ちぐさ文学館

場面
処女姫快楽崩壊 [ 6-3 〜 6-6 ]

<15>処女姫快楽崩壊
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 髪を掴んで朋子の淫技を見せられながら、吊られた汗まみれの裸体をのたうたせて弱っていく美香に、加虐者たちの淫虐な追い打ちは果てしなく続く。美香の手首を吊り上げる鎖を滋彦がさらに巻き上げると、爪先を床から離された美少女の汗に光る裸身は、三十センチの空中を回転しながら鎖をきしませて苦痛に舞い躍る。よじる力を失った下肢を開くよう命じられ、眼の前の兄にむなしく助けを求める美しい妹の白裸に、忿怒の呻きをあげながら無力に悶えるしかない道也。ついに宙吊りの苦悶に屈した美香は、残酷な意図をもって足元に六十センチ間隔で置かれた二つの台に足場を求めて、あられもない開脚立ちの姿勢に追い込まれていく。股間にしのび込む外気のおぞましさに顫える美香の足台がさらに拡げられ、鼠蹊部を痙攣させながら無残な大股開きを強いられた美香は、下腹の正面に椅子を据えた児島老人の指で秘裂を撫で上げられ肉芽を剥かれて、生まれて初めて知る男の指の玩弄に悲痛な絶叫をほとばしらせる。閉じるすべもなくいたぶりに委ねられる処女の最奥の秘肉のありさまを、大川の手にしたビデオカメラが股下からアップで撮影していた。
 残忍な滋彦ははやる児島老人を制しつつ、あぶら汗にまみれて汚辱に喘ぐ育ちの良い美少女を衆人環視立ち往生の恥辱に向けて追い上げる。吊りと開脚をわずかにゆるめて緊張を解かせた美香の、吊られて剥き出しの腋下から脇腹までを優しく撫でおろしつつ、ぬめる乳ぶさを掴みしめ乳首を揉みほぐして、オナニーさえ知らない可憐な処女の性感をねぶりあげてゆく滋彦。サディストの巧みな女体責めに翻弄されてしこった乳首を顫わせながら、無力な開脚吊りにされた無垢な処女肉は生まれて初めて知る妖美な刺激に呑まれていく。羽根を手にして正面にしゃがみ込んだ敏江が崩壊の瀬戸際を耐える秘唇に繊細な愛撫をさしのべると、美香は凄絶な悲鳴とともに下肢を顫わせてのけぞる。滋彦に唇を奪われ舌を吸われた美少女は、淫らな羽根の愛撫に吊り鎖をきしませて腰を振りたてながら、もはや止めることのできない官能の崩壊に向かって屈服の道を堕ち始めた。あらがう気力も失って上下からの淫靡な快楽責めに全身を委ねきった美香は、汗まみれののたうちの中にヒクヒクと顫えつつ悦びの蜜を股間から溢れさせ、兄に見られる羞恥さえも押し流す凄まじい肉の歓喜の中に美身を灼き尽くされていく。無垢な処女が昇りつめる凄艶な崩壊の瞬間を息を呑んで見守る一同の前で、敏江の指で秘肉をまさぐられ肉芽を優しくなぶられた美香は、腰をうねらせ内股を痙攣させながら、なまめかしい叫びとともに宙に跳ね躍って快美の頂点をきわめた。固い処女の守りが性の洗礼にまみれて淫靡な屈服をさらけ出す敗北の瞬間を、大川のビデオカメラが余すところなく記録していた。
 
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