いつものように黒木邸に呼び出された千尋は、全裸を後ろ手縛りにされて修平の怒張をしゃぶらされる。夫の不倫を知った懊悩にやつれて観念しきった美夫人は、えり子を襲った運命を明かされ、恐れていた事態に絶望の悲鳴を振り絞って男たちをなじる。後ろ手縛りで修平と長さんに挟まれて立たされた愛娘の全裸写真を見せつけられて喪神した千尋夫人は、裸身を天井のフックから吊られたまま、えり子が背後から修平に貫かれてよがり歔きとともに女の悦びをきわめる瞬間をビデオで目撃させられる。慈しんできた愛娘が長さんのあぐらにまたがって腰を振りたてて昇りつめる淫らな姿を眼にした千尋は、絶望の果てに女の隷属の決意を固めていく。拷問室をモニター監視する隣室では、丸裸を後ろ手縛りにされたえり子がモニターで母の調教ぶりを見せられてショックに放心しながら、半裸になった玲子に絡みつかれて淫らなレズの愛撫に喘ぎ歔いていた。兄妹に曳かれて拷問室に連れ込まれたえり子は、愛する母と丸裸を向かい合わせる羞恥に号泣を爆ぜさせながる。えり子は千尋の傍らに吊り下げられて、福永病院の美しい母娘が奏でる汚辱の二重奏が始まった。