ちぐさ文学館

場面
消える女たち [ 3-6 〜 4-2 ]

<06>消える女たち
『異界の肉奴』 <<前へ 次へ>>
 くたくたになるまで責め抜いた妙子をようやく解放して送り返した後で狂乱から醒めた淳と佐々木は、親しいSMマニアに共通して起こった不思議な現象の正体をいぶかりつつも、選ばれる女が似たような長髪の美人であること以外、なんらの手がかりも掴むことができなかった。その四日後の早朝、徹夜仕事で憔悴した淳のもとに訪れた刑事がもたらしたのは、数日前から行方不明になっていた内藤純子が記憶を失った全裸の状態で発見されたというニュースであった。淳と別れた翌日から消息を絶っていた純子は、枷と鎖の拘束の痕を四肢につけられ鞭による裂傷を尻に刻み込まれて錯乱に陥ったまま街をさまよっていたのだ。刑事に伴って病院を訪れた淳は純子の母親とともに放心した純子に対面するが、屍のようになった女子大生は唐突に恐怖と嫌悪に取り憑かれ、意味不明の叫びとともに呻きを噴き上げて悶絶する。
 淳は新宿の喫茶店に呼び出した佐々木に事件の顛末を語って真相を推測しながら、浮浪者の集団による美女の拉致監禁凌辱のアイデアへと妄想をふくらませていく。だが、妙子との連絡があれ以来つかないでいることを佐々木が洩らすと、奇怪な能力を身につけた二人の男は不吉な予感にとらわれ始める。
 
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