに朦朧となった静江は、いつしか下肢が拘束されていることに気づくのが遅れる。両手も拘束され、教授の眼に邪悪な淫欲が浮かんでいるのに気づいた時、すでに静江は抵抗のできない内診台上の生贄となっていた。
【003】人妻の女性器撮影 [ 3 ]
淫虐な産婦人科医が本性を現す。人妻は内診台に開股縛りにされ性器を調べあげられる。
淫らな本性を剥き出しにした小田切教授は、内診台を覆うカーテンを取り払い、台の静江の上体を乗せた側を斜めに起こして、下肢を広げた美人妻の惨めな姿を明るい室内に曝しあげる。教授は静江の両脚の間からカメラを構えて、羞恥と狼狽に歪む美貌を女性器ともども写真に収める。致命的な破廉恥写真を撮られた絶望に慄えあがる静江は、厳しい口調で教授を咎めたのも無視され、強烈なライトを浴びせられビデオカメラまで向けられて、上体の衣服をも脱がされていく。ブラウスの前を開かれ、スリップとブラジャーを切断されて美しい乳房を剥き上げられた静江は、大きな姿見で自分の惨めな格好を見せつけられながら、初老の男の無遠慮ないたぶりに弄ばれる。
【004】内診台上の生贄 [ 4 ]
弱味を握られた美女への陰湿な玩弄。全裸で拘束された女体に次々と辱めが降りかかる。
まといつく衣服の残骸を頭から抜きとられた静江は、両手の拘束を解かれた上体をあらためて後ろ手に縛り上げられ、下肢は内診台に開脚させたままの姿でさらに写真を撮られる。一糸まとわぬ全裸に白熱のライトを浴び、夫の恩人である邪悪な権力者に女体のすべてを観察され記録される羞恥と屈辱に打ちのめされる静江。息子の将来を質に取られた美夫人は逆らうすべもなく、全裸開脚縛りのまま電話の受話器を押し当てられて夫に偽りの電話をかけさせられる。あまりの惨めさに泣きじゃくる静江は、教授の唇を拒もうとした罰に浣腸を宣告され、二百CCの薬液をアヌスに注ぎ込まれていく。
【005】大開脚アヌス責め [ 5 ]
白熱灯の下、尻に異物を押し込まれて性感を煽られた美女は汗まみれにのたうちまわる。
バケツに排泄した汚物を鑑賞された静江は、弛緩したアヌスにワセリンを塗り込めた淫具を挿入されて固定される。美夫人は異物に尻を埋め尽くされたまま、男の手でなぶられる自分の女性器を画面の中に見せつけられて恥辱に泣きむせぶ。開脚を強いる足台をさらに広げられて水平近くまで両脚を開かれた静江は、媚肉をなぶられながら唇を奪われ、肉欲のうちに貞操を崩され屈服していく。濡れそぼつ秘肉を教授の怒張で貫かれた静江は、夫に顔向けのできない淫らな女体の崩壊に慟哭しながら、拒むすべのない快楽にまみれて生汗のなかにのたうっていくのだった。
【006】人妻奴隷の奉仕 [ 6 ]
命運を握られて愛玩奴隷となった人妻は、男の膝下に跪き惨めな奉仕に溺れ込んでいく。
十日後、静江は再び小田切教授の診察室に呼び出される。息子の入学のための一度きりの屈辱と覚悟する清楚な人妻は、ビデオや写真を脅迫材料にして不義の関係を続けようという小田切の卑劣な底意を知るよしもなかった。あらかじめ指示されたとおり、下着もつけない下腹にアヌス拡張バンドを腰に装着してきた静江は、命じられるままスカートをまくり上げて、貞操帯を食い込ませた股間をさらけ出す。男の眼前でみずからベルトを抜き去った人妻は、包帯で後ろ手に縛られて床に正座させられ、ノーブラの胸元をまさぐられつつ、立ちはだかった小田切の男根をしゃぶって奉仕させられる。うつ伏せに突き倒され背後から貫かれていく静江は、愛する夫の面影を追いながら果てしない屈辱に耐えるしかなかった。
| SMファン 1979(昭和54)年4月号 | p. 80-108 | 内診台の令夫人 | 絵・鬼頭暁 | 単行本未収録部分を含む | 確認済 |
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本作の初出は「SMファン」誌(1979年4月号)掲載の「内診台の令夫人」であるが、1981年にサラブックス版『美姉妹犯す』に収録されるに際してストーリーの一部が改変された。雑誌版「内診台の令夫人」では全6節から構成されていた物語が、サラブックス版では最後の1節が取り除かれて全5節に短縮されている。また第5節冒頭の十数行が削除されている。この修正は、1986年のマドンナメイト版『美姉妹犯す』でも踏襲されている。
1. 第5節冒頭
単行本第4節の末尾は、ヒロインの静江が浣腸の前触れとしてアヌスを指で抉られるところで終わる。第5節の冒頭ではすでに排泄までが済んでおり、肛姦のため静江のアヌスにワセリンが塗り込められる場面から始まっている。
雑誌版でも基本的に同じ展開だが、第5節の冒頭で、排泄直後の静江がバケツに溜まった汚物を品評されて辱められる描写が挿入されている。
「いやあ、美しいお顔に似合わず、もの凄いご立派なものを出しましたなあ」
気も狂わんほどの羞恥の排泄作用が終ると、バケツの中をのぞきながら小田切教授が静江夫人を苛めにかかる。
「ほれ、こんな太いやつ……。健康な証拠ですよ。ご主人は奥さんがこんなのを出すの、ご存知ないんでしょうが。パラフィン加工して保存しておきたいですな、ええ?」
「………」
言うべき言葉を失い、屈辱で白い裸身をふるわせている静江夫人の蝋人形のように蒼ざめた顔を小気味よさそうにのぞきこみ、
「せっかく括約筋が弛緩したことだし、もとどおりにする手はありませんな」
「SMファン1979年4月号」p.99-100、5節冒頭
最後の「せっかく括約筋が……」という小田切の科白が、単行本第5節の冒頭にあたっている。
バケツに排泄させて太さを品評とか、パラフィン加工して保存だとか、精神的にハードな責めが繰り広げられており、むしろ削除されたことが悔やまれる。
2. 第6節
雑誌版にしかない第6節では日時が変わり、十日後に静江が再び診察室に呼び出された場面となっている。すでに小田切の言うなりになっている静江は、アヌス拡張バンドを自分の手ではずしたうえで跪き、小田切の怒張をしゃぶらされてから後背位で犯される。
最後の後背姦は膣姦か肛姦かが明示されていない(おそらく肛姦)が、そもそもアヌスは、初日の浣腸直後にも犯されている(第5節)。第6節は、わざわざ別日を設定したわりには責めの内容にメリハリがなく、話の締めくくりも盛り上がりに欠ける感が否めない。単行本収録に際して第6節が削除されたのは、そういった事情も考慮してのことだろうか。
当サイトはサラブックス版を典拠とするが、雑誌版の内容を取り入れて第6節の紹介を追加した。また第5節のあらすじにも若干加筆した。(2025-11-01)