ちぐさ文学館

シチュエーション
連続いかせ地獄 (塚本 映子)

哀願を無視して何度も連続で気をやらされる。
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塚本 映子 [ 女子高生 / 17歳 / 単発凌辱型 ] - 『卒業期』<10>映子の凌辱
 弟の眼前で犯されて生まれて初めて気をやった後、抜かずに座位で貫かれ立て続けに絶頂へ追い込まれる。
   自分を悶え泣きさせながら、そんなこと知らぬげに平然と構えていられることが、映子には驚異だった。彼の場合はいつも射精が早過ぎて、もう少しというところで快感の絶頂を掴むことができなかった。ところがこの男は自分を死ぬほどの思いにさせながら平然としている。心の底から敗北感に打ちのめさずにはいられない。
 ところが映子の息づかいが収まるのを見て、男が言いだしたのだ。
「昇りつめることを覚えたところで、その要領を忘れないうちに復習といくかね」
「いやあッ」
 思わずのけぞり叫んだ。体はクタクタ頭はまだポウッとしているのにこれ以上されたらと思うと恐怖すら感じた。
「若いもんが一度気をやったくらいでイヤはないだろう」
 笑いながら松岡は映子を抱き起こした。
「気分を替えて今度は抱っこだ」
 あぐらにまたがらされた。いや――と顔を振りたてるいとまもなく、ふかぶかと奥まで突き立てられた。
「ヒイイ……」
 さっきよりさらに深い突き上げに最初から眼が昏んだ。自分が弟と間近に向き合い、ゆさぶられるままによがり声をあげて悶える顔をつぶさに見られている羞ずかしさなど、どこかに消し飛んだ。
「いやッ、いやッ、死んじゃう……いやああ……」
 怖ろしいほど衝き上がってくる快感に、映子は泣き叫んだ。力を喪ってぐらぐらする首を抱え込まれて口を吸われても拒む力はなかった。そうやって最後まで拒んで来た唇まで許してしまうと、もう何もかもこの男のものという気持ちになった。

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