自決を決意した総統は催淫酒を飲ませた三人の奴隷を膝下に侍らせ、死出の道連れとすることを言い渡す。錯乱して許しを乞う節子と伸也とは対照的に、涼子だけが殉教者のように悲惨な末期の運命を受け入れる。節子を犯せば涼子を抱かせると総統に約束された伸也は、死の恐怖と麻薬の陶酔とで極限まで昂奮して、泣き伏す節子に襲いかかる。涼子は総統に背面座位でアヌスを犯されながら、母の秘肉を荒々しく貫いた伸也の手が節子の首を締め上げ、激しい絶頂とともに母を締め殺すのを目撃して失神した。魂までうつろになってベッドに横たわる涼子に、焦がれ続けた伸也が万感の想いでかぶさってゆく。死を前にして初めて肉の交わりを遂げ、うつつない陶酔のさなかに抱き合う貴族の美少年と美少女。激しい抽送に没頭する伸也の首を総統が背後から締め上げると、伸也は最期の精を涼子の腹から顔にまで撒き散らして息絶えた。 |
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