ちぐさ文学館

作品
母娘無情 花裂の果てに

抗えぬ女の運命に捉えられ、むなしく散ってゆく乙女の希望。妾に堕ちた女たちの境遇はどこまでも哀しく幸薄かった。

あらすじ
不動産業者・杉本与吉の妾として娘ともども囲われの身となっているハル。容色の衰えにともなって杉本の庇護を解かれることを懸念した母の打算は、大学に合格したばかりのひとり娘・を新たな妾として差し出すことを決意させた。人身御供に不承知のまま卒業式の夜に薬で眠らされた霞は、気がついたときには杉本の膝下で裸にされていた。母の裏切りをなじりながら四肢を拡げて縛られ、同級生への淡い恋もむなしく処女を散らされる娘。母は新たな妾となった娘の前で、囲われた女のつとめを実演してみせる……。

<01>捧げられる娘

<02>欺かれた処女

<03>悲痛な破瓜

<04>母娘妾


DBスナップ [Sun May 28 18:42:03 2006]
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ちぐさ文学館 - 母娘無情 花裂の果てに
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