総統は次々と逮捕・処刑されていく貴族たちのなかから美しい妻子のあるものを選び出し、手ずから拷問にかけては倦怠を慰めていた。貫頭衣一枚で総統の前に曳き出されたのは反総統派の硬骨漢・藤波貴志とその妻の康子、そしてみどりの同級生でもある娘の小百合。身分制の廃止を訴えて詰め寄る貴志に対して、総統は冷笑しつつ海底都市の滅亡の避け得ぬことをうそぶく。父と母娘とは全裸にされて向き合った門字柱に大の字につながれる。忿怒の叫びをあげる貴志の正面で、総統の指に生身をいじりまわされて羞恥に悶え泣く康子と小百合。後ろ手に首輪を嵌められたみどりが剃毛された裸身を拷問室に曳き出されてくると、娘の同級生のあまりに無惨な姿に衝撃を受けた康子はわが身を投げ出して小百合の命乞いをする。だが、総統の言葉を信じない貴志は妻子ともども死にゆく決意を示して、総統になぶられながら汚辱に悶え泣く康子を説き伏せる。裸になった総統は、怒号する夫の前で美しい妻の悶え抜く白い裸身に寄り添っていたぶりまわす。マキに尻を鞭打たれながらしだいに昂ぶっていく康子の淫らな喘ぎに、貴志は昂奮を抑えきれない。感情を失ったみどりは、命じられるまま親友の父親の怒張を可憐な唇に咥え込んでいく。倒錯的な快楽に呻きのたうつ貴志の前で、康子は吊りをゆるめられ、股間に椅子を据えて腰掛けた総統の腰の上に前向きにまたがるように貫かれる。巨大な怒張を秘肉に埋め尽くされた美夫人は、逞しい抽送に揺さぶられながら、やがて肉の愉悦に負けて凄艶な絶頂の痴態を夫の眼に曝した。