ちぐさ文学館

女性キャラクター
(しず)

『姦の血脈』 ( 327 位/406人中 )
人妻・愛人 ( しず)
久子の母。浄海和尚の情婦。
30代後半
脅迫呼出型
処女 勝気
剥衣 愛撫 緊縛 強姦 磔刑
撮影 張形 吊刑 監禁 破瓜
剃毛 絶頂 後背 服従 鞭打
排泄 座位 荒淫 輪姦 拷問
環視 近親 菊門 口淫 刻印
姦の血脈
07 母娘責め [ 3-5 〜 3-10 ]
静:
剥衣 愛撫 緊縛 強姦 磔刑 撮影 張形 吊刑 監禁 破瓜 剃毛 絶頂 後背 服従 鞭打 排泄 座位 荒淫 輪姦 拷問 環視 近親 菊門 口淫 刻印
 シチュエーション:-
 夫人は右手と右足首、左手と左足首を縛り合わされて仰向けに転がされていた。
 夜、男爵は綾子と久子を連れ野村を従えて別荘を訪れる。蒼白になって沈黙する久子と羞恥に緊張する綾子が玄関に入ると、久子の母の静が全裸に首輪を嵌められた姿を浄海和尚に引き据えられて迎え出た。二人の少女はその場ですべての服を脱がされ、一糸まとわぬ姿を静と向き合わせたうえ後ろ手に縛られる。男爵と和尚は女たちを座敷に連れ込んで思うままに玩弄しながら淫らな酒宴にふける。浄海和尚に愛撫され嫌悪に慄える綾子の前で、男爵に抱きかかえられた静と久子は淫靡な口づけを交わす。転がされた久子の剃毛された下腹に、野村の鞭で強いられながら舌を這わせていく静。女の急所を母に舐め上げられた久子が腰を慄わせてよがり始めるのを、綾子は和尚の怒張を咥えさせられながら聞く。張形を渡された静は自分の秘裂に押し込んで濡らした淫具を愛娘の稚い股間に埋め込んで責めあげる。白い腹を汗に光らせてのたうちまわった娘はなまなましい呻きとともに絶頂に達した。久子の絶頂の貌に溶姫の面影を見た男爵は激昂して、野村に久子を犯させる。泣き叫ぶ久子は逞しい裸を晒した野村に俯伏せに押し伏せられ、尻をもたげた姿で後ろから貫かれていく。卑しい従者に凌辱される屈辱に呻吟するしどろな表情を曝しあげられながら、激しく揺さぶられる久子の体はあらがい得ない快楽にまみれてのたうつ。絶頂の寸前で焦らしたてられて瀕死の歔き声を放つ美少女は、野村の膝に抱き起こされ、無惨な背面座位のまま凄艶な喜悦の痙攣に陥るのを見せものにされる。明かりに照らされた二つの夜具の上で、開脚縛りの静と後ろ手縛りの久子はそれぞれ男爵と野村の怒張を咥えさせられ奉仕にふけった後、荒淫にやつれる体を剛直で貫かれて恍惚の呻きをあげる。和尚の膝にまたがって貫かれたまま母娘の凄艶な姿を見せられた綾子もまた、淫らに腰を舞わせつつ汗まみれになって絶頂を極めた。
08 溶姫処刑儀式 [ 3-11 〜 4-1 ]
静:
剥衣 愛撫 緊縛 強姦 磔刑 撮影 張形 吊刑 監禁 破瓜 剃毛 絶頂 後背 服従 鞭打 排泄 座位 荒淫 輪姦 拷問 環視 近親 菊門 口淫 刻印
 シチュエーション:-
 野村が前にまわって菱縄にくびられて突き出した双の乳ぶさを灼き始めた。
 久子の表情に溶姫の面影を重ね合わせた男爵は、恭介の発案により、久子を溶姫に見立てた処刑儀式を執り行う。牢屋敷の裏手にある拷問蔵の中で、全裸に剥かれた久子は高々とそびえ立つ磔柱に大の字に縛りつけられ、白い裸身を蝋燭の光に照らし出される。別荘から和尚に連れ出された静が溶姫の侍女に見立てられ、湯文字一枚の後ろ手縛りを磔柱の足元の曝し台に固定される。野村の振るう鞭を尻にたたき込まれる侍女千草こと静の前で、男爵は先端に張形をくくりつけた槍をさらけ出された溶姫の股間に突き立てていく。子宮の奥を突き上げられて苦悶にのたうつ架刑の美少女と、狂気に憑かれたような男爵の狂態とを、痛ましげに見守る和尚と綾子。男爵の乱暴な呵責によって裂けた股間から血を流し始めた久子を眼にして錯乱する静は、湯文字を剥がれた尻に蝋涙を垂らされ乳首を炎で灼かれて絶叫をほとばしらせる。しかし極度の昂奮にとらわれた男爵はそのとき持病の発作を起こして倒れ、以後静養を余儀なくされる。
 綾子は一連の溶姫の怨霊騒ぎが、心臓発作を持つ好色な男爵を死に追いやるために恭介が仕組んだたくらみだと疑い、和尚もまたそのことに感づいていることを悟る。その後久子の看病にあたった際に恭介と久子との関係を聞いて、綾子はその確信を深めていくのだった。
09 少女破瓜 [ 4-2 〜 4-7 ]
静:
剥衣 愛撫 緊縛 強姦 磔刑 撮影 張形 吊刑 監禁 破瓜 剃毛 絶頂 後背 服従 鞭打 排泄 座位 荒淫 輪姦 拷問 環視 近親 菊門 口淫 刻印
 シチュエーション:-
 半狂乱にのたうちよがり泣く母の、汗に妖しく絖光る白い裸身がひときわ大きく反り上がり、足の爪先が畳に抉り込まれた。
 シベリアから帰るはずの父を待って母と二人で別荘に暮らしていた久子は、ある夜中、茶の間から洩れ聞こえる母の艶めかしい呻き声に熟睡を醒まされる。母の喘ぎに混じる男の声が山ン寺の和尚のものと知って襖の隙間から部屋を覗いた久子は、後ろ手に縛られた静が立ちはだかった和尚の足元に横坐りになって怒張をしゃぶりたてている光景に驚愕してすくみ上がる。男女の愛戯も知らぬ思春期の少女は男の性器の巨大さに戦慄しつつ、和尚に口を吸われ股間をまさぐられて悦びの声をあげる母の痴態を目の当たりにして、オナニーも知らぬ稚い秘肉を妖しく疼かせる。押し転がされた静は淫らな言葉を口にして、和尚の醜悪な怒張で股間を貫かれる。初めて眼にする男女の交わりを息をつめて見守る久子の前で、肉の愉悦に半狂乱でのたうった静は白い裸身を反り返らせて女の悦びをきわめた。股の奥を濡らしたまま痺れたように覗き続ける久子をよそに、和尚はあぐら座りになって静を腰にまたがらせ再び貫く。荒々しい愛撫に歔き悶える静が、ふいに覗き見る久子の姿に気づいて狼狽の悲鳴をあげる。情欲を剥き出しにした和尚はすくみ上がる久子を引き据えて寝間着から乳ぶさを掴みだし、ひれ伏して必死に哀訴する母の前でおぼこの娘を痴戯に引きずりこむ。寝間着の紐で前縛りにされた両手を床柱につながれて仰向けに転がされた久子は、和尚に馬乗りにされて悶える下肢からズロースを剥き下げられ、下腹の淡い繊毛を剥き出しにされる。和尚は死ぬほどの羞じらいにすすり泣く久子の下肢を大きく拡げて縛りつけ、淫らな濡れをたたえる稚い肉の閉じ目を静に見せつける。肉芽と乳首と唇を交互に吸われいじられた久子は可憐な悶え歔きを噴いて肉の悦びに崩壊し、汗にまみれた人の字の裸身を淫らに反り返らせて恍惚の極みに昇りつめる。和尚は慟哭する静の哀訴を無視して久子の腰を抱え込み、男を識らぬ少女の肉を一気に引き裂く。久子は侵入される激痛に絶叫を振り絞って泣きわめきながら和尚の残酷な突き上げにのたうちまわり、苦痛に灼けただれる肉の奥に熱いしぶきを撃ち込まれる。
10 瘴気に憑かれた男 [ 4-8 〜 4-11 ]
静:
剥衣 愛撫 緊縛 強姦 磔刑 撮影 張形 吊刑 監禁 破瓜 剃毛 絶頂 後背 服従 鞭打 排泄 座位 荒淫 輪姦 拷問 環視 近親 菊門 口淫 刻印
 シチュエーション:-
 グンと背すじを突っ張らせてのけぞったままブルブル痙攣し始めた。
 和尚は生活に窮乏する静の隙につけ込んで無理やり体を奪い、別荘に通い詰めては静を妾のように扱っていたのだった。長い孤閨の果てに和尚に犯されて肉の悦びをきわめたため、和尚の言いなりとなって夫への背信を重ねていた罪が、愛娘の悲惨な破瓜をもたらしたことに暗澹とする静。それ以来久子は和尚が来るたびに全裸に剥かれ怒張をしゃぶらされ、くたびれきった稚い体を貫かれて責めたてられていく。
 ある日母娘は牢屋敷の執事・千草に引き合わされ、その謹厳な風情を前に不安におののく。和尚は先日酔いにまかせて母娘を提供することを千草に約束していたのだった。厳しく命令されて惨めさに泣きじゃくりながら裸になった母娘は、後ろ手に縛られた体を布団に転がされ嬲りものにされていく。和尚に抱きすくめられて愛撫される静に見せつけるように、千草は技巧の限りを尽くして久子の稚い性感を責めたてる。肉芽をいじられよがり歔きをこぼして腰を突き上げた久子は、濡れそぼった秘肉に千草の肉を埋め込まれて強靱な抽送を送り込まれると、総身を慄わせて淫らな絶頂を極める。伸びきった久子の眼の前で、和尚から千草の腰に移された静は娘の愛液に濡れそぼつ怒張をまたいで貫かれていく。逞しい抽送に揺さぶられながら、静はみずから腰を回して艶めかしい呻きとともに絶頂を極める。
 母娘を肉の悦びに屈服させた千草は、その後も頻繁に別荘を訪ねて久子と静を辱め尽くした。性の快楽にまみれて従順になってゆく久子に、半年後、千草は屋敷への妾奉公を命じる。それは牢屋敷に巣くう瘴気に毒されたかのような千草の、男爵の謀殺に向けた計画の第一歩でもあった。
11 静の快楽拷問 [ 5-1 〜 5-5 ]
静:
剥衣 愛撫 緊縛 強姦 磔刑 撮影 張形 吊刑 監禁 破瓜 剃毛 絶頂 後背 服従 鞭打 排泄 座位 荒淫 輪姦 拷問 環視 近親 菊門 口淫 刻印
 シチュエーション:-
 胸乳をドス黒い麻縄で締め上げられ首縄まで打たれて、ほつれ毛のまといつくほっそりとしたうなじを垂れた姿はまたさっきとは別種の美しさがあった。
 心臓の発作で一週間も寝込んだ男爵は溶姫の亡霊を病的なまでに怖れ、溶姫を思わせる久子の代わりに、小康ののちももっぱら静夫人を呼び出して責めなぶっていた。毎日のように別荘から牢屋敷の居間に連れ出される静は、男爵の目の前で服を脱がされ、白磁の裸身を隅々まで玩味される。男爵は静を溶姫の侍女・千草に見立てて後ろ手に縛り、股間の襞肉をまさぐって熟れた女体を濡らしていく。シャンデリアから縄尻を吊られ脚を拡げて固定された静は、はだけた秘肉に張形を押し込まれて落とさぬように食い締める淫技を命じられ、失敗するたびに野村の苛酷な鞭で尻を打ちまくられる。命じられた綾子の手で濡れそぼつ秘肉に張形を抽送されながら野村に尻を鞭打たれた静は、苦痛と快美の極みの中で凄絶な絶頂を極める。休む間もなく男爵の足元に跪かされて怒張をしゃぶらされる静。ベッドに横たわった男爵の腰をまたいで騎乗位で貫かれた静は、淫らに腰を振りたてつつ激しい喜悦に果てた。
12 妄執の男爵 [ 5-6 〜 5-7 ]
静:
剥衣 愛撫 緊縛 強姦 磔刑 撮影 張形 吊刑 監禁 破瓜 剃毛 絶頂 後背 服従 鞭打 排泄 座位 荒淫 輪姦 拷問 環視 近親 菊門 口淫 刻印
 シチュエーション:-
 弓なりに反った胸の上で乳ぶさが揺れ、引き伸ばされてくぼんだ腹が激しく波立った。
 病に臥せっている間、男爵は一度だけ奥方と令嬢の見舞いを受けていた。普段は姿を見せずに暮らしている牢屋敷の奥から、執事の恭介に導かれて男爵の寝床に現れた奥さまとお嬢さまの浮世離れした高貴な美しさに、綾子は圧倒される。豪奢な晴着をまとった理知的な和装の美夫人とセーラー服のお下げの美少女に、男爵さえもが気を呑まれていた。
 処刑儀式で膣に傷を負った久子の回復が遅いのに焦れた男爵は、頻繁に静を呼び出して責める。自分の情婦を専有されて不満を洩らす浄海和尚に、男爵は綾子を貸し与えることを約束した。牢屋敷の居間に全裸を天井から吊られ、爪先立ってよろめく静の柔肉を野村が竹刀で打ち据える。その足元では丸裸を後ろ手に縛られた綾子が、和尚の怒張を咥えさせられて苦鳴をこぼしていた。快楽を貪ってもなお尽きることのない男爵の情欲は、千草に見立てた静を拷問蔵で木馬責めにかける新たな妄執を生み出していく。
13 木馬責め [ 5-8 〜 5-10 ]
静:
剥衣 愛撫 緊縛 強姦 磔刑 撮影 張形 吊刑 監禁 破瓜 剃毛 絶頂 後背 服従 鞭打 排泄 座位 荒淫 輪姦 拷問 環視 近親 菊門 口淫 刻印
 シチュエーション:-
 夫人はひと打ちごとに細りゆく悲鳴を噴きこぼしながら、木馬の背で踊る。
 静に対する木馬責めの刑が行われることになった拷問蔵で、全裸を四つん這いにして首を曝し台にかけられた綾子の尻を竹刀で打ちたたきながら、男爵は静の到着を待っていた。湯文字一枚を亀甲縛りにされた静が和尚と野村に曳かれて現れると、背が三角に尖った木馬が引き出され、熊の毛皮を掛けた背の上に湯文字を剥がれた静の体が乗せ上げられていく。股間に食い込む木馬の背に苦悶の呻きを上げた静は後ろ手の縄を天井から吊られ、馬上に垂直に伸びきった裸身を激痛にのたうたせて絶叫する。秘肉を引き裂く苛酷な苦痛に灼かれて瀕死ののたうちを見せる静の尻に、野村が容赦のない鞭をたたき込む。凄まじい苦悶に跳ね躍り、もはや悲鳴すら出せずに汗まみれでのたくってガックリと首を折る静を、錯乱した男爵はさらに鞭打たせる。重い呻きとともに静が気絶したとき土倉の扉がふいに開いて、蒼い燐光に包まれた着物姿の溶姫が現れる。驚愕と恐怖に息を呑む一同の前で怨霊が男爵に歩み寄ると、恐怖に逆上した男爵は心臓の発作を起こして昏倒し、そのまま息絶えた。
 【現代】綾子の長い告白を聞き終えた「私」は、溶姫の怨霊が蛍光塗料を用いた久子の迫真の演技であり、男爵を抹殺するために久子を使って騒ぎを仕組んだのが父恭介にほかならなかったと確信する。明け始めた夜の中で綾子とともに風呂を使いながら、私は、男爵亡きあと牢屋敷から解放されて日常の生活へと戻った女たちの運命に思いを馳せる。父恭介が男爵を謀殺した真意を知るための手がかりを秘めた赤革のトランクが、三十年の時を超えて私の手元に残されていた。
ちぐさ文学館 - 姦の血脈 -
原作品の著作権は千草忠夫氏に帰属します。 Copyright(C) 2005-2006 イナギ