素っ裸に剥かれた上に縛りあげられて犯されながら屈辱と歓弄のないまざった泣き声を張りあげた事があるなど、想像もできまい。
社交で外出した上品な若妻・雅代は白昼の路上で無頼者の義弟・謙次に呼びとめられて呆然となる。夫の弟である謙次は先日、金を無心しにきた時に雅代を力ずくで犯して、浅ましい喜悦の声を上げさせたのだ。雅代は逆らうこともできずに謙次の仲間の運転する車に乗せられて連れ去られる。謙次のアパートに向かう車中、ゴロツキ仲間の佐々木と山口の前で義弟に愛撫されて雅代は慄えながら羞じ悶える。
頸は折れて死んだようなのに汗に光る腹の白さだけが小刻みな痙攣を見せているのが淫靡きわまりなかった。
頽廃的な謙次のアパートに連れ込まれて二人きりにされた雅代は、命じられてパンティだけの裸になる。屈辱に叫びながら後ろ手に緊縛された雅代は居間の床柱に立ち縛りで曝され、パンティを剥かれて素肌を撫でまわされる。脚を拡げてモップの柄の両端に縛りつけられた若妻の裸身は、義弟の淫靡な愛撫を受けてもろくも官能に崩壊し始める。謙次は張り型を持ち出し、情感の高まりに敗れてヒクつく嫂の内股のあわいに責め具を沈めていく。快楽の責めによがり歔きを噴いて狂乱した美女は汗まみれの白い腹を波打たせて絶頂の痙攣におちいった。雅代は寝室に引きずり込まれて凌辱の予感におびえる。
ティッシュペーパーの塊があたりに散乱し、何度も華麗な崩壊をとげた女のあわれさをさらしていた。
しばらくして佐々木と山口が謙次のアパートを訪れると、雅代はベッドに人の字に縛られたまま情欲に敗れた股間をさらけ出し、自分の愛液で濡れそぼつ謙次の怒張を口に咥えさせられていた。ゴロツキ仲間たちに抱かれるよう言い聞かされ、拒絶と哀願をほとばしらせて悶え抜く雅代の前に、謙次は佐々木と山口を引き入れる。悲痛な呻きをあげながら二人の男に上下から代わるがわる犯され、美貌の若妻は幾度となく気をやり続けた。荒淫の果てに失神してもベッドに縛りつけられたままの雅代は、謙次の怒張を咥えさせられ灼熱を呑み込まされる。後ろ手縛りを男たちの前に引き出された雅代は、屈服の言葉を言わされたのち、上品な若妻のたたずまいの奥に娼婦に堕ちた肉を隠して自宅に帰された。
胴をひと巻きした縄はゴリゴリによじられて胯間をくぐり、その柔らかな肉にギッシリ食い込んでいるのだ。
呼び出され玩弄される日々が続くうち、夫が雅代の情事に感づいて、閨事のたびごとに雅代をいびる。夫に愛想を尽かした雅代の提案で、山口は雅代の無残な凌辱写真を種にして百万の大金を強請り取った。全裸で柱に立ち縛りにされた雅代を前に成功の祝宴をあげる三人の男たちは、泣き叫ぶ雅代の恥毛を剃り取って犯し抜く。謙次は両足首をくくり合わせて海老縛りにした雅代を俯伏せに転がし、高くもたげた尻をベルトで打ちすえる。心まで義弟のものとなって兇悪な怒張に口づけを捧げた雅代は、潤滑剤を塗り込められたアヌスを貫かれて絶叫を放つ。
股縄まで掛けられた緊縛の全裸にレインコートをまとっただけの姿で、雅代は夫の待つ自宅の前に置き去られた。