凌辱を遂げて帰宅した信吉を、出ていったはずの妻・幸枝が出迎えて許しを乞う。何事もなかったかのように再び始まった退屈な日常生活のなか、信吉はあてもなく日々を送っていた。だが、一週間後、通勤時のホームにたたずむ信吉を北村アキが呼び止めて、甘えかかるように寄り添う。驚愕する信吉に、アキは、ショックでインポになった正哉に見せつけるため再度の玩弄をせがむのだった。信吉とともに満員電車に押し込まれたアキはTシャツの胸を信吉に押しつけ、尻を股間に擦りつける。若い女のあけすけな願いにたじろぎながら、信吉は得がたい昂ぶりにとらわれていくのだった。