ちぐさ文学館

シチュエーション
背面座位 (八代 法子)

男のあぐらの中に前向きに抱かれて貫かれる。
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八代 法子 [ 令嬢・OL / 22歳 / 長期監禁型 ] - 『姦虐ゲーム』<18>地下室の公開凌辱
 婚約者の眼前で何度も気をやらされ背面座位で服従の言葉を言わされる。
   晃は上体を仰向けに倒し、結合の部分を軸にして法子の体をクルリと一回転させた。
 法子は悲鳴をあげた。あわてて体を前に伏せようとするのを背後からガッシリ抱きすくめた。
 いまや法子は晃の膝の上にうしろ向きにまたがった恰好になった。晃と連結した体をそっくり信哉に曝すかたちだ。
「どうだ。こんな恰好でつながられるなんて、並の男にできる芸当じゃないんだぜ」
 晃は縄目からとび出した法子の汗まみれの乳ぶさを両手でいじりまわしながら、言った。
 信哉はブルブル慄えながら、眼をそらした。しかし、怒りと嫉妬に血走った眼は、一瞬のうちに見るべきものは見てしまっていた。
 裂けんばかりに開かされた真っ白な股間に、これがあの法子のものかと疑われるような毒々しい花が蜜に濡れそぼって咲いていた。そしてその花は逞しく濡れ光る凶器をいっぱいに咥えていた。
 汗を光らせてうねりのたうつ白い腹が、まがまがしく網膜に焼きついた。
 乳ぶさをこねまわす手の大きさが、白く美しい獲物を捕えた毒蜘蛛の触手を思わせた。
 そして、振り乱される黒髪、噴きこぼれる悲鳴と泣き声。
 それはつい昨日まで世の男たちの賛嘆と憧憬とを一身に集めていた矜り高い令嬢の姿とは、とても信じられなかった。
 そこに居るのは男の暴力に屈し、汚辱にすすり泣くか弱いただの女に過ぎなかった。

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