追いあげてははずし、はずしておいては責めあげる意地の悪い手管に、静江は燃えあがってロボットのように操られ、泣きながらせがむ。
剥ぎ取られたブラジャーで猿轡をされた三枝子の懸命の願いもむなしく静江までもが部屋に引きずり込まれ、柱に後ろ手で立ち縛りにされてエプロンで口をふさがれる。兵長はスカートを脱がされれてピンクのパンティ一枚にされた三枝子を肘掛け椅子に開脚縛りにして静江と向き合わせる。あられもない姿を静江の眼に曝しながら、夫婦の房事を告白させられパンティを裂き取られる三枝子。秘肉を曝して屈辱に悶え泣く若妻の前で兵長は静江の服を剥いで、三十歳の成熟した女体をなぶりあげ昂ぶらせていく。柱を抱いて縛り直された静江の突き出した尻に兵長のベルトの鞭打ちが弾け、静江は白い尻に赤い鞭痕を刻みながら屈服の叫びをあげる。兵長は静江の下腹に張形をねじ込み、官能にくずれ切った人妻を責めたてて絶頂を極めさせた。無残な凌辱を見せつけられながら昂ぶった三枝子は、剃毛の脅しに負けて抱かれることを承諾し、犬の首輪を嵌められた全裸の奴隷姿で屈辱の床を敷かせられる。逞しい怒張の前に跪いて羞じらう美人妻を、兵長は荒々しく押し倒してのしかかっていった。
生まれたままの姿になった静江と三枝子は、並んで立たされた。
兵長に責め抜かれた三枝子は、女の精を絞り尽くして何度も絶頂に達して失神した。一週間後、汚辱の記憶を夫に隠しながら過ごす三枝子の前に、兵長が静江を引き連れて再び現れる。命じられて裸になり、若さと爛熟との対照もいちじるしい互いの女体を並べ曝される三枝子と静江。テーブルに俯伏せにされて四肢を四隅に拘束された三枝子は、静江の手で張形を挿入され責めたてられ、眼の前に突きつけられた兵長の怒張を口に含まされて惨めさのなかに悦びを極める。
官能の中に崩壊した三枝子は静江が転居した後も兵長との頻繁な情交を続ける。最初の凌辱が静江の企みだったと知っても、もはや身を持ちくずした三枝子は、新たに隣人となった新妻を陥れようとする計画に唯々として従うばかりだった。