看護婦長・山地敏江はその夜、病院敷地内の看護婦寮の一角にある私室に新人看護婦・高島朋子を呼びつけていた。昼間の事件に当惑する初心な娘に看護婦の心構えを説き聞かせるふりをしながら緊張緩和剤「ファビュラジンK」を混ぜたコーヒーを飲ませた敏江は、薬の効果で陶然となっていく朋子を抱き寄せレズの愛撫に引き込んでいく。乳ぶさを揉まれパンティの上から股間を刺戟された二十歳の生娘は敏感な反応を返しながら朦朧となって寝入った。敏江は政財界の黒幕・児島誉吉老人が隠遁入院しているY病棟一〇八号室に電話をかけ、暴力団あがりの秘書・大川を呼び出す。しどろな乱れ姿を曝して寝入っている生娘は敏江の手引きで老人に捧げられる生贄であった。大川にパンティを剥かれ秘唇をいたぶられて、敏感な肉体を恵まれた処女はうつつなくみだらな呻きをこぼす。朋子を逃れられなくするため、敏江と大川は意識のない朋子の体を全裸にして隅々まで写真に収める。やがて老人の邪欲に捧げられる運命も知らずに寝入っている処女の傍らで、ネグリジェを脱ぎ捨てた敏江は大川に情交をしかけていく。