後日、岩倉から電話を受けた恭平は幸子との情交を白状させられる。自分の覗き見の事実を隠したまま引き替えに岩倉が恭平に求めたのは、英子の肉体を差し出させることであった。老獪な岩倉の策にまんまと追いつめられ、躊躇しつつ猶予を乞う恭平。自嘲とともに電話を切った恭平の部屋には、折しも、伸々塾の補習コースに通う高校一年生の美少女・小宮山かおるがいた。今春、目指す高校に合格したかおるは入学とともに生活の張りを失い、相談のために恭平のアパートを訪れていたのだ。女の成熟の入口を迎えた美少女のすがりつくような態度に、ただならぬ感情を読み取った恭平は、十五歳の内気な少女のういういしいワンピース姿に情欲をそそられる。男に寄り添われて肩を抱かれても切なげな喘ぎを洩らすばかりの少女の情態が、稚い高校一年生の性の懊悩をあかしだてていた。甘美な口づけを受けて昂ぶりに蕩けていくかおるは、羞じらいながらワンピースを剥き取られ、かぼそい手に恭平の男の剛直を握らされておののき喘ぐ。オナニーさえ知らぬ高一の美少女は、生まれて初めての愛撫に汗をかいて悶える体から純白の下着を剥ぎ取られ、かぼそい繊毛をたたえた稚い裸体を曝しあげられる。仰向けに横たえられて敏感な肉芽を擦られたかおるは無垢な処女の体を妖美な刺戟に貫かれ、可憐な喘ぎとともに股間を濡らしていく。肉芽を舌で責めたてられた処女は白い腹を波打たせて未知の快感にのたうちまわり、錯乱して腰を振りたてながら悦びのほとびりを噴いて淫らな痙攣におちいる。性の愉悦を知り初めた美少女は恭平の前に全裸を跪かせて、やがて自分の純潔を奪うことになる怒張に約束の口づけを与えていった。 |
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