尊厳失墜 - ちぐさ文学館

尊厳失墜
上杉京子	きょうこ	『淫檻』 [09]	（女もこうなったら、もう手おくれだな）
上杉京子	きょうこ	『淫檻』 [03]	同じ美貌にしても、知子が失っていないもの――理知の輝きが、欠けていた。
西村小夜	さよ	『蠢くものたち』 [02]	苛責の果てに痴呆さながらの表情を曝してはいるが、目鼻だちの整った美人だ。
英子	ひでこ	『淫鬼たちの肉刑窟』 [02]	これまで蓄えてきた知性も教養もどこかへ消えうせて、あとには砂がつめこまれたみたいだ。
田島ひとみ	ひとみ	『処刑の部屋』 [18]	「スケは××高校一年生の美少女。掛け値なしのお嬢さまだ。嘘じゃねえことは顔をひと目見りゃわかる」
田島ひとみ	ひとみ	『処刑の部屋』 [14]	夏制服の背中にうっすら透けて見えるブラジャーの線や半袖から剥き出しになった腕の白さに男生徒たちを悩ましい想いに駆りたてながら――。
田島ひとみ	ひとみ	『処刑の部屋』 [12]	ここへ拉致して来て以来、母娘ともども昼夜を分かたず色責めにかけて来たのは、二人の頭も体も根本的に“改造”するためだった。
ドモンフェラブランシュ	ぶらんしゅ	『悪魔術の塔』 [09]	ブランシュはクレリヤと共に、かぼそい背を枷の下に折り曲げ、鎖を引きずりながら、フォラスに引き立てられて行った。
一条舞衣	まい	『プリアポスの神』 [39]	舞衣が呻いたのはそんなものを受け入れさせられるつらさより、そんな所まで覗き込まれる死ぬほどの羞ずかしさのためだった。