駆け落ちした道也に助力するため夜八時に山峡の温泉宿にたどり着いた妹の綾部美香は、滋彦が張っておいた警戒網にかかって捕らわれる。買収されていたホテルのマネージャーから兄の偽りの行き先を教えられた美香は、その足で向かった都内のマンションで滋彦の手の者に待ち伏せされたのだ。あっけなく罠に落ちた女子大生は薬で眠らされて、兄が捕らわれている快楽病棟の地下へと運び込まれる。そこには、うら若い処女の想像を絶する辱めと監禁の運命が用意され、兄の窮地を救おうとした罪もない妹を快楽病棟の新たな生贄に迎えるための準備が整えられていた。美しい女子大生の体を〇〇四号室に運び込ませた滋彦と敏江は、意識のないままベッドに移された美香の類まれな美貌に感嘆しながら、まもなく高貴な処女の身に課していく丹念な辱めを詳細に計画する。スカートをまくり上げられブラウスの胸をはだけられた美香は、剥き出しの素肌に滋彦と敏江の淫らないたぶりの手を這わされて、昏睡のうちにも敏感な体を感応させる。滋彦は美香のパンティを剥き下げ、下肢を大きく割り開いて繊毛の奥の秘肉をあらわにする。処女の秘裂のたたずまいを写真に撮られた美香は、肉芽と唇を二人がかりで吸われながら、無意識のうちに切なげな喘ぎをもらして稚い裸身を顫わせる。豊かな性感に恵まれたその敏感な女体こそは、いずれ性の玩弄に供される処女姫の華麗な肉の崩壊を彩ることになるのだ。着衣を元に戻され猿轡をされた美少女が、凄惨な辱めの儀式を前にした最後の夜の眠りに安らいでいる同じ階には、愛する妹が自分のせいで邪悪な奸計に落ちたことも知らずに、罪深い兄が深い眠りを貪っていた。
【地下調教三日目】翌朝、独房で目覚めて不安におののいている美香を放置したまま、滋彦が児玉老人のもとへ赴くと、老人は完全に調教し尽くした朋子に朝の剃毛を命じているところだった。滋彦の前で羞恥の作業を見せ物にされながら、もはや正常な女に戻ることのできない朋子は、身内に生じてくる昂ぶりに諦念を深めていく。