紗代は四つん這いで寝床の周囲を這いまわらされ、佐野の鞭を尻にたたき込まれながら浅ましい屈服の言葉を口にさせられる。女にあるまじき卑語を口にした紗代は丸めたマットに四肢をくくりつけられ、情欲に濡れそぼつ秘肉にバイブレーターを押し込まれる。焦れる女体に送り込まれる残忍な振動に躍らされてムチャクチャにのたうちつつ、尻を鞭でしばかれて愉悦の呻きを噴き上げる紗代。佐野の怒張を咥えさせられバイブと鞭に責めたてられた紗代は、激しい絶頂とともに白裸を痙攣させて男の精を呑み下した。 情事のあとで気まずげな紗代をよそに、八時過ぎに帰宅した由利子は稚い美貌を上気させて思い詰めていた。やがて秋月先生から誘われた同居の申し出を切り出した由利子に、娘が居づらい家庭環境を作り出したことを思って紗代は済まなさといとしさをつのらせる。だが、秋月先生の住む「佐野マンション」こそは、自分の快楽を満たすために佐野が用意した建物にほかならなかった。 |
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