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シチュエーション
処女のまま絶頂 (桜井 安芸子)

処女を奪われる前に女の悦びを経験させられる。
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桜井 安芸子 [ 女子高生 / 17歳 / 脅迫呼出型 ] - 『悶え火』<06>レズの淫ら罠
 知り合いの少女の部屋でレズ愛撫を受けて絶頂を極める。
   玲子は舌にピリッとくる処女の蜜を、たんねんな動作で吸った。柔らかに重なった襞を分け入り、ひるがえってただ一点コリッと触れてくる感覚の塊を優しく愛撫する。どこもかしこも、生まれて初めて知る妖しい刺戟にヒクヒク慄えおののいていた。
「ヒ、ヒ、ヒ、……」
 と笑っているのか泣いているのかわからない声をあげて、安芸子がおののく尻を浮かす。逃げようとして膝を立てるのだが、すぐ力を失って、パタリと倒れる。
「いや、いや、いや」
 ほとんど仔猫の甘える鳴き声と聞こえる鼻声が続き、それがやがてしゃくりあげる情感にせかれたかと思うと、押し殺したすすり泣きに変わった。身悶えにねっとりとからみつくような風情があらわになった。それが時折さざ波立つような痙攣にひきつり、大きく引き離された両足の指がひろがる。
「やめてェ……」
 泣きながら、安芸子が訴えた。腰の動きが動物的な激しさを見せはじめた。自ら舌に柔肌をこすりつけてくるのだ。
「……変になるう……」
 白いのどを顫わせて、のけぞった。
「いいのよ、変になっちゃいなさい」
 玲子は舌と唇に秘術を凝らした。強く弱く、急所を見つけては啜り、ころがし、ときには軽く歯を当てた。
「あ、だめよッ……もう、だめ……」
 号泣を爆発させた安芸子は、あられもなく腰を高々と持ちあげて、あおのけざまに突き出した腰から太腿に激しい痙攣を走らせ、熱い悦びのほとびりを玲子の顔に浴びせかけた。
 そのままの恰好で幾度か痙攣の波を全身に走らせたのち、汗に光る体は絶息したもののように、がっくりと崩れた。

桜井 安芸子 [ 女子高生 / 17歳 / 脅迫呼出型 ] - 『悶え火』<08>汚辱の美少女
 二人のチンピラの見る前で、ベッドに大の字に縛られた裸身にレズプレイを仕掛けられ、シックスティナインで絶頂を極める。
  「だめよ、玲子さん、ねえッ……」
 時折堰が切れたようにとりとめない声が噴出する。あふれた蜜をかきまわすように動く玲子の舌が、ミルクを舐める猫のような音をたてているのだ。濡れそぼった内股が痙攣したかと思うと、ぐったりと投げ出されて、悩ましげなうねりを見せる。やがて、
「いや……いや……もう……」
 消え入るような啜り泣きを洩らしながら、安芸子は万策尽きたように、汗に光る裸身をのたうたせつつあからさまな悦びの声をあげはじめた。
(…中略…)
 安芸子の四肢を激しい痙攣がよぎった。
「あ、だめッ……安芸子、もう……」
 唇を離した安芸子は声を放って泣きだした。泣き声は内から打ち寄せる官能のうねりに中断されて、イイッ、といきむような顔つきになる。
「ああ、安芸子……」
 玲子が背すじをブルブルふるわせて、あごを突き出した。
「玲子さんッ……安芸子、死ぬう……」
 硬直した玲子の体を跳ね飛ばすような激しさで安芸子の体が弓なりにそりかえり、同時に少女とはとても思えない獣じみた呻き声を長く発して、ガクリ、と崩れ落ちた。

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