ちぐさ文学館

場面
夕子快楽責め [ 6-4 〜 6-6 ]

<30>夕子快楽責め
『嬲獣』 <<前へ 次へ>>
 激しい快楽責めの果てになおも吊られたままの夕子は、明子の手で浣腸をほどこされて四百CCの石けん液を注入される。苦悶に呻き泣く夕子の尻を激しく鞭打ちながら昂ぶった明子は、せくり上がる情感を抑えきれずに表川の怒張にむしゃぶりつき、そのまま押し倒されて甘美な結合を遂げる。便意と掻痒感にのたうちながら恨めしげに凝視する夕子の前で、表川に愛されながら激しく絶頂を極める明子。ようやく吊りを解かれた夕子はトイレに押し伏せられ、明子の愛液に濡れそぼつ表川の怒張を口で清めさせたうえで排泄を許される。浴室でシャワーを浴びながら表川に愛撫され怒張を咥えたてて奉仕した夕子は、絨毯の上に俯伏せに転がされ、鞭痕の残る尻に赤い蝋燭の蝋涙を垂らされ尻の穴に熱蝋を注ぎ込まれて絶叫する。仰向けにされ、乳首と下腹を蝋で灼かれつつ痙攣する夕子は、剥き出しにされた肉芽に蝋を垂らされて跳ね躍りながら、明子の手にしたバイブを抉り込まれていく。極限の苦痛と快楽に痙攣しながら何度も絶頂を極めて伸びきった美夫人は、オイルを塗り込められた尻をもたげさせられ、表川の怒張でアヌスを貫かれて悦びのおめきを噴いてのたうつのだった。
 乱淫のさなかにかかってきた百合子からの電話で逢い引きの約束を取り付けた表川は、二日後、学校帰りの百合子をホテルに呼び出した。苛酷な経験で処女から女へと開花させられて憂愁の影をまとった美少女は、表川に心身を委ねきって愛戯に溺れ込むふうだった。
 
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ちぐさ文学館 - 嬲獣 - <30>夕子快楽責め
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