ちぐさ文学館

女性キャラクター
桑 ひろみ (くわ ひろみ)

ひろみ 『異界の肉奴』 ( 327 位/406人中 )
キャリア 桑 ひろみ (くわ ひろみ)
JBCテレビのニュースキャスター。赤坂に住む。
20代
長期監禁型
処女 勝気
剥衣 愛撫 緊縛 強姦 磔刑
撮影 張形 吊刑 監禁 破瓜
剃毛 絶頂 後背 服従 鞭打
排泄 座位 荒淫 輪姦 拷問
環視 近親 菊門 口淫 刻印
異界の肉奴
14 新たな獲物 [ 6-4 〜 7-1 ]
ひろみ:
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 シチュエーション:-
 眼差しにはキャリア・ウーマンとしての矜りと知性の光がきらめいている。
 遠藤由美子の謎の失踪を報道で知った淳は、自分と佐々木を凶悪な凌辱行為へと駆りたてる奇怪な異能と失踪した女たちの消息に思いを巡らせつつ不気味な戦慄にとらわれる。不安な日を送った淳が夜になって何気なしにつけたテレビのニュースが、その日記憶喪失で発見された全裸の若い女の事件を報じた。愕然とするのも束の間、事件を報道する美人キャスター・桑ひろみの知的な美貌を眼にした淳は、再び異能の衝撃に襲われる。同じ経験をした佐々木はその夜淳のアパートを訪ねて、新たな獲物に選ばれた小憎らしい才媛美女への凌辱計画を興奮しながら語りたてる。あらがい切れぬ情欲の衝動に突き動かされる一方では、凄惨な末路をたどる女たちへの憐憫をも抱き始めた淳と佐々木の前で、由美子の恥毛が再び奇怪な放電を始めて美少女の凄惨な映像を浮かび上がらせる。全裸の四肢を大の字に張り伸ばされた美少女は見えない鞭に打たれるかのように華奢な肢体をのたうたせ、苦悶に喘ぎながら声もなく悲鳴を上げ続けていた。暗澹とする二人は後日、新たに発見された女が妙子ではなく二人の知らぬ女歯科医であったことを知って混乱を深める。他の異能者の存在を予感し深まりゆく謎に動揺しながらも、淳と佐々木は赤坂に住むひろみの襲撃計画に余念がなかった。
15 美人キャスター襲撃 [ 7-2 〜 7-4 ]
ひろみ:
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 シチュエーション:-
 すっかり前が割れたジーパンの奥から淡いピンクのパンティが顔をのぞかせた。
 下見を兼ねてひろみのマンションに赴いた淳は、同じ建物に編集部を置いている知り合いの雑誌編集長・神崎を訪ねて喫茶店でSM談義にふける。偶然にも同じ店に姿を現した桑ひろみの美貌を目の当たりにして衝撃を受けた淳は、欲望に衝かれるまま単独でひろみ襲撃の決行に踏みきる。神崎と別れて部屋の前でひろみが戻って来るのを待ち伏せた淳は、異能の視線でひろみの精神に侵入し、恐怖と怯えに支配された知的な美人キャスターを部屋に押し込む。慄えながら哀訴するひろみを床に押し伏せて猿轡を噛ませ後ろ手にくくり上げた淳は、恐怖にすくみ上がるひろみの肉感的な肢体から衣服を剥ぎ取ってピンクの下着をあらわにしていく。
16 ひろみ肉玩弄 [ 7-5 〜 7-7 ]
ひろみ:
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 シチュエーション:-
 個性的な美貌と男にひけを取らぬ知性とチャーミングな声とで売り出して来たTVキャスターが、いまそれらすべてを無視されて、女の肉体そのものとして吟味されるのだ。
 襲撃の成功を電話で佐々木に伝えて呼び出した淳は、佐々木の到着を待つ間、普段なら男を鼻にもかけぬ美貌を哀訴に歪めて泣き悶える知的な美女をじっくりといたぶりにかかる。ピンクのブラジャーとパンティだけの下着姿に剥かれて羞恥に突っ伏して泣くひろみの健康的な小麦色に焼けた上体から肩紐を切り取られたブラジャーがむしり取られ、硬さの残る豊かな乳ぶさが荒々しい愛撫に揉みなぶられる。嫌悪と屈辱に泣きじゃくる美人キャスターは猿轡の奥から慟哭を噴き上げつつ、パンティを剥き下ろされて艶やかな恥毛をさらけ出す。両手をあらためて前に縛られたひろみは絨毯に俯伏せに押し伏せられ、両脚を大きく拡げた人の字に縛りつけられて白い尻をうごめかせる。喘ぎ泣くひろみの口から猿轡をはずし取った淳は、高慢な美人キャスターの尻にベルトの鞭を容赦なくたたき込んで知的な才媛を泣きわめかせる。激痛にのけぞり、尻の縦横に鞭痕を刻んで屈服の悲鳴を上げながら泣きむせぶひろみは、鞭打ちに火照る尻のあわいからアヌスと秘裂にいたぶりの手を伸ばされて汚辱に泣きわめく。男の経験の浅い肉体に想像を絶する淫靡な玩弄を加えられた美人キャスターは、女肉の玩具へと堕ちていきながら弱々しくすすり泣くばかりだった。
17 理知の崩壊 [ 8-1 〜 8-4 ]
ひろみ:
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 シチュエーション:-
 ひろみは生まれて初めてのドス黒い縄目を白く柔らかな肌になかば食い込ませて、その苦しさに全身でヒイヒイ泣くような喘ぎを洩らしている。
 知らせを受けて急ぎ駆けつけた佐々木とともに、淳は尻の穴まで曝した俯伏せ開脚縛りですすり泣く美人キャスターの女肉をさらに責める。淳の指で尻の穴を抉られて悲鳴を噴き上げるながら、悩乱の表情を佐々木に覗き込まれてひろみはむせび泣く。アヌス責めにのたうつ知的な美女は佐々木の手で引きずり起こされて後ろ手に緊縛され、乳ぶさを絞り上げられ腰縄まで打たれた屈従の姿でベッドに投げ出される。暴れまくる体を淳に押さえつけられ、理知の輝きを剥ぎ取られて絶望に泣きじゃくる無力な女体へと堕ちた美女は、割り裂かれた股間のはざまを佐々木の怒張で貫かれていきながら汚辱の呻きをほとばしらせる。激しく揺さぶりたてられて官能を崩された美人キャスターは、断末魔の痙攣とともに絶頂を極めて佐々木の精を子宮に射込まれる。
18 ひろみの服従 [ 8-5 〜 8-7 ]
ひろみ:
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 シチュエーション:-
 あとはポロポロ涙を噴きこぼしつつ口の中を荒らしまくられている顔を撮られるがままになった。
 放心して伸びきったひろみは敗残の裸形を写真に撮られ、嫌悪にもがきまくる体を押し伏せられて尻の穴に二百CCの浣腸液を注ぎ込まれる。ぶら下がり健康器に大の字に拘束された美人キャスターは、凌辱にまみれた無残な裸体を余すところなく撮影されながら、衝き上がる便意に生汗を噴いて悶える。後ろ手縛りのままトイレの便座に座らされ、屈服の誓いをたてさせられたうえで激しい排泄を遂げたひろみは、女の矜りを打ち砕く浅ましい排泄の後始末を淳の手に委ねながら、あらゆる抵抗の気力を失っていた。部屋に引きずり戻されたひろみは跪いた口元に突きつけられた淳と佐々木の怒張を代わるがわる咥えさせられ奉仕を強いられながら、涙を噴きこぼす恥辱の表情をカメラに記録されていく。海老縛りを俯伏せでベッドに転がされて尻を高々とかかげたひろみは、惨めな哀訴とともに恐怖にわななく尻の穴を淳の怒張に押し破られる。激痛と異様な刺戟に苦鳴を噴いてのたうちまわる美人キャスターの凄艶な美貌に繰り返し浴びせられるカメラのフラッシュ。美肉を責めたてられつつやがて性の愉悦に支配され尽くした知性派の美女は、なまなましい呻きを絞って淫らな絶頂の時を告げ、痙攣する直腸に精を射込まれて白眼を剥いて失神する。
19 ひろみ穢し尽くし [ 9-1 〜 9-5 ]
ひろみ:
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 シチュエーション:-
 続けさまに二度も昇りつめたひろみは、あとは死んだようにゆさぶられるがままだ。
 突き上げた尻から血と精液を垂れ流して失神しているひろみに対して、嗜虐の欲望をさらに昂ぶらせた佐々木と淳はなおも苛酷な責めを加えていく。ベッドに横たわった淳の腰をまたがらされ、そそり立つ怒張の上に下肢を抱えて降ろされていくひろみ。泣き叫びながら串刺しにされた美女は腰を打ち据える佐々木の鞭に強いられてみずから腰を振りたてる。淳に抱きとめられて俯伏せになったひろみの尻の穴に佐々木はクリームを塗り込め、恐怖と苦悶に絶叫する美女の尻を犯していく。二人の男を同時に受け入れさせられて汗まみれの裸体を痙攣させるひろみは、快楽の玩具と化した女肉を二本の剛直で擦りたてられて錯乱の悲鳴を噴きこぼしつつ絶頂を極める。凄まじい肉の愉悦に続けざまに昇りつめ、快楽に痙攣する白い肉塊となって悶えのたうつひろみ。瀕死の肉体を床に引きずり下ろされて正座させられた美人キャスターは、自分を凌辱した二本の怒張を同時に咥えさせられて惨めに呻き泣く。凌辱にやつれきった後ろ手縛りの裸体を正座させられ、知的な美貌を曝し上げられた美人キャスターは、佐々木の白濁を顔一面に撒き散らされて慟哭する。
20 消えた美人キャスター [ 9-6 〜 9-7 ]
ひろみ:
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 シチュエーション:-
 胯間の毛を失っているために全裸がさらに剥き出しの感じだ。
 顔一面を佐々木の精液に汚されたひろみは、淳に風呂場に連れ込まれて体を洗われる。羞じらう美人キャスターの汚穢にまみれた股間を手ずから清めた淳は、跪かせたひろみに猛り立つ怒張を洗わせながら、屈服を遂げた美女に対するさらなる辱めを思いついていた。淳は部屋に連れもどしたひろみを前手縛りにしてブラ下がり健康器に吊り、脚を拡げて固定した美女に剃毛の恥辱を言い渡す。知的なテレビキャスターは想像を越える辱めにむなしく泣き叫びながら、石けんで泡だてられた下腹の繊毛を根元から刈り取られた。
 翌日の夜、淳のかすかな懸念のとおり、桑ひろみは常連のニュース番組に姿を見せなかった。佐々木が憤懣にかられて剃り取ったひろみの恥毛を取り出すと、不気味な放電とともに幻影となって浮かび上がった全裸のひろみが、二人の前で淫らな踊りを踊る。そして淳と佐々木にとって、その陰鬱な映像以外には、桑ひろみの姿を眼にすることは二度とできない定めなのであった。
21 迷走する捜査 [ 10-1 〜 10-2 ]
ひろみ:
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 シチュエーション:-
 が、一方では(これはママには内緒のことだが)美貌と才智を鼻にかけて男など眼中になげなインテリ女やキャリアウーマンの類が何者とも知れぬ無頼集団に拉致され、素っ裸に引き剥かれて凌辱と暴行の限りを尽くされた上、痴呆となって街に放り出される――このような事件の続発を内心いささか後ろめたい快哉をもって迎えたい気がするのも事実であった。
 その後数日、異能の発動をおそれて自室に引きこもりがちな淳をよそに、消えた女たちは現れる気配もなく時が過ぎていった。不安に苛まれて久しぶりに「朱惨奴」に赴き、錯乱状態のまま帰郷した純子の消息を伝え聞いた淳は、捜査当局が都内のポルノ業界や浮浪者たちに捜査の手を伸ばしていることをママから聞かされる。高学歴のインテリ美女ばかりを狙う謎の誘拐犯人に対する捜査網が、自分の周囲にも及びかねないことを思って、淳の不安は増していった。
22 異界の能力 [ 10-3 〜 10-4 ]
ひろみ:
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 シチュエーション:-
 凌辱のその時その時に見せた美人キャスターの表情が悲鳴が呻きが、日が経つにつれて鮮明によみがえって来るのだ。
 翌日の午後、何とはなしに桑ひろみの部屋の前に立ち寄った淳は、尾行していた巨漢の刑事・中原に呼びとめられ、桑ひろみとの関係を問い質される。内心の動揺を隠しながらひろみとの関係を言い繕おうとする淳に、ふいに降りてくる異界の能力。強力な視線で中原の精神力を屈服させた淳は、純子の事件の際に取られた指紋からひろみ誘拐の嫌疑が我が身に及んでいることを中原に白状させる。異能を得て自信にあふれた淳は、立ち去り際に中原の脳を灼いてこの日の記憶を失わせる。
37 異界の肉奴たち [ 16-5 〜 17-3 ]
ひろみ:
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 シチュエーション:-
 その桑ひろみが、こちら側の世界のそのようなあらゆるものを無視され剥き取られて、一個の生ける泥人形としてもてあそばれ、小便を垂れるところまでさらけ出しているのだ。
 淳の部屋に腰を据えた二人は酒の酔いに緊張を紛らしながら、アシルから渡された女たちのビデオをかける。だがそれは、異界人の檻に囚われて肉奴の運命を与えられた女たちへの酸鼻きわまる性の蹂躙のさまを克明に記録した、悪夢のビデオテープにほかならなかった。
 固定されたカメラに映し出されるコンクリートの床と鉄壁が剥き出しの殺風景な部屋に、鎖付きの手枷と足枷を嵌められた山之内詠子が全裸で追い立てられてくる。白い肉のけだものに堕ちた元女優の国会議員の美女は凄惨な監禁生活にやつれはてた表情をカメラに曝されたうえ、全身を黒タイツで覆った異界の男の足元に跪かされ、乗馬鞭で気まぐれに打たれながら口淫の奉仕にはげむ。ふいに画面が切りかわると、天井から水平に吊された鉄パイプに、篠原妙子の変わり果てた肉体がくくりつけられて宙に揺れていた。パイプの両端に拡げた両足をつながれ、その中央に両手をくくりつけられた知的な女流ピアニストは、開脚のうえ二つに折った窮屈な裸形に悲惨な鞭痕を刻んだ姿のまま、長く厳しい呵責に生気を失った虚ろな美貌をがっくりとのけぞらせて身動きもしない。新たな異界人が現れて宙吊りの白い肉を回転させ、はだけた股間をカメラに向けて犯し尽くされたアヌスのありさまをさらけ出す。股間を鞭で打ちたたかれて激痛にのたうちまわりながら股間を濡らした妙子の肉体は、異界人の腰の高さまで鎖を下げられ、宙吊りのまま巨大な怒張に貫かれていく。苦痛と快楽にきしむ白い肉に堕ち、喘ぐ口ももう一人の異界人にふさがれて上下からめちゃくちゃに揺さぶられた妙子は、乳首と肉芽を揉まれ恥毛をむしられる凄惨な凌辱の果てに内股を痙攣させて昇りつめる。異界人たちの想像を絶する残酷さに暗澹とする淳と佐々木の前で悪夢のビデオはさらに進み、X字架に四肢を張り伸ばされた遠藤由美子の華奢な裸体を映し出す。鉄環を嵌められた手首足首を白木にボルト留めにされた大の字の美少女アイドルは、いたるところに無惨な鞭痕を刻まれた稚い無毛の肉体を曝したまま黒い首輪の鎖を頭上に吊られて、激しい苦悶にやつれ果て放心しきった虚ろな表情を宙に投げていた。溌溂とした美少女の凄惨ななれの果てに息を呑む淳と佐々木をよそに、猛りたつ異界人が由美子の裸形をいたぶりまわして稚い肉を性感に昂ぶらせていく。玩弄される由美子の下腹がクローズアップされると、そこには二枚の襞肉を縫い合わせて金のリングがピアシングされ、容赦なく引き伸ばされる美少女の女の秘肉が、濡れをしたたらせながらよじれうごめいていた。X字架が四十五度に後傾し、磔のままの由美子の股間に異界人が巨大な剛直を押し込んでいく。稚い肉を引き裂かれていく可憐な女子中学生のボロボロの裸形は、長い監禁と凌辱の間に幾度となく繰り返されてきた呵責になおも悶え苦しみ泣き叫びながら、凄惨な絶叫を噴き上げていくのだった。女たちの最後に桑ひろみが登場したとき、後ろ手枷と足枷を嵌められ首輪を吊られたその裸形に、淳と佐々木はかつての知的なキャスターの面影を見出すことができなかった。恥毛を許されないのみならず美しい黒髪をも丸坊主に剃り上げられ、文字通り無毛の肉塊へと堕とされたひろみは、鼻に金の鼻環をぶら下げられて、理知の輝きを失った瞳をうつろに見開いていたのだ。女の美を徹底的に破壊する異界人の嗜虐欲に憤激する淳と佐々木の前で、鞭で強いられたひろみが脚を拡げさせられると、ラビアに嵌められたリングと包皮を切除された肉芽があらわになって、美貌の才媛キャスターが肉人形へと堕ちたさまをさらけ出す。股間のリングに分銅を吊られたうえ鼻環を鎖で吊り上げられた白い雌肉は、体の前面を鞭で激しく打ちまくられ、凄艶な絶叫を噴いてのたうつ。裂けた鼻から血を流し股間の分銅を揺らしながら全身を痙攣させて哀訴の悲鳴に泣き叫ぶ肉玩具は、乳首とクリトリスを打たれる激痛に失神し、乳ぶさにも腹にも下腹にも鞭痕を刻まれた痛ましい女体から失禁して尿を垂れ流す姿をさらけ出す。首鎖をゆるめて膝をつかされ上体を前に倒されたひろみは背後から異界人に貫かれ、股間の分銅を揺らしながら揺さぶられる。鼻を吊られた美人キャスターの喘ぎ泣く口に、もう一人の異界人が怒張を押しつけて咥え込ませる。挟み打ちにされて苦悶によじれるひろみの姿を最後に、ビデオは哀れな女たちが引きずり込まれた二度と戻れぬ性奴の境遇を冷酷に報告し終えて切れた。
 女たちの運命のあまりの苛酷さに打ちひしがれ自責の念に駆られた淳と佐々木は、凌辱から手を引くことを望みつつも、異界人の能力に逆らうすべを見出すすべもない。しかし、狂気の嗜虐の新たな生贄に今日加えられたばかりの薫子の境遇を思いやって絶望に沈む佐々木とは別に、淳の胸中には、異界人の残虐さへの嫌悪とともに、激しい昂ぶりが湧き上がってもいるのだった。
ちぐさ文学館 - 異界の肉奴 - 桑 ひろみ
原作品の著作権は千草忠夫氏に帰属します。 Copyright(C) 2005-2006 イナギ