ちぐさ文学館

場面
しのぶ献上 [ 4-4 〜 4-7 ]

<08>しのぶ献上
『肉の迷宮』 <<前へ 次へ>>
 ある夏の日曜日、黒一色のボンデージ・ファッションで伸介のマンションに現れた典子は、伸介へのプレゼントと称して白いドレス姿の美少女・小柳しのぶを連れてきていた。隣人の海外出張に伴ってその娘のしのぶを自宅に預かった典子は、支配下に入った年下の美少女をレズの愛で籠絡して性のペットとして飼い馴らしていたのだ。しのぶの処女喪失を伸介に取り持とうとする典子の意図に狼狽する伸介と、羞じらいうなだれるしのぶ。高校二年の美少女は典子に命じられて伸介の前でドレスを脱ぎ、激しい羞じらいのなかに初々しい裸身を曝していく。ブラジャーとパンティを取り去って剥き出しになったしのぶの、典子の手で下腹の毛を剃り上げられたひ弱げな裸身に伸介の欲望は昂まる。伸介に抱きすくめられ生まれて初めての男との口づけに陶酔しきったしのぶは開脚椅子に四肢を固定され、乳ぶさをなぶられながら非情な装置の力で下肢をMの字に開かされたうえ、襞肉の奥におののく処女膜を仔細に検分されて恥辱に泣き叫ぶ。肉芽を剥かれ乳首をなぶられて秘肉を濡らす美少女は、初めて眼にする男の剛直に恐怖の悲鳴を噴き上げる。醜悪な肉塊を口元につきつけられた美少女は命じられるままに舌を差し伸べ、可憐に開いた唇の間に怒張を押し込まれる。みじめな行為を強いられて泣きむせぶしのぶの股間に伸介は腰を割り込ませ、破瓜の恐怖に引き痙る少女の美貌を見下ろしながら処女肉を引き裂いていく。激痛の絶叫を噴き上げながらのけぞり返って痙攣し、股間を鮮血に染めて苦悶する美少女。子宮を突き上げられたしのぶは汚辱の呻きをこぼしつつ、残酷な抽送につれて汗まみれの裸身をのたうたせる。典子に口を吸われながら伸介の激しい抽送に揺さぶられると、レズの愛撫に慣らされた少女の肉体は苦痛のなかにも性の愉悦をきわめて、絶頂とともに精を射込まれて失神する。血と白濁で股間を汚したままのしのぶを浴室の柱に曝したまま、伸介と典子は風呂場で愛戯にふける。妙子、典子、しのぶ――三人の美しい女を手に入れた伸介は新たな肉欲の倒錯劇を具現化するため、典子との婚約に踏み切ったのだった。
 
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ちぐさ文学館 - 肉の迷宮 - <08>しのぶ献上
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