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快楽病棟

老人の淫欲を癒すための特別病棟に囚われた高貴の裸女たちは、おぞましい調教に慟哭する女肉に凄惨な奴隷手術を施され…。

 
 私立S病院が擁する養護病棟の真の姿は、金に飽いた男たちの淫欲に奉仕するための女体調教場であった。病棟に巣くう淫虐な男たちによって、マゾの性を仕込まれた助教授夫人・江田京子は倒錯の責めに呻吟し、無垢な新人看護婦・高島朋子は醜怪な老人の供物に処女を捧げられる。身売りした元女優・城ヤス子には、倒錯の快楽をたたき込まれて娼婦に堕ちてゆく運命が用意されていた。
 病棟を支配する院長・宗田滋彦の妻が大学生の従弟・綾部道也との駆け落ちに失敗して捕らわれたとき、快楽病棟の地下に隠された性の牢獄が牙を剥いて姿を現す。光も射さぬ地下独房に全裸で閉じ込められ、夫による想像を絶する恥虐の責めで奴隷へと堕ちてゆく高貴の若妻・宗田貴子。そして兄を救おうと試みた妹の女子大生・綾部美香までもが地下室に囚われ、罪なき処女肉に凄惨な性の辱めをほどこされる。長い監禁と果てしなき調教の果てに、快楽病棟の美しい女囚たちを待っていたのは、女芯に鎖をつながれる性奴隷への肉体改造手術であった。
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文献
快楽病棟 第1巻
快楽病棟 第2巻
快楽病棟 上巻
快楽病棟 下巻
千草忠夫選集2
快楽病棟
(ベストセラーズ,2014年)
快楽病棟(全2巻)
(日本出版社,2000年)
快楽病棟 :当サイト典拠
(『千草忠夫選集2』所収,KKベストセラーズ,1998年)
快楽病棟(全2巻)
(フランス書院,1989年)
快楽病棟(全2巻)
(ミリオン出版,1983年)

登場人物

人妻・愛人 30代前半 単発凌辱型
処女 勝気
えだ きょうこ: S医大助教授夫人で小佐野賢造の愛人。山地敏江の高看時代の同期生。
 
剥衣 環視 撮影 剃毛 排泄 近親 愛撫 絶頂 張形 座位 後背 荒淫 菊門 緊縛 吊刑 磔刑 口淫 強姦 輪姦 監禁 服従 鞭打 破瓜 拷問 刻印
読者評価 119 位/400人中 [ 3553 pts: 基礎票2050+読者票1503
看護婦・メイド 20歳 長期監禁型
処女 勝気
たかしま ともこ: 高看を卒業したばかりの新人看護婦。
 
剥衣 環視 撮影 剃毛 排泄 近親 愛撫 絶頂 張形 座位 後背 荒淫 菊門 緊縛 吊刑 磔刑 口淫 強姦 輪姦 監禁 服従 鞭打 破瓜 拷問 刻印
読者評価 331 位/400人中 [ 1670 pts: 基礎票17+読者票1653
人妻・愛人 26歳 長期監禁型
処女 勝気
そうだ たかこ: 滋彦の名家出身の若妻。従弟の綾部道也と駆け落ちした。
 
剥衣 環視 撮影 剃毛 排泄 近親 愛撫 絶頂 張形 座位 後背 荒淫 菊門 緊縛 吊刑 磔刑 口淫 強姦 輪姦 監禁 服従 鞭打 破瓜 拷問 刻印
読者評価 342 位/400人中 [ 1592 pts: 基礎票14+読者票1578
女子大生 18歳 長期監禁型
処女 勝気
あやべ みか: 道也の聡明で兄思いの妹。華族の血をひく都内一流女子大学生。
 
剥衣 環視 撮影 剃毛 排泄 近親 愛撫 絶頂 張形 座位 後背 荒淫 菊門 緊縛 吊刑 磔刑 口淫 強姦 輪姦 監禁 服従 鞭打 破瓜 拷問 刻印
読者評価 320 位/400人中 [ 1744 pts: 基礎票16+読者票1728
女優・アイドル 26歳 脅迫呼出型
処女 勝気
じょう やすこ: 代議士・谷口の妻となった元女優。
 
剥衣 環視 撮影 剃毛 排泄 近親 愛撫 絶頂 張形 座位 後背 荒淫 菊門 緊縛 吊刑 磔刑 口淫 強姦 輪姦 監禁 服従 鞭打 破瓜 拷問 刻印
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場面構成

快楽病棟 京子 朋子 貴子 美香 ヤス子
[01]Y病棟 [ 1-1 〜 1-4 ] 京子 - - - -
[02]生贄の処女 [ 1-5 〜 1-6 ] - 朋子 - - -
[03]生娘の淫ら舞い [ 1-7 〜 2-1 ] - 朋子 - - -
[04]地下拷問室の若妻 [ 2-2 〜 2-3 ] - 朋子 貴子 - -
[05]不義妻の恥辱罰 [ 2-4 〜 2-8 ] - - 貴子 - -
[06]汚物まみれの服従 [ 2-9 〜 3-7 ] - - 貴子 - -
[07]道也の苦悶 [ 3-8 〜 4-2 ] - - 貴子 - -
[08]院長夫人の剃毛刑 [ 4-3 〜 4-7 ] - - 貴子 - -
[09]堕ちてゆく貴子 [ 4-8 〜 4-9 ] - 朋子 貴子 - -
[10]処女妹とらわる [ 4-10 〜 5-2 ] - 朋子 - 美香 -
[11]奴隷たちの朝 [ 5-3 〜 5-4 ] - 朋子 貴子 - -
[12]贖罪の贄 [ 5-5 〜 5-6 ] - - - 美香 -
[13]兄妹の全裸再会 [ 5-7 〜 5-9 ] - - - 美香 -
[14]汚辱の前途 [ 6-1 〜 6-2 ] - 朋子 - 美香 -
[15]処女姫の崩壊 [ 6-3 〜 6-6 ] - - - 美香 -
[16]堕ちた妹 [ 6-7 〜 6-9 ] - - - 美香 -
[17]淫らな悪夢 [ 7-1 ] - - - 美香 -
[18]正妻から奴隷へ [ 7-2 〜 7-4 ] - - 貴子 - -
[19]生贄の美人女優 [ 7-5 〜 7-9 ] - - - - ヤス子
[20]美少女快楽漬け [ 8-1 〜 8-3 ] - - - 美香 -
[21]肉奴夫人の懲罰 [ 8-4 〜 8-8 ] - - 貴子 - -
[22]汚辱の恋人たち [ 8-9 〜 9-4 ] - - 貴子 - -
[23]幽囚の白裸処女 [ 9-5 ] - - - 美香 -
[24]マゾ女優アヌス責め [ 9-6 〜 9-9 ] - - - - ヤス子
[25]脱走計画 [ 9-10 ] - 朋子 - - -
[26]才媛夫人の末路 [ 10-1 〜 10-3 ] - - 貴子 - -
[27]賤しき玩弄の快楽 [ 10-4 〜 11-1 ] - - 貴子 - -
[28]凄惨なる処刑 [ 11-2 〜 11-4 ] - 朋子 - 美香 -
[29]美少女破瓜儀式 [ 11-5 〜 11-9 ] - - 貴子 美香 -
[30]性の愛玩人形 [ 12-1 〜 12-3 ] - - - 美香 -
[31]妾の奉仕 [ 12-4 〜 12-6 ] - - - 美香 ヤス子
[32]女体の奴隷刻印 [ 12-7 〜 12-8 ] - 朋子 貴子 美香 -
[33]姫奴隷みだら舞い [ 12-9 〜 12-10 ] - - - 美香 -
 都心に近い好立地のため客筋のよいことで知られる私立S病院の庭園の奥には、上流階級の休養に供される贅沢な養護病棟が建っている。Y病棟と略称される三階建ての瀟洒な建物には、美貌の婦長・山地敏江の指揮のもと、若い看護婦たちがなまめいたミニスカートの白衣で立ち働いていた。
 夏の盛りのある昼下がり、私立S医大の理事長・小佐野賢造が入院している三〇三号室から、高看を出たばかりの二十歳の新人看護婦・高島朋子が狼狽して逃げ帰ってくる。うぶな処女の朋子は、小佐野と見舞いに来た愛人の江田京子との破廉恥な痴戯の現場を目撃してしまったのだ。敏江が行ってみると、敏江の高看時代の同級生でもあった京子が全裸に猿轡を噛まされ、股間にバラの花を挿入されてベッドに大の字に縛りつけられていた。S医大の内科医の江田と結婚して助教授夫人となった京子は、看護婦時代に処女を奪われ調教を受けた理事長小佐野のもとへ、請願のため体を捧げに来たのだった。かつての同僚に屈辱の姿を見られて小刻みに顫える京子に嗜虐欲を掻き立てられて、敏江はバラの花を抜いた秘肉に小佐野から渡された責め棒を埋め込んでゆく。じわじわと性感を焦らしたてる敏江のいたぶりに悶え泣きながら汗をしたたらせてのたうつ京子の口に、小佐野は垂れたものを咥えさせる。敏江は棘のついたバラの小枝を鞭代わりにして、うごめく京子の下腹に打ち込む。白い肌に血の玉を噴いて苦悶する京子の肉にサジスチンの欲望を昂ぶらせる敏江。口淫奉仕を続けさせられながら、小佐野の手にした小枝で乳ぶさを打たれ引っ掻きまわされて無惨な血の筋を縦横に浮き上がらせる京子の肉体は、やがて恍惚の絶頂を迎えて快楽を貪りつつ、痙攣する内股をなおも打たれ続けていた。
 Y病棟とはまた「猥病棟」の別称でもあった。金と権力に飽いた上流階級の老人たちの爛れた情欲に奉仕するために建てられたこの快楽病棟を舞台に、高貴な美女たちの肉体を穢し尽くし辱め抜く淫の物語が始まる。
[ 1-1 〜 1-4 ]
 看護婦長・山地敏江はその夜、病院敷地内の看護婦寮の一角にある私室に新人看護婦・高島朋子を呼びつけていた。昼間の事件に当惑する初心な娘に看護婦の心構えを説き聞かせるふりをしながら緊張緩和剤「ファビュラジンK」を混ぜたコーヒーを飲ませた敏江は、薬の効果で陶然となっていく朋子を抱き寄せレズの愛撫に引き込んでいく。乳ぶさを揉まれパンティの上から股間を刺戟された二十歳の生娘は敏感な反応を返しながら朦朧となって寝入った。敏江は政財界の黒幕・児島誉吉老人が隠遁入院しているY病棟一〇八号室に電話をかけ、暴力団あがりの秘書・大川を呼び出す。しどろな乱れ姿を曝して寝入っている生娘は敏江の手引きで老人に捧げられる生贄であった。大川にパンティを剥かれ秘唇をいたぶられて、敏感な肉体を恵まれた処女はうつつなくみだらな呻きをこぼす。朋子を逃れられなくするため、敏江と大川は意識のない朋子の体を全裸にして隅々まで写真に収める。やがて老人の邪欲に捧げられる運命も知らずに寝入っている処女の傍らで、ネグリジェを脱ぎ捨てた敏江は大川に情交をしかけていく。
[ 1-5 〜 1-6 ]
 【地下調教一日目】敏江の部屋での記憶のない朋子が、巨体をたるませた児島老人の獣欲に捧げられる夜が来た。敏江の段取りに従い、夜半に児島老人からコーヒーの注文を受けて、夜勤で当直中の朋子が一〇八号室へ呼びつけられる。だが、朋子を観念させようと急いた老人は朋子の破廉恥な写真を性急に持ち出したために激しい抵抗に直面する。助けを求められて一〇八号室に駆けつけた敏江は、椅子に縛りつけられて激しい反抗の意を示している朋子の頬を打ち、強力な即効のある催淫剤「NTDガンマ」を恐怖におののく可憐な処女の腕に注射する。薬効に呑まれて朦朧となりながら老人の手でブラを剥かれ乳ぶさをなぶられた朋子は、羞恥と屈辱に呻きつつやがて全身を快感に火照らせておぞましいいたぶりに恍惚の反応を返し始める。力を失った下肢を割り拡げられて濡れそぼつパンティを露わにされて、朋子は淫らな玩弄にこらえきれぬ嬌声をこぼし続けた。椅子から解き放たれて後ろ手に縛られた朋子は、無造作にパンティを剥き下げられた全裸を再び椅子に縛られ、下肢を拡げて肘掛けに固定される。しとどな蜜を吐く秘裂を児島老人の口で吸いたてられて、生まれて初めての絶頂に突きあげられ失神する朋子。処女のまま股間の恥毛を剃り取られた朋子は、児島老人の前に跪かされ赤黒い怒張を突きつけられて嫌悪におののきつつ屈服への道を歩まされていく。ベッドに横たわった老人の下肢をまたいで膝立ちに天井から両手を吊られた朋子は、大川の巧みないたぶりに乳首と肉芽を玩弄されて淫らに腰を振りながらすすり泣く。教えられるままに卑猥な屈服の言葉を口にした朋子は、直立して待ち構える老人の怒張の上に汗まみれの裸身を降ろされていく。濡れそぼつ処女の股間を貫いて朋子の喜悦の絶叫を絞り取る児島老人の脳裡には、金にものを言わせて没落した貴婦人令嬢をなぶり尽くした若き日の記憶とともに、高貴の血筋を引く生娘を弄ぶというやみがたい妄想が去来していた。
[ 1-7 〜 2-1 ]
 児島老人の腰にまたがって犯されている朋子は、大川に乳ぶさを掴み締められて腰を振りたてながら喜悦の絶頂へ昇った。なお果てることのない老人の情欲に揺さぶられ続ける朋子は、あぶら汗に光る肉体を再び高みへと突き上げられ、乳ぶさを弾ませて二度目の絶頂を極める。
 老人と若い女が快楽の肉交にふけるさなか、S病院院長・宗田滋彦からの外線電話が敏江に取り次がれていた。愛人でもある滋彦からの内密の指示を受けた敏江は一〇八号室を辞して、五つの秘密室を備えた病棟の地階へと降りる。やがて滋彦が連れてくる者たちのために敏江が用意した〇〇二号室と〇〇三号室は、ドアについた監視用の小窓以外には窓ひとつなく、豪華な赤い絨毯とはちぐはぐに簡素な鉄の寝台と水洗便器を備えた八畳ばかりの独房であった。だがそこに備えられた、天井から垂れるチェーン、鉄パイプの柱、そして壁の鎖環の数々こそは、独房の囚人に残酷な拷問を課するための快楽病棟の極致にほかならないのだ。二つの部屋の中間にある小部屋に入った敏江は、二つの部屋を同時に覗き見ることのできる壁面の電動透視パネルを作動させる。丸裸にされた美しい生贄が無残な責めにのたうつ淫の地獄図を、そのスクリーンから見る時の近いことを思って、敏江は残忍にほくそ笑んだ。
 深夜、病院所属の救急車でY病棟へ運びこまれ直ちに地下室に降ろされた二人の人物は、宗田滋彦の妻・貴子と、その従弟の大学生・綾部道也。名門の家を出て滋彦の妻となった貴子は、夫のサディスティックな性的嗜好を嫌ったあげく、年下の従弟と駈け落ちを図ったのだ。手を尽くした捜索ののちに滞留先の宿で二人を捕らえた滋彦は、今や公然と美貌の妻を責め苛む機会を得て興奮を隠せない。麻酔を打たれて眠ったまま〇〇二号室に入れられ、全裸にされた四肢をベッドに拘禁された道也と対照的に、貴子は担架に厳しく縛られただけで不安と恐怖を噛みしめながら運ばれて来ていた。酷薄な笑みを浮かべる夫の手で縄目の間から乳ぶさを引きずり出され、敏江や手下の男たちの前でなぶりまわされる嫌悪に美貌を歪める若妻は、〇〇三号室の二本の鉄パイプの間に大の字に縛られて、サディストの夫による陰惨な報復の刑罰を待つばかりとなった。甘い駈け落ちの夢を破られ、世間に秘められた病棟の地下に繋がれた二十六歳の誇り高い若妻にとって、復讐心に燃える夫の淫らな嗜虐にのたうち続ける救いなき幽囚の日々が始まろうとしていた。
[ 2-2 〜 2-3 ]
 滋彦と敏江は〇〇二号室で目を覚ました道也の全頭マスクの耳覆いだけを開けて報復を宣言し、貴子への懲罰を聞かせるために〇〇三号室のマイクをスピーカーにつなげる。〇〇三号室では、二本柱の間に立ったまま大の字で放置されていた貴子が、これから始まる汚辱の運命への不安に苛まれてうなだれていた。夫とその情婦によってなぶりものにされる屈辱にワナワナと顫えながら着衣を裂かれて下着姿にされた貴子は、道也との肉体関係を否定し離婚を願い出るのも無視されて、敏江の手でブラジャーを切り取られて乳ぶさを曝す。羞じらいの汗を噴いて悶え叫ぶ妻の裸身にむしゃぶりついた滋彦は、荒々しい欲情と復讐心を奔出させて乳首を噛み、上品な妻に拒まれ続けてきた荒々しい玩弄を白く柔らかい肉に刻んでいく。パンティの上から敏江の指の愛玩を股間のはざまに受けて、快美な刺戟に崩壊していく若妻の肉体。パンティを膝上まで降ろされて恥毛を検分される屈辱に絶叫する貴子を嘲笑いながら、滋彦は姦通の罪を責めつつ剥き出しの尻を鞭打つ。鞭の打撃に悶えて立ち磔の白い肉を弾ませながら、お嬢さま育ちの若妻は敏江の手で恥毛を抜かれ肉芽と乳首をしごきたてられる辱めに狂乱し、鞭の苦痛と指弄の快楽のさなかで我慢させられていた小便を洩らす。立ち縛りの股間に汚水を垂れ流して放心した気位の高い若妻は、泣きじゃくりながら密通の罪を認め、夫と情婦の前で謝罪と服従の誓いを強いられるのだった。
[ 2-4 〜 2-8 ]
 屈服してぶら下がる貴子の小便まみれの股間に、滋彦と敏江はイルリガートルで代わる代わる洗滌液を浴びせる。噴射する温湯で肉芽とアヌスをもてあそばれる貴子の敏感な女体は、汚辱のなかにも腰を振りたてて淫らな反応を返す。夫とその情婦による、いびるような果てしもない玩弄に屈辱の絶叫を噴く貴子は、磔を解かれた美しい裸身に生まれて初めての厳しい後ろ手緊縛を受けてうなだれる。冷酷さを剥き出しにした夫の鞭で尻をたたかれてベッドの上に追い上げられ、股を開くよう要求されるあまりの羞恥にためらう貴子の肉体に、さらに屈辱的な敏江の鞭打ちが弾ける。情婦の手で尻に太腿に脾腹に鞭痕を刻まれ、死ぬほどの憤辱のなかに俯伏せの尻を高くかかげ股を拡げさせられていく年下の正妻。足首をあぐらに縛られてもはや閉じることもできない股の奥の肉芽を滋彦になぶりたてられながら、敏江の指をアヌスに突き立てられる妖美な刺戟に、貴子は艶めかしい呻きを噴いて失神する。強いられる肉の快楽に崩壊して汗まみれの裸体をブルブル顫わせる貴子は、尻に数百CCに及ぶ浣腸液を注入され院長夫人としての誇りを徹底的に剥奪されていく。やがて衝き上がってきた便意に狂乱した上品な人妻は、侮蔑の眼差しで見降ろす看護婦の敏江に向かってみじめに哀願しながら、バイブと一体になったアヌス栓を前後の秘腔に埋められたうえ、極限の便意にのたうつ尻を滋彦に鞭打たれて淫らに昇りつめる。嘲笑う加虐者たちの手で犬の首輪をされて便器にしゃがまされた貴子は浅ましい排泄の瞬間を見せ物にされ、魂までうつろになる汚辱の異臭のなかで、口元に突きつけられた夫の怒張を咥えさせられる。結婚以来拒み続けてきた愛戯を初めて強いられる不義妻の凄艶な屈服の表情。猛り立った滋彦は奔騰する白濁を貴子の喉の奥にたたき込んで呑み込ませる。二十六歳の高貴な若妻が駆け落ちに託した愛の夢は、暗黒の女体調教病棟の地下室で、憎しみに燃える夫の淫虐な復讐に逢って穢し尽くされたのだ。
[ 2-9 〜 3-7 ]
 貴子が浣腸されたうえ排泄しながら夫の精を呑み込まされるまでの一部始終を、道也は〇〇二号室の闇の中でスピーカーを通して聞いていた。ベッドに四肢を拘束され全頭マスクで聴覚だけを許されて、愛する従姉が酸鼻を極める責めにのたうつ悲痛な呻き泣きに、若い大学生の愛人は裸体の中心の怒張をそそり立たせて身悶える。体を清められた後ベッドに追いあげられ、滋彦の上に騎乗位で貫かれて繰り返し喜悦をきわめる貴子の凄艶な歔き声が、聴覚だけのもどかしい刺戟に悩乱する道也の官能を夜を徹して苛む。中学生の頃からあこがれの女性として崇拝し、駆け落ちの果ての情事で情熱的な美身を曝して見せた上品な人妻は、苛酷な辱めのなかで娼婦としての妖艶な魅力を剥き出しにしてみせるかのようだった。
 【地下調教二日目】翌朝、〇〇二号室に現れた敏江は、前夜からの昂ぶりを露わにそそけ立つ道也の怒張を貴子のパンティでくるみ込み意地悪く弄んで、最後の解放を許されぬもどかしい快感に道也を焦らしたてる。強制導尿ののち食事係の朋子を残して敏江が立ち去ると、道也はひと筋の希望にすがって顔もわからぬ若い看護婦に話しかけ、心を開かせるため口説を尽くす。滋彦の手の者に捕らわれる直前に妹に連絡をとっていた道也は、兄の駈け落ちを助けるための資金を持って宿に向かったはずの聡明な妹が、誘拐の事実を突きとめて、早ければ明日にでも救いに来てくれることを信じているのだった。
[ 3-8 〜 4-2 ]
 〇〇二号室を出た敏江がバスルームへ行くと、後ろ手錠にされた貴子が、木椅子に掛けた滋彦の前に跪いて怒張に口を使わされていた。道也の様子を聞かされた貴子は敏江の陰湿な揶揄にむせび泣きながら、眼の前の怒張を道也のそれであるように思いなしつつ屈服の奉仕のなかに身を投じてゆく。滋彦は、ビタミン剤と偽ってNTDガンマを飲ませた貴子を壁の鉄環に大の字に拘束して剃毛の罰を宣告する。打擲され、卑猥な語で恥毛を捧げる言葉を言わされた貴子は、薬の作用でせくり上がる官能に耐えきれずに、秘肉の愛撫を敏江に請い求める。焦らされたあげく敏江の手で張形を挿入されただけで絶頂を極めて失神する貴子。生き恥の極みに絶え入る貴子の股間から滋彦の手で丹念に毛が剃り取られ、院長夫人はむせび泣きながら奴隷の肉体へと堕とされていった。
 剃毛された裸身を厳しく緊縛された貴子は、縄を引かれて独房を連れ戻される。柱に立ち縛りにされ、眼の前の大鏡に映し出される剥き出しの裸形を羞じらって懸命に眼を閉ざす貴子の素肌に、滋彦の懲罰の鞭が弾ける。太腿の付け根と乳ぶさを打ちまくられて屈服し、赤ん坊の姿に返されたおのが肉を見せつけられる貴子のうちに芽生え始めるマゾの性。ベッドの上でM字開脚縛りにされ、あからさまな股間をのぞき込まされながら肉芽をいたぶられた貴子夫人は、眼もくらむ羞恥のなかに果てもなく堕ちてゆくばかりであった。
[ 4-3 〜 4-7 ]
 滋彦はひと眠りしたのち午後の回診で病院を巡る間にも、アヌス拡張棒付きの貞操帯を嵌められて独房に放置されている貴子にいつの日か淫らな肉体改造手術を施す日のことを思って上の空であった。回診の最後に向かうのは快楽病棟。一〇八号室では白衣をはだけられた朋子が児島老人の膝の上に乗せられて剥き出しの乳ぶさを吸われ嬲りまわされながら娼婦の奉仕を強いられ、三〇三号室では小佐野がいち早く貴子の監禁を聞きつけていた。貴子のことを「お姫(ひい)さま」と呼んで長年憧れてきた小佐野に対し、滋彦はいずれ妻の体を与えることを約する。
 その夜、地下室では、首輪と貞操帯だけをまとって従順になった貴子がベッドの上で敏江から食事を与えられていた。きつく食い込む貞操帯をはずす許しを滋彦に乞うた貴子は、与えられた鍵を使って滋彦と敏江の見る前で自ら貞操帯を取り去っていく。拡張されたまま一日中放置されていた秘肉の淫らな崩れように激しく羞じらいながら、直腸の奥深くに埋まったアヌス拡張器を引き抜いていく育ちよい若妻。華族出身の美夫人の肉体はアヌスの性感を覚えさせられ艶めきを増しながら、着実に性の奴隷へと堕ちていく。
[ 4-8 〜 4-9 ]
 駆け落ちした道也に助力するため夜八時に山峡の温泉宿にたどり着いた妹の綾部美香は、滋彦が張っておいた警戒網にかかって捕らわれる。買収されていたホテルのマネージャーから兄の偽りの行き先を教えられた美香は、その足で向かった都内のマンションで滋彦の手の者に待ち伏せされたのだ。あっけなく罠に落ちた女子大生は薬で眠らされて、兄が捕らわれている快楽病棟の地下へと運び込まれる。そこには、うら若い処女の想像を絶する辱めと監禁の運命が用意され、兄の窮地を救おうとした罪もない妹を快楽病棟の新たな生贄に迎えるための準備が整えられていた。美しい女子大生の体を〇〇四号室に運び込ませた滋彦と敏江は、意識のないままベッドに移された美香の類まれな美貌に感嘆しながら、まもなく高貴な処女の身に課していく丹念な辱めを詳細に計画する。スカートをまくり上げられブラウスの胸をはだけられた美香は、剥き出しの素肌に滋彦と敏江の淫らないたぶりの手を這わされて、昏睡のうちにも敏感な体を感応させる。滋彦は美香のパンティを剥き下げ、下肢を大きく割り開いて繊毛の奥の秘肉をあらわにする。処女の秘裂のたたずまいを写真に撮られた美香は、肉芽と唇を二人がかりで吸われながら、無意識のうちに切なげな喘ぎをもらして稚い裸身を顫わせる。豊かな性感に恵まれたその敏感な女体こそは、いずれ性の玩弄に供される処女姫の華麗な肉の崩壊を彩ることになるのだ。着衣を元に戻され猿轡をされた美少女が、凄惨な辱めの儀式を前にした最後の夜の眠りに安らいでいる同じ階には、愛する妹が自分のせいで邪悪な奸計に落ちたことも知らずに、罪深い兄が深い眠りを貪っていた。
 【地下調教三日目】翌朝、独房で目覚めて不安におののいている美香を放置したまま、滋彦が児玉老人のもとへ赴くと、老人は完全に調教し尽くした朋子に朝の剃毛を命じているところだった。滋彦の前で羞恥の作業を見せ物にされながら、もはや正常な女に戻ることのできない朋子は、身内に生じてくる昂ぶりに諦念を深めていく。
[ 4-10 〜 5-2 ]
 地下に囚われた恋人たちも、奴隷に堕とされた身に朝の日課となった調教をほどこされていた。貴子はベッドの脚に首輪の鎖をつながれて四つん這いにされ、ひと晩中責め棒を埋め込まれていた肉の疼きを自らの手で慰めながら、敏江によって浣腸液を注入される。二百CCを注入された後の尻をアヌス栓でふさがれた貴子は、せくり上がる妖しい情感にのたうちながら敏江の愛撫に崩されていく。いっぽう〇〇二号室ではベッドに拘束されたきりの道也が朋子の手で世話を受けていた。朋子を味方につけようと企む道也は、催淫薬の効果で勃起したままの怒張をゆすって、放出の手助けを朋子に求める。誘惑されるまま、若い男の怒張を握りしめてしごき立てる朋子の胸中に衝き上げる情感。パンティを脱いで道也の腰にまたがった朋子は、自ら腰を振って快感の忍び音を洩らしながら絶頂を極める。だが、囚人と言葉を交わしたうえ情交を遂げた朋子のその規律違反の一部始終は、透視室から覗き見ていた敏江の知るところとなっていた。
[ 5-3 〜 5-4 ]
 目覚めてから、窓一つない薄暗い地下室の鉄の寝台で前手枷と猿轡をされたまま夜七時まで放置された美香は、騙されて拉致された運命の変転と、ずらされたような下着の感覚に恐怖と不安を募らせていた。明敏な女子大生は兄に恨みを抱く犯行者の正体を的確に察知するが、やがて堰かれ続けてきた尿意の高まりに意識を奪われていく。隣の透視室では貴族好みの児島老人が、滋彦から提供された高貴な生娘の初々しい姿に気をはやらせていた。不意に蛍光灯がつけられ、尿意にもじつく美香の前に敏江が現れて、看護婦らしい冷静さでおまるへの排尿を命じる。覗かれているとも知らず、スカートをまくられパンティを下ろされた美香は、剥き出しの尻をおまるの上にしゃがませて羞ずかしい排尿を遂げる。垣間見た美香の尻の美しさに対する児島老人の深い満悦は、高貴な美少女が病棟の地下に繋がれて老醜の玩弄の贄にされていく運命を決定づけた。手枷の鎖をゆるめられた隙に猿轡を取り去った美香は、再び手枷を天井から吊られ立たされながら、非道な仕打ちの目的を敏江に詰問する。地下室に姿を現した滋彦は酷薄な笑みに美貌を歪めながら、無力な虜となった女子大生に対して、道也への恨みと報復の意図を明かした。兄の敵の支配する病棟の奥に知るものもなく囚われた絶望的な窮地を悟って戦慄する美香。爪先立ちに両手を吊られたまま兄に代わって詫びる可憐な妹の哀願を滋彦は冷たくはねつける。涙を浮かべて恐怖に顫える十八歳の生娘に宣告されたのは、その美しい体で兄の罪を償わされるという陰惨な処刑であった。
[ 5-5 〜 5-6 ]
 児島老人がビデオカメラを構えた大川を伴って〇〇四号室に合流したのを合図に、十八歳の処女大学生・綾部美香に対する長い蹂躙の儀式が幕を開ける。両手を頭上に吊られて爪先立ちに引き伸ばされた高貴な美少女は、狭い地下監禁室で四対の男女の好色な眼とビデオのレンズの注目を浴びながら破廉恥な剥衣を強いられ、気の遠くなるような狂乱の羞恥にのたうつ。悲鳴をあげて跳ね悶える美香の哀れにも美しい体から、滋彦の手で冷酷に引き降ろされるスカート、切り裂かれるブラウス。素肌を人目に曝したこともない無垢の身をブラスリップにまで剥かれた美香のしどけない半裸に、欲望を剥き出しにした児島老人が抱きついて撫でまわす。おぞましさに慟哭しつつガックリとぶら下がった美香は敏江によってストッキングを脱がされ、肩紐を切られたブラスリップの胸元を支える手をじわじわとずらされていく。あぶら汗を噴き長い黒髪を振りたてて絶望的な救いを求めるのもむなしく、白く柔らかな双の乳ぶさを環視のなかに曝されてしまった美少女は、パンティ一枚だけを残された無惨にも艶めかしい裸身を鎖に委ねて死ぬほどの羞恥にわななく。
 独房のベッドに拘束されていた道也は敏江の手で全頭マスクと手枷足枷をつけられ、感覚を奪われた裸体を部屋から連れ出される。敏江の冷笑的な言葉から貴子との惨めな再会を覚悟した道也が、予想に反して連れ込まれた〇〇四号室では、美しい妹がパンティ一枚の裸身をビデオに撮られながら悶え泣きを絞っていた。何もわからぬまま美香の正面二メートルに向き合って吊られてから、全頭マスクの覆いをはずされた道也の耳と目に入ってきたのは、愛しい妹の悲痛な悲鳴、そして剥き出しのまぶしい裸身。あらわな乳ぶさを滋彦に掴まれて羞じらいに泣いている美香の哀れな姿は、救出の失敗のみならず、愛する妹までもが淫虐な敵の魔手に落ちるという最悪の結果を道也に教えた。あまりにも惨めな再会に、妹は羞じらいにうなだれ兄は無念に悶える。児島老人の醜い手で露わな素肌を撫でまわされた美香は汚辱の絶叫を絞りながら、愛する兄にむなしく救いを求める。背後から滋彦に双の乳ぶさを掴み締められ乳首を転がされる汚辱にあぶら汗を絞る美少女の、顫えよじれる処女の腰から、激しい哀訴と悲鳴を無視して敏江は最後に残ったパンティを剥き下げて抜き取る。見事な曲線を誇る処女の肉体を息を呑んで見つめる兄と嗜虐者たちの前で、女性美の極致に輝く十八歳の女子大生の、こののち下着を許されることもない真っ白な全裸体が、黒髪と下腹の翳りだけをアクセントにしてぶら下がった。高貴の血をひく一流女子大学生から、快楽病棟の地下に繋がれる丸裸の女奴隷へ――戻れぬ道を一つずつ堕とされてゆく美香の前途には、眼もくらむ羞恥にむせび泣くいとまさえ束の間に、無垢な乙女の想像をはるかに絶する淫靡きわまりない嗜虐の快楽教育が、たて続けに用意されているのだ。
[ 5-7 〜 5-9 ]
 背後から滋彦に乳ぶさを揉まれながら太腿のはざまを敏江に撫でられて、白い腹を喘がせ下腹の繊毛を顫わせる美香の息もたえだえなあらがいの声は、欲情の渦巻く地下室に徒らに響いて嗜虐者たちの淫らな欲望を掻き立てるばかり。淫靡ないたぶりに汗の玉を噴いて吊られた裸身をゆらめかせる美香の前に、児島老人の命令で朋子が呼び出される。自分を誘惑した男と、自分と同年代の少女とが全裸で向かい合わせに吊られている淫靡な光景に戸惑いながらも、朋子は命じられるまま裸になって児島老人の傍に跪きガウンの下の怒張に奉仕の手を差し伸べる。奴隷へと調教された美しい娘の従順さに驚愕の眼を瞠りながら、頑なに脚を開くことを拒み続ける美香を追いつめるため、敏江は朋子に環視の中の開脚を命じる。耐えきれぬ屈辱に顫えながら美香の正面に正座した朋子は、股を大きく拡げて自らの指で秘肉をくつろげていく。嫌悪の叫びとともに眼をつぶって顔を反らす美香は、我が身に予告された調教の無残な結果を朋子の姿に予感しておぞましさに悶え泣く。朋子は自分よりもさらに若い生贄の美しさに嫉妬の激情を炸裂させて、絶叫と高笑いをたたきつけながら、美香に見せつけるかのように自らの秘肉をまさぐり怒張を口に咥えたてていくのだった。
[ 6-1 〜 6-2 ]
 髪を掴んで朋子の淫技を見せられながら、吊られた汗まみれの裸体をのたうたせて弱っていく美香に対して、加虐者たちの淫虐な追い打ちが容赦なく続く。美香の手首を吊り上げる鎖を滋彦がさらに巻き上げると、美少女の汗に光る裸身は爪先を床上三十センチまで離されて、空中で回転しながら鎖をきしませて苦痛に舞い躍る。よじる力を失った下肢を開くよう命じられ、眼の前の兄にむなしく助けを求める妹の美しい白裸を前に、忿怒の呻きをあげながら無力に悶えるしかない道也。宙吊りの苦悶に屈した美香は、残酷な意図をもって六十センチ間隔で足元に置かれた二つの台に足場を求めて、あられもない開脚立ちの姿勢に追い込まれていく。股間にしのび込む外気のおぞましさに顫える美香の足台がさらに拡げられ、鼠蹊部を痙攣させながら無残な大股開きを強いられていく美処女。わななく下腹の正面に椅子を据えた児島老人の指で秘裂を撫で上げられ肉芽を剥かれて、生まれて初めて知る男の指の玩弄に悲痛な絶叫をほとばしらせる美香は、閉じるすべもなくいたぶりに委ねられる最奥の秘肉のありさまを、大川の手にしたビデオカメラで股下からアップで撮影されていた。
  滋彦ははやる児島老人を制しつつ、あぶら汗にまみれて汚辱に喘ぐ育ちの良い美少女を衆人環視での立ち往生の恥辱に向けて追い上げる。吊りと開脚をわずかにゆるめて緊張を解かせた美香の、吊られて剥き出しの腋下から脇腹までを優しく撫でおろしつつ、ぬめる乳ぶさを掴みしめ乳首を揉みほぐして、オナニーさえ知らない可憐な処女の性感をねぶりあげてゆく滋彦。サディストの巧みな女体責めに翻弄されてしこった乳首を顫わせながら、無力な開脚吊りにされた無垢な処女肉は生まれて初めて知る妖美な刺激に呑まれていく。羽根を手にして正面にしゃがみ込んだ敏江が崩壊の瀬戸際を耐える秘唇に繊細な愛撫をさしのべると、美香は凄絶な悲鳴とともに下肢を顫わせてのけぞる。滋彦に唇を奪われ舌を吸われた美少女は、淫らな羽根の愛撫に吊り鎖をきしませて腰を振りたてながら、もはや止めることのできない官能の崩壊に向かって屈服の道を堕ち始めた。あらがう気力も失って上下からの淫靡な快楽責めに全身を委ねきった美香は、汗まみれののたうちの中に顫えつつ悦びの蜜を股間から溢れさせ、兄に見られる羞恥さえも押し流す凄まじい肉の歓喜の中に美身を灼き尽くされていく。無垢な処女の凄艶な崩壊を息を呑んで見守る一同の前で、敏江の指で秘肉をまさぐられ肉芽を優しくなぶられた美香は、腰をうねらせ内股を痙攣させながら、なまめかしい叫びとともに宙に跳ね躍って快美の頂点をきわめた。汗と淫液にまみれつつ肉の愉悦に屈服して果てる高貴な処女姫の素っ裸の全身を、大川のビデオカメラが余すところなく記録していた。
[ 6-3 〜 6-6 ]
 女の性の快楽を強制的にたたき込まれる衝撃に失神した美少女に、苛酷な肉欲の責めはなおも止むことはない。汗にぬめって鎖にぶら下がる敗残の裸体をベッドに移された美香は、左右それぞれの手首足首を縛りあわされた恰好で目覚めさせられ、仰向けの姿勢が強要する浅ましい開脚を懸命に防ぎつつ、観衆たちの卑猥なからかいに嗚咽する。死ぬほどの羞じらいに灼かれて弱々しく哀訴する美香の髪を掴んで乱暴に引き起こした滋彦は、ねじ向けた美少女の口を吸い乳ぶさを弄び、あらがい切れない刺戟を乳首から送り込みつつ、汚穢にまみれた処女の股間を拡げさせていく。顫えつつ開いた股の付け根に老人の老いた指の玩弄を受け、ふさがれた喉を呻かせて嫌悪にのたうつ美香。泣きわめいて許しを乞う美少女の肉芽をつまみ上げて快楽の秘術を尽くしつつ、老人の指弄は美香の菊蕾へと及ぶ。再び仰向けにさせた美少女の汗にまみれて喘ぐ白い腹を凝視しながら、濡れそぼつ秘裂と菊蕾に舌を差しのべる児島老人。むなしく繰り返され無視されるばかりの可憐な哀訴で加虐者たちを楽しませながら、処女の性感を執拗に玩弄され続ける美少女は、悲痛にも淫らな喘ぎ歔きを監禁室に響かせていく。縛られたまま俯伏せにされ、肩と頬で上体を支え膝立ちになって尻を捧げた美香は、処女の矜りの片鱗すら残されていない浅ましい恰好に、気力も萎え果てた四肢を投げだす。破廉恥な屈服の言葉を求められ、突き出した尻を滋彦の乗馬鞭でしばかれる死ぬほどの屈辱に美貌を歪めて泣きじゃくる美香。児島老人は鞭痕を刻んで割り拡げられた哀れな尻に向き合って狭間の菊蕾に舌を差しのべていく。排泄の器官を舌先でくすぐられ、妖美な刺戟に灼かれてうつろな呻きとすすり泣きを噴きつつ総身を顫わせる美香は、老人の指にクリトリスを探りあてられると、愛しい兄の名をむなしく呼びながら観念しきった稚い女体を底知れぬ爛れた快楽の波に委ねる。やがて俯伏せになって高く突き出した尻を顫わせて、ひしめく見物人とビデオカメラの前に二度目の快楽の痙攣を晒した美少女は、処女のまま穢し尽くされた敗残の裸体を、六人もの環視に曝して汗まみれに伸びきっていた。
 こうして兄の救出に失敗して捕らわれた女子大生は一夜にして言語に絶する辱めにまみれ、処女の身を素っ裸に剥かれて快楽病棟の地下に閉じ込められる境遇に堕ちた。虜囚となった罪なき美少女を丹念に玩弄していくためにあえて破瓜を延期した老人の歪んだ淫欲は、処女姫蹂躙の夜のフィナーレを飾る淫虐な儀式を思いつかせる。妹に対する酸鼻な凌辱に昂ぶりを抑えきれぬ道也が吊り鎖をずらされて美香の尻に正対させられ、朋子の愛撫で屹立した怒張を妹の尻のあわいに差しつけられていく。互いを慕い気遣いつづけた美しい兄と妹は、卑猥な肉の接触を強いられて錯乱の叫びをあげながら悶え抜く。こらえきれぬ情欲の奔騰に猛った道也は、自らの不貞のために地獄へ落とすことになった愛しい妹の汗まみれの裸形の上に、背徳の白濁を浅ましくも撒き散らした。
[ 6-7 〜 6-9 ]
 性宴が果てて自室に戻され再びベッドに固縛された道也は、凄惨な辱めにのたうち泣き叫びながら穢されていった実の妹の無惨にも美しい裸体を、脳裡から追い払えずにいた。醜い老人をはじめ何人もの男たちに犯されたであろう美香の運命を思って憤りに煩悶しながらも、汚し尽くされる妹の姿を妄想して背徳的な相姦の欲望に衝かれていく道也。いっぽう汚辱の果てに処女を奪われぬまま風呂を許された美香も、淫劇の舞台となった〇〇四号室のベッドに首輪ひとつの全裸を鎖でつながれて、兄の前で晒した汚辱の記憶にうなされる悪夢の夜を過ごしていた。
 こうして兄の犯した密通の罪は無垢の妹をも巻き込み、高貴の血筋の美しい兄妹は閉ざされた病棟の暗い地下檻に全裸で拘禁される奴隷の境遇へと堕ちた。淫猥な老人の飽くなき快楽の贄となった綾部美香は、始まったばかりの幽閉の日々が、丸裸で囚われた無垢な女体の上にどれほど苛酷な女の性地獄を用意しているのか、まだ知るよしもなかった。
[ 7-1 ]
 美香の凌辱で昂ぶった欲情を満たすために、滋彦は病院内の自室に貴子を連れ込んで敏江とともに苛む。T字帯に眼隠しをされたまま柱に立ち縛りにされ、夫とその情婦の秘めやかな愛撫と嬌声を聞かされる屈辱に身悶える貴子。滋彦は眼隠しをはずした貴子の前で敏江を後ろ手に縛り上げ、ベッドの上で怒張を咥えさせる淫靡な愛戯に没入していく。敏江は貴子に正対した恰好で滋彦の腰にまたがってアヌスを犯され、壮絶な快感にのたうちまわる。貴子はT字帯で埋め込まれた前後二本の責め棒に電動を与えられてみだらに腰を振りたてながら、敏江の快楽の極みを見せつけられる。みじめに火照った体をひとり残された貴子は、絶頂の解放を求める哀願を口にして責め棒の動きで気をやらされる。屈辱にうなだれる若妻はT字帯をはずされ、濡れそぼつ肉に敏江のレズ愛撫を受けながら再び愉悦の極みに追い上げられる。
[ 7-2 〜 7-4 ]
 【翌日】休診日の翌日、児島老人は大川と朋子を伴って外出する。赴いた割烹旅館では、かねての老人の口利きに対する謝礼に美人女優の妻・城ヤス子を提供するべく、若手代議士の谷口が待っているのだ。奥の間に平伏していた和服姿の美人は、屈辱に蒼ざめた夫の見る前で老人の怒張への口淫奉仕を命じられ、観念しきれずに泣き叫びあらがう。老人に命じられた大川の手で裸に剥き上げられたヤス子は寝室へ連れ込まれ、厳しく緊縛されて床柱に立ち縛りにされる。環視に曝され好色な手に嬲りまわされて屈辱に絶叫する二十六歳の美人女優は、振動するバイブレーターを体中に這わされたうえ下腹にねじ込まれて浅ましい絶頂を遂げる。柱から解かれ、あぐら縛りで児島老人の怒張を咥えつつ大川の愛玩を受けて再び絶頂を極めたヤス子は、布団の上に俯伏せにされ、バイブを挿入されたままかかげた尻を鞭打たれて幾度も絶頂を極める。仰向けに横たわった児島老人の上にまたがって腰を使わされたヤス子は、大川の怒張でアヌスを引き裂かれて凄絶な絶叫をほとばしらせていった。
[ 7-5 〜 7-9 ]
 【その後のある日・朝】朋子を誘惑して以来、道也は毎朝のようにあわただしく朋子と体を重ねていた。道也に目覚めさせられてゆく愛情に没入した朋子は、全裸大の字の仰向けに拘束されている道也の口に乳首を含ませ、その手の先に下腹を押しつける。シックスティナインの恰好に重なり合った若い男女は互いの体を擦り合わせながら喜悦に昇りつめていく。朋子の違反を知って二人の様子を監視するのが日課となった敏江は、その朝、隣の透視室に連れ込んだ美香に兄の痴戯を見せつけていた。処女のまま、帯なしの緋の長襦袢だけを身に許されて監禁されている美香は、頼みにしていた愛しい兄の怯懦な振る舞いに胸をつぶされながらも、兄の前で曝した自らの痴態の記憶に苛まれて反発の気力を失う。敏江は快楽を知った美香の女体をレズの愛撫へと引き込み、汚辱の性にまみれた美少女を愛玩奴隷へと堕としていく。ソファに横たえられて前手錠を頭上に繋がれ、長襦袢をはだけられて大きく割り裂かれた内股のあわいに巧みな舌の愛撫を受けた美香は、肉の愉悦に支配されていく裸体を汗まみれにのたうたせながら喜悦の呻きを懸命にこらえる。引き返せない肉欲の崩壊のなかで愛しい兄の裸体を思い浮かべながら悦びを高めてゆく美少女は、敏江の指をアヌスに突き立てられ抉りまわされると、妖しい刺戟に可憐なよがり声を放ちながら、白い裸身を痙攣させて絶頂を極めた。
[ 8-1 〜 8-3 ]
 同じ朝、夜通し嵌められたままのT字帯の淫らな刺戟に苛まれて起床の勤めを怠った貴子は、滋彦と敏江に懲罰を受ける。T字帯をして正座したまま夫の情婦の手で上半身を後ろ手に緊縛された美夫人は、低いレザー張りの台に俯伏せにされて、眼の前につきつけられた夫の怒張に舌を差し伸べる。道也の妹までもが病棟の地下に囚われていることを聞かされて、おのが浮気がもたらした無残な結末に絶望しながら敏江に尻を鞭打たれて呻き泣く貴子。T字帯から前後の穴に埋め込まれた責め棒に振動を入れられた貴子は、三つの穴をふさがれつつ尻を打たれる屈辱と快感に狂乱したすえ、滋彦の噴出で喉を灼かれ絶頂を極める。T字帯をはずされて官能に崩れきった肉体を風呂で洗われながら、未開のアヌスを夫に捧げさせられることを宣告される貴子。剃毛されたうえ尻を捧げた俯伏せの姿勢で三百CCの浣腸をほどこされた貴子は、みじめに苦悶しながら、第二の初夜を迎えさせられる秘腔を奥まで清められた。縛めを解かれ縄目を残した美しい肉体を夫に玩弄されながら、美夫人は性奴隷として楽しみ尽くされる運命にうなだれる。
[ 8-4 〜 8-8 ]
 厳しく縛められた貴子が浴室から独房に連れ戻されると、そこには全頭マスクから眼だけをのぞかせた全裸の道也が柱に縛りつけられていた。悲痛な再会に泣き叫びながら、ベッドに追いあげられて海老縛りを仰向けにされた貴子は、眼を剥いて悶え興奮する道也の前で、アヌスに薬剤を塗り込められて淫らな刺戟にのたうつ。衝き上がる刺戟に崩れて恋人の眼も忘れたように浅ましい哀願を放ち、バターを含まされた口で夫の怒張を咥えしゃぶりたてる貴子。爛れたアヌスにバター棒を挿入されて食いちぎる淫技を強いられたうえ、窮屈な海老縛りのまま滋彦に貫かれて第二の破瓜を遂げた美貌の若妻は、激烈な快感にのたうちつつ絶頂を極めて失神した。憎い夫への完膚なき隷属を恋人の眼に曝して、貴子は自分の尻に埋められていた怒張を口で清めさせられる屈辱に呻き泣く。昂ぶりに猛り立つ道也は、最後に貴子を抱かせるという滋彦の悪魔の誘いを受け入れ、全頭マスクをはずされた裸身を貴子の股間に跪かせて、汚辱に泣きわめく恋人の浅ましい汚れを舌で清める。下肢のいましめをほどかれた貴子は後ろ手のまま俯伏せに尻を立てて、惨めさに泣きむせびながら、愛しい男のもので貫かれて快美の嗚咽を洩らしていく。駆け落ちの夢に破れて快楽病棟に堕とされた恋人たちにとって、あまりにも無残な最後の情交であった。
[ 8-9 〜 9-4 ]
 【その後のある日・午後】夏の陽も射さぬ薄暗い地下室に長襦袢一枚で監禁された美香は、無為の生活を送る倦怠の風情を透視室から児島老人に監視されているとも知らず、果てるときの知れぬ幽閉の日々を過ごしていた。偏執的な貴族処女崇拝に取り憑かれたかのような老人は、折々に全裸にした美香を部屋の柱に後ろ手に縛りつけて処女の肉体を隅々まで吟味しながら、美香への凌辱予告であるかのように、貴族処女の凌辱譚を思い出し語りに聞かせるのだった。破瓜のあとに隷属のあかしとして剃り取られるべく残されている淡い可憐な恥毛だけを真っ白な剥き身にまとって、ネチネチとねぶりあげるような老人の視姦に顫えながら耐える全裸の処女姫。決定的な辱めを先へ先へと延ばし続ける老人の執拗な情欲の犠牲となって、幸福だった女子大生の日常よりはるか遠く閉ざされた人知れぬ冷たい地下独房で、美香の終わるあてない絶望の監禁生活は続いていく。
[ 9-5 ]
 凌辱によってたたき込まれたアヌスの快楽を忘れられなくなった元女優の城ヤス子が、肉の疼きの解放を求めて大川に連絡をとってきた。児島老人の許しを得て自分のアパートでヤス子を迎えた大川は、矜りを失って羞恥にうなだれるヤス子のパンティを脱がせて、剥き出させた尻をベルトで打ちながら怒張をしゃぶらせ汚濁を呑み込ませる。命じられて全裸になった美人女優はベッドの上で俯伏せに尻を高く突き出し、アヌスを揉みほぐされてマゾの性感に昂ぶっていく。クリームを塗り込められたアヌスに千CCもの浣腸を注入されてアヌス栓をはめられたヤス子は、天井から爪先立ちに吊られて乳ぶさと尻を鞭打たれ苦悶にのたうつ。生汗にまみれた美人女優は足元に置かれた便器の上にしゃがみ込んで無惨な排泄のさまを曝した。厳しく縛り上げられたヤス子は尻をベルトで打たれながら大川の足元に跪き、巨大な怒張に口で奉仕する。四つん這いになってクリームを塗られた尻を執拗に鞭打たれて官能に燃え立つ代議士令夫人の肉は、大川の逞しい剛直でアヌスを貫かれて悦びの叫びを放つ。肉の快楽の虜となった美女のゆくえには、児島老人が支配するSMクラブの娼婦奴隷となってマゾ調教されていく将来が定められていた。
[ 9-6 〜 9-9 ]
 【その後】貴子の第二の初夜に立ち会わされてから首輪と手枷足枷だけで独房に閉じ込められている道也の胸の裡に、脱走のもくろみが芽生える。道也は誘惑して味方に引き入れた朋子を説き伏せて、脱走に必要な準備をひそかに調えさせる。児島老人の強大な権力におびえながらも、逃走を誘う道也への愛情に傾いてゆく朋子。だが脱走計画の一部始終は、敏江の仕掛けた録音テープによって余すところなく記録されていた。
[ 9-10 ]
 愛する道也にまで辱められマゾに開眼させられた全裸を監禁監視され続ける貴子は、滋彦の愛玩を待ちのぞみつつ苛酷な荒淫調教にのたうちまわる日々のなかで、凄艶な娼婦の耀きを身にまとってゆく。その夜、天井から両手を吊られて前後に挿入されたバイブの刺戟で二度たて続けに絶頂を極めた貴子は、敏江の手で泣き薬を塗られ、レズ愛撫を受けながら滋彦の鞭を尻に受けて絶頂に達する。荒淫にやつれてぶら下がった貴子は容赦のない鞭打ちに絶叫しながら、立ったまま後ろから滋彦にアヌスを犯される。脚を開いて立ちはだかったまま後ろから激しく揺さぶりたてられる貴子は、敏江の手で前にバイブを抉り込まれて擦り合わされると、喜悦の呻きをあげてまたも昇りつめる。才媛を誇った美しい院長夫人に対する凄惨な性の調教がこうして完成し、闇の病棟に全裸でのたうちまわる白い肉奴隷が誕生したのだった。
[ 10-1 〜 10-3 ]
 快楽病棟に入院しているS医大理事長・小佐野は、かつて、貴子の実家に出入りする商人として「お姫(ひい)さま」と呼びならわした女子高生時代の貴子に横恋慕していた。滋彦は完全に隷属しきった貴子に対する調教の仕上げとして、奴隷に堕ちた妻の体を小佐野に与える約束を果たす。監禁以来初めて着物を着せられ、何も知らぬまま病院から連れ出されて待合へ連れ込まれた貴子は、長襦袢一枚に剥かれた体を夫に愛撫され床柱に立ち縛りにされる。昂ぶりに喘ぐ貴子の前に、滋彦と入れ替わりに小佐野が現れる。屈辱に絶叫し口惜し泣きに顫えながら、見下していた男の手でなすすべもなく長襦袢を剥かれて、性奴に堕とされ毛まで剃りあげられた裸身を剥き出しにされいじりまわされる美夫人。小佐野は戻って来た滋彦と二人がかりで泣きじゃくる貴子を立ち縛りから降ろし、テーブルの上に四肢を拡げた仰向けに磔にする。嗚咽に波打つ白い腹を挟んで盃を酌み交わしたうえ、小佐野は開き切った秘裂の奥に酒を垂らして秘肉を吸いたてる。汚辱に忍び泣きつつ感じ始めた肉を小佐野の手にしたバイブでなぶられた貴子は、小佐野に泣いて哀願しながら快楽を求め、灼けつく秘裂の奥に振動を挿入されると腰を淫らに振りたてて失神した。バイブの振動で責められ続ける貴子は失神と覚醒を繰り返して二度目の絶頂を極めたうえ、小佐野の怒張を咥えさせられ、上下からの責めたてに思うまま躍らされながら、何度目とも知れぬ絶頂と同時に小佐野の精を呑み込まされる。失神から醒めた貴子は後ろ手にいましめられて浴室で小佐野に浣腸を受け、尻を犯される。夫の怒張を咥えたまま後ろから揺さぶられ、美しい肉玩具に堕ちて果てることのない愉悦に痙攣を繰り返す美夫人。折しも敏江によってもたらされた道也と朋子の脱走の知らせが、見棄てられた貴子を絶望の底の自暴自棄へと落とした。慟哭する貴子は小佐野に服従を誓ってその怒張に口づけする。小佐野と滋彦に前後から挟まれて同時に貫かれ、二人がかりで揺さぶりたてられる激烈な快楽に泣きわめきながら、貴子は快美のおめきを噴く口を敏江に吸われて無明の悦楽の底へと堕ちていった。
 あらかじめ監視されていた道也と朋子は、あっけなく脱走に失敗して再び地下室にぶち込まれる。救いなき闇の病棟に囚われた美しい女たちには、もはや一片の光もなき絶望の運命しか用意されてはいないのだった。
[ 10-4 〜 11-1 ]
 道也の脱走の失敗は、妹の美香の上にも救いなき幽囚の未来を決定づけた。兄の失敗を聞かされて〇〇二号室へ連れ込まれた美香は、道也と朋子が拷問の鞭痕を全身に刻み込まれたボロボロの全裸を天井から両手吊りにぶら下げられている凄惨な姿に絶句する。朋子に裏切られた憤りに猛る児島老人は美香を柱に立ち縛りにさせて長襦袢を剥ぎ、兄の眼の前で妹の裸形をなぶりまわす。否応なしに首をもたげた怒張の根を糸でくびられ、尻を鞭打たれて白濁を噴出させる道也。朋子はゴム紐を巻かれて絞り上げられた乳ぶさに大川の厳しい鞭をたたき込まれて激痛に絶叫を放って失神する。恐怖に慄える美香の前で、乳首一面を針で刺される残酷な拷問にのたうち跳ねまわる朋子。吊られたまま下半身を道也とつなぎ合わされた朋子の尻に鞭がたたき込まれ、地獄の責め苦に痙攣する朋子の胎内に道也は快楽の噴射をほとばしらせる。怒張の根をくびられたまま壊死の恐怖に惨めな哀願を吐く道也。兄への哀れみを乞うた美香は児島老人の妾となることを求められ、絶望と激しい羞恥のなかで、兄を救うために屈辱の誓いを口にするのだった。
[ 11-2 〜 11-4 ]
 美香が児島老人の所有物へと堕とされる破瓜の場に貴子が呼び出され、老人と大川、滋彦、敏江、そして奴隷の道也、朋子、貴子が揃った一同環視のなかで酸鼻な儀式が始まる。貴子からも愛想を尽かされた道也は滋彦に処刑を宣告されると惨めに哀れみを乞い、最後の助命の機会として妹の破瓜を昂奮せずに見届けることを要求される。泣きむせぶ美香は長襦袢を剥がれて環視のなかに丸裸をすくませる。観念しきれない美少女に老人は黒革の首輪を嵌めて後ろ手に拘束し、滋彦と二人がかりでベッドに押し上げる。仰向けにされても股を開こうとしない美香はそろえた下肢を折り曲げられて秘肉を剥き出しにされ、老人に肉芽をいじられつつアヌスを指で抉られる汚辱に負けて屈服する。死ぬほどの羞じらいに耐えながら、膝を立てた下肢をベッドをまたぐまでに拡げて、股間に注がれる一同の視線に無垢な処女肉をさらけ出す可憐な女子大生。下肢を縛られてクッションで腰をもたげさせられた妹の哀れにも淫靡な裸像に、道也はこらえきれず怒張を屹立させる。かつての愛人への想いを断ち切った貴子は、美香の処女を奪う老人の怒張を口に咥えて濡らしていく。皆が見守りすべてが撮影されるなか、高貴の血をひく美少女は苦痛に呻き泣きながら老人の肉に処女を犯される。兄の助命を乞いながら、激痛に耐えて命じられるままに腰を振りたてる美少女の胎内に児島老人の汚濁が注ぎ込まれ、こうして闇の病棟に堕とされた罪なき女子大生は、魂を苛む長い監禁の果てに老醜の情欲で処女を蹂躙され尽くした。破瓜を終えて縛られたまますすり泣く美香は、鮮血にまみれた股間を道也の舌で清められる。狼狽の悲鳴をほとばしらせながら、清掃とも愛撫ともつかぬ兄の舌で女の肉をしゃぶりたてられた妹は、甘美な戦慄に溺れ込んでよがり歔きとともに裸身を反り返らせ絶頂を極める。老人は兄の眼の前で美香の股間の毛を剃り上げ、玩弄物となるべきういういしい肉芽を剥き出しにした。
[ 11-5 〜 11-9 ]
 【妾生活初日】剃毛されたあと兄の前で再び犯された美香は、くたびれ切った体を風呂に入れられ、丸裸で老人に添い寝させられて夜を明かした。翌朝、股の奥にしのび寄る老人の愛撫で眠りから覚まされた美香は、首輪につながった手錠に両手首をつながれて素肌を隠すこともできないまま、裸身のすみずみにまで老人の手を受け入れ、唇を吸われつつ官能に崩れていく。毛布を剥がれた美少女は足首に嵌められた足枷をベッドの両端に割り拡げて固定され、腰の下にクッションを差し込まれて隠すすべもない大股開きの裸形を部屋に差し込む朝日の中に曝し上げられる。快楽病棟に囚われて以来初めて浴びる陽の光が、老人の妾へと堕ちた知的な女子大生の淫らな裸形を照らしだす。老人は惨めさと羞ずかしさに悶え泣く美少女に妾の運命を言い聞かせながら、嫌悪にそそけ立つ美香の爪先からふくらはぎを舌で丹念に舐め上げていく。内股へと這いのぼる老人の舌に濃密な汗を噴きこぼしながら、無毛の下腹を痙攣させて羞恥の極みにわななく美香。くつろげられた秘唇の奥の肉の尖りを舐め上げられた美少女はあらがい得ない肉の愉悦に溺れ込んで汗まみれの白い腹を顫わせながら、淫らな歔き声とともに総身をのけぞらせて絶頂を極める。
[ 12-1 〜 12-3 ]
 快楽をきわめてもなお満たされぬ情欲にすすり泣く美香は、老人の部屋を訪れた大川の前に淫らな裸形をさらけ出される。美香の疼く秘肉を無視して口淫を要求した老人は、美少女の胸に馬乗りになって美しい双のふくらみで剛直をくるみ込み、唇を噛みしめ頸すじを捻じって嫌悪におののく美貌を怒張の先端でおびやかす。大川が後ろ手縛りにした全裸のヤス子を部屋に連れ込むと、上流階級として面識のあった二人の女は互いの無残な姿に驚愕と羞恥の悲鳴を噴きこぼし、あまりにも惨めな運命の暗転に身を揉んで慟哭する。美香の前で口淫の手本を要求されたヤス子は、下腹と股間に容赦なく鞭を打ち込まれて痙攣する美少女の哀れなむせび泣きに屈服して、悲痛な鞭痕を残す美香の股間を命じられるままに舐め上げていく。ベッドから解かれて後ろ手に厳しく緊縛された美香はヤス子と並んで正座させられ、ヤス子が大川のものを舐めしゃぶり口に咥えたてていく淫らな奉仕を無理やり見せつけられる。羞じらいと怯えに放心しきった美香もまた老人の股間に顔を挟まれ、可憐な唇を開いて醜悪な肉塊をふかぶかと咥え込まされる。高貴の血を引く十八歳の美少女にとって、それは、妾の地位を受け入れさせられる長い調教の日々の始まりを意味していたのだった。
[ 12-4 〜 12-6 ]
 【半年後】快楽病棟に囚われた生贄たちへの調教は半年にわたって続いた。児島老人がたくらむ女体競売ショーに出品されるため、貴子、ヤス子、朋子らに加えられていく終わりなき調教。いっぽう児島老人は美香を愛妾として侍らせ、命を蝕む激しい放蕩にふけって日々痩せ衰えていくふうであった。ショーを直前に控えた夜、半年にわたる地下幽閉によってセックス奴隷へと堕ちた朋子の裸身が婦人科の検診台に横たえられ、淫蕩をまといつかせた蒼白い女体に酸鼻な手術が施される。手術室に連れ込まれた貴子が虚ろな瞳を宙に放つ朋子の股間に顔を押し伏せられて見たものは、女の秘肉が包皮を切除されてピアシングされた陰唇に金の環をはめられているすさまじい女体蹂躙のありさまであった。恐怖に慄えながら同じ運命を宣告された貴子は眼隠しをされて検診台に乗せ上げられ、悲痛な哀訴もむなしく、無残な奴隷の刻印を滋彦の手で刻み込まれていく。
 股間を鎖につながれて秘密ショーの舞台に引きずり出された貴子の肉体は好色な男たちの熱狂を呼んだ。興奮した児島老人はその夜、美香の体にも同じ改造を施すことを要求する。検診台に下肢を開いた女子大生の、女性美をきわめる十八歳の健康な肉体に加えられていく卑猥な女体改造手術。いわれなき復讐の贄となって処女を穢され、長い監禁の果てに二度と戻らぬ無残な変形を生身に強いられる高貴の美少女の、あまりにも苛酷な運命に嗚咽する被虐の裸形に、興奮しきった児島老人は脳溢血を招いて倒れた。
[ 12-7 〜 12-8 ]
 死を間近に控えた児島老人をめぐって滋彦と大川の思惑が交錯するなか、改造された美香の女体が老人の眼に展示される。老人の前に連れ出された美香はテーブルに上がって和服を脱ぎ、清楚な肉体に淫靡な改造を加えられて性の玩具へと変貌させられた秘肉を一同の眼に曝して立ったまま羞じ悶える。後ろ手に緊縛されて瀕死の老人の上に膝立ちでまたがった美香は、股間のリングにつながれた金の鎖を老人に曳かれて腰を振りたくる。興奮の極みのうちに死へ向かって歩む老人とは対照的に、性奴の肉体を玩弄される十八歳の美少女奴隷は、女芯を鎖につながれる屈辱のなかにも陶酔の歔き声を放ちつつ快楽の高みへと昇っていくかのようであった。
[ 12-9 〜 12-10 ]
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