ちぐさ文学館

場面
異界の能力 [ 10-3 〜 10-4 ]

<22>異界の能力
『異界の肉奴』 <<前へ 次へ>>
 翌日の午後、何とはなしに桑ひろみの部屋の前に立ち寄った淳は、尾行していた巨漢の刑事・中原に呼びとめられ、桑ひろみとの関係を問い質される。内心の動揺を隠しながらひろみとの関係を言い繕おうとする淳に、ふいに降りてくる異界の能力。強力な視線で中原の精神力を屈服させた淳は、純子の事件の際に取られた指紋からひろみ誘拐の嫌疑が我が身に及んでいることを中原に白状させる。異能を得て自信にあふれた淳は、立ち去り際に中原の脳を灼いてこの日の記憶を失わせる。
 
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 シチュエーション:-

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ちぐさ文学館 - 異界の肉奴 - <22>異界の能力
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