口には色あざやかなスカーフの猿轡が頬がくびれるまでにきつく噛まされ、黒ぐろと恥毛を盛り上げた下腹の奥の赤い亀裂には、ふかぶかとディルドォが埋められている。
翌日、一条舞衣の母親・晶子が一郎のもとを訪れる。夫に無断の慣れない株式投資で三千万の借金を作った晶子は一郎に財政援助を求めてきたのだ。一郎は門字柱に磔にされてSM調教される女の映像を晶子に見せ、晶子の体を代償として要求して晶子を帰す。実は映像の女は晶子の友人・支倉悠子で、同じようにSM調教されて晶子を罠にはめるのに加担していたのだった。悠子は今もベッドに縛りつけられてバイブを咥えさせられたまま放置され、晶子が罠にはめられる一部始終を聞かされていた。一郎は悠子をなぶって口で奉仕させ、犯す。
双の手首足首に黒革の枷を嵌められ、両手はバーの両端に、両足は左右のスタンドの根方に固定されてガックリ首を垂れた女は、親友の支倉悠子にまぎれもなかった。
神近邸に呼び出された晶子の前にせむし男・ガジローが現れて服を脱ぐことを命じる。鞭で脅されて全裸になった晶子は首輪を嵌められて地下室へ曳かれてゆく。一郎のいる地下室では、門型柱に磔にされた全裸の悠子が待っていた。吊りから降ろされ、環視のなか一郎の怒張に口で奉仕する悠子。親友の目の前で一郎のものを咥えることを拒んだ晶子は、後ろ手縛りの体を首輪で門字柱に吊るされた人の字吊りにされ、一郎と悠子のからみ合いを見せられながらガジローに激しく鞭打たれる。悠子の絶頂を目の当たりにしながら鞭打たれて感じた晶子は屈服の言葉を口にするが、一郎は自分のではなくガジローの怒張をしゃぶるよう命じる。激しく拒絶する晶子は開脚椅子に固定され、ガジローの舌と指でおぞましい愛撫を受けた後に巨大な怒張で征服される。二度の絶頂を極めた後の晶子には、差し出されたガジローのものを拒む気力はなかった。
両手両足を四人がかりで押さえつけられた裸身が、天井の明かりをまともに浴びてしらじらとさらけ出され、喘ぎうごめく。
秀と舞衣の失踪以来、秀の両親による捜索が続けられるが、舞衣の親友の香織から手がかりは得られず、舞衣の母にも連絡がとれない。事態を聞かされた担任の谷口美奈子は神近香織の身を危ぶむ。
香織と一緒に独房に入れられ連日の情交に溺れていた秀は、神近邸に雇われている男たちの手で苛酷な筋肉トレーニングを施されて憔悴する。柱に立ち縛りにされて性器に分銅を下げられた秀の前に和服姿の悠子が引き出され、寄ってたかって裸にされ縄がけされる。強制されて秀のものに口づけをする年上の人妻の姿に、激しく昂ぶって必死で放出をこらえる秀。全裸に剥かれて縛めを解かれた悠子は四人がかりで大の字に押さえつけられ、上下の口を同時に犯されたうえに、両手であと二人の男のものを握らされる。休む間もなく四つん這いにされてまたも上下を犯され左右から乳ぶさをなぶられて絶頂を極める悠子。神近邸の地下で繰り拡げられる異常な刺戟に秀は着実に毒されていく。