東京の夜景を見晴るかす高級マンションの一室に、ベッドの上で抱き合う裸の男女がいた。大富豪の老人に囲われて豪奢な愛人生活を送る野際雅美が、老人の眼を盗んで情夫の村田良輔を誘い込んでいたのだ。今夜すでに一度の情交を終えている二人はロープを使ったSMプレイに移る。テニスクラブで知り合った年下の美青年によって後ろ手に縛られ、官能を焦らしたてられた二十六歳の美女は、その怒張を咥えて愛戯にふける。ベッドに人の字開脚に縛りつけた雅美の股間を指とバイブで責めたてて快美にのたうたせた後、良輔はがむしゃらにつながってともども絶頂を極める。だが、虚脱する愛人たちの気づかぬ間に二人の謎の男が部屋に侵入していた。狼狽して抵抗もむなしく縛り上げられた良輔の前で、二人の男は雅美をベッドに投げ出して輪姦する。一人の男に犯されながらもう一人の男のものを咥えさせられて、雅美は抗うことのできない快楽の高みへ突き上げられていく。