ちぐさ文学館

場面
主従逆転 [ 7-5 〜 7-9 ]

<20>主従逆転
『淫狼』 <<前へ 次へ>>
 葉子のマンションの堅固な保安に落胆し、誘拐から数か月の監禁の間に弓子が受けたであろう屈辱の責めに妄想を馳せた太一は、寒中の尾行がたたって風邪に倒れる。ヨネ婆さんも百合子も不在の年末に自室で寝込んでいた太一に、女主人の立場も顧みず献身的な看病を尽くす理恵。高熱にうなされる中で夫人への欲情を高めた太一は、食事を運んできた理恵に錯乱したかのように襲いかかる。屋敷の中へ追いつめられ、抵抗を封じられて女主人の威厳を踏みにじられた理恵は、あの屈辱の夜と同じ居間へ運ばれ、後ろ手縛りに馬乗りになられて着物を引き剥かれていく。足首を帯でくくられて懸命のあらがいに転げ回りながら、むなしく全裸にされた理恵は、情けをかけてやった年下の使用人に裏切られ凌辱される屈辱に泣き顫える。太一はおぞましさに身悶える理恵の全身に口づけを這わせてねぶり上げ、熟れた女体を官能に屈服させていく。脚を割り拡げて固定された敗北の裸形を使用人の好色な眼に曝して、極限の羞恥にすすり泣く美夫人。アヌスの性感を責めたてられて淫らな悶え泣きにうねる理恵の汗まみれの体は、もはや快楽に捧げられた白い生贄でしかなかった。
 
理恵 人妻・愛人 30代前半 脅迫呼出型 処女 勝気
剥衣 愛撫 緊縛 強姦 磔刑 撮影 張形 吊刑 監禁 破瓜 剃毛 絶頂 後背 服従 鞭打 排泄 座位 荒淫 輪姦 拷問 環視 近親 菊門 口淫 刻印
 シチュエーション:-

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