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姦のカーニバル

愛人の裏切りに狂った男が地下の牢獄に具現化する復讐の淫劇。全裸を檻に囚われた女たちは苛酷な性の拷問に叫喚する。

 
 死が近いことを知った大富豪・葛城徳麿がたくらんだ陰惨無残な計画とは、囲われていながら不義をはたらいた愛人の女たちを一堂に監禁して、復讐の凌辱を加えたうえ自分の死に殉じさせることだった。別の男を作っていた愛人の野際雅美ジュリエット英は広大な別荘の地下に造られた牢獄に拉致されて凄惨な性の拷問にかけられ、雅美の密通相手の妹・村田早苗までもが巻き添えとなって言語に絶する辱めを受ける。そして肉奴の檻の次なる生贄は美貌の大女優・淀貴美子と娘の桂しのぶ。純潔も気品も奪われて闇の地下室に全裸を繋がれた母娘は、美しい肉体に残酷な改造を受けて淫らな性の奴隷へと堕ちた。
 徳麿に腹心として仕える女医の黒木玲子は、兄の修平と謀って徳麿の権力の継承をはかる。策を講じて黒木兄妹を遠ざけようとした愛妾・知世も兄妹の奸計に落ちて寵を失い、地下牢獄の贄となった。すべてを剥奪される無念のなかに、兄妹が繰り出す淫虐な責めに灼かれて被虐の炎に燃え上がる知世の肉体。そして徳麿の死後に巨大な実権を継承した黒木兄妹が、全裸磔にされた幽囚の性奴隷たちに下す苛酷な裁きとは……。
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文献
処刑せし者
愛執の炎
禁じられた宴(全2巻) :当サイト典拠
(日本出版社,1998年)
姦のカーニバル(全3巻)
(日本出版社,1986年)

登場人物

人妻・愛人 26歳 長期監禁型
処女 勝気
のぎわ まさみ: 徳麿の愛人。徳麿の眼を盗んで良輔と密通していた。
 
剥衣 環視 撮影 剃毛 排泄 近親 愛撫 絶頂 張形 座位 後背 荒淫 菊門 緊縛 吊刑 磔刑 口淫 強姦 輪姦 監禁 服従 鞭打 破瓜 拷問 刻印
読者評価 52 位/400人中 [ 7376 pts: 基礎票5873+読者票1503
女子大生 18歳 長期監禁型
処女 勝気
むらた さなえ: 良輔の妹。高校を卒業して短大に入ったばかり。ジュリエットの店でアルバイト。
 
剥衣 環視 撮影 剃毛 排泄 近親 愛撫 絶頂 張形 座位 後背 荒淫 菊門 緊縛 吊刑 磔刑 口淫 強姦 輪姦 監禁 服従 鞭打 破瓜 拷問 刻印
読者評価 83 位/400人中 [ 4953 pts: 基礎票67+読者票4886
キャリア 20代後半 長期監禁型
処女 勝気
はなぶさ じゅりえっと: 徳麿の愛人、雅美の友人。青山のブティックの女主人。
 
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読者評価 30 位/400人中 [ 12378 pts: 基礎票275+読者票12103
女医・女教師 30歳位 自由意思型
処女 勝気
くろき れいこ: 徳麿の愛人。修平の妹で女医。
 
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読者評価 35 位/400人中 [ 11075 pts: 基礎票6490+読者票4585
女子高生 16歳 長期監禁型
処女 勝気
かつら しのぶ: 貴美子の娘、美少女タレント。私立高校一年生。
 
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読者評価 50 位/400人中 [ 7682 pts: 基礎票390+読者票7292
女優・アイドル 35歳 長期監禁型
処女 勝気
よど きみこ: 徳麿の愛人で女優。
 
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読者評価 277 位/400人中 [ 2053 pts: 基礎票325+読者票1728
人妻・愛人 30代前半 長期監禁型
処女 勝気
ちせ: 徳麿の内妻。30を出たばかり。
 
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読者評価 350 位/400人中 [ 1542 pts: 基礎票39+読者票1503

場面構成

姦のカーニバル 雅美 早苗 ジュリエット 玲子 しのぶ 貴美子 知世
[01]愛人密通現場 [ 1-1 〜 1-3 ] 雅美 - - - - - -
[02]闇の地下獄舎 [ 1-4 〜 1-9 ] 雅美 - - - - - -
[03]姦の拷問 [ 1-10 〜 2-5 ] 雅美 - - - - - -
[04]狩られる妹 [ 2-6 〜 2-10 ] - 早苗 - - - - -
[05]剥き身の処女贄 [ 2-11 〜 3-2 ] - 早苗 - - - - -
[06]無垢肉の輪姦凌辱 [ 3-3 〜 3-6 ] - 早苗 - - - - -
[07]革拘束の金髪美女 [ 3-7 〜 3-13 ] - - ジュリエット - - - -
[08]牝奴隷の牢獄 [ 4-1 〜 4-5 ] - 早苗 ジュリエット - - - -
[09]いもうと蹂躙 [ 4-6 〜 4-11 ] - 早苗 - - - - -
[10]強いられた兄妹相姦 [ 4-12 〜 4-13 ] - 早苗 - - - - -
[11]美少女肛姦性地獄 [ 5-1 〜 5-3 ] - 早苗 - - - - -
[12]隷属の女医 [ 5-4 〜 5-7 ] - - - 玲子 - - -
[13]新たな燔祭の贄 [ 6-1 〜 6-6 ] - - - - しのぶ - -
[14]苛烈な断罪 [ 7-1 〜 7-4 ] - - - - しのぶ 貴美子 -
[15]汚辱の快楽教育 [ 7-5 〜 7-8 ] - - - - しのぶ 貴美子 -
[16]姦刑に散った母娘 [ 7-9 〜 8-3 ] - - - - しのぶ 貴美子 -
[17]裏切りの美少女凌辱 [ 8-4 〜 8-9 ] - - - - しのぶ 貴美子 -
[18]性囚母娘の淫獄幽閉 [ 8-10 〜 8-12 ] - - - - しのぶ 貴美子 -
[19]禁断の兄妹肛姦 [ 9-1 〜 9-3 ] - 早苗 ジュリエット 玲子 しのぶ 貴美子 -
[20]馬上の全裸少女囚 [ 9-4 〜 9-5 ] - 早苗 - - - - -
[21]牝奴隷の烙印 [ 9-6 〜 9-11 ] - - ジュリエット - しのぶ 貴美子 -
[22]美肉玩具地下飼育場 [ 9-12 〜 9-14 ] - - ジュリエット - しのぶ 貴美子 -
[23]夕顔の愛妾 [ 10-1 〜 10-4 ] - - - - - - 知世
[24]仕組まれた疑惑 [ 10-5 〜 10-11 ] - - - - - - 知世
[25]快楽の責め問い [ 10-12 〜 11-4 ] - - - - - - 知世
[26]偽りの告白 [ 11-5 〜 11-11 ] - - - - - - 知世
[27]兄妹の陰謀 [ 12-1 〜 12-2 ] - - - 玲子 - - -
[28]性獄への招待 [ 12-3 〜 12-5 ] - - - - - 貴美子 -
[29]性奴隷母娘の淫舞 [ 12-6 〜 12-12 ] - - - - しのぶ 貴美子 知世
[30]肉欲の母娘相姦劇 [ 12-13 〜 13-4 ] - - - - しのぶ 貴美子 知世
[31]知世の断罪 [ 13-5 〜 13-9 ] - - - - - - 知世
[32]転落の始まり [ 13-10 〜 14-3 ] - - ジュリエット - - - 知世
[33]勝者と敗者 [ 14-4 〜 14-7 ] - - - - - - 知世
[34]知世奴隷刻印 [ 14-8 〜 14-11 ] - - - - - - 知世
[35]陰謀の成就 [ 15-1 〜 15-5 ] - - - - - - 知世
[36]最後の奴隷 [ 15-6 〜 15-8 ] - - - - - - 知世
[37]乱姦肛虐 [ 15-9 ] - 早苗 ジュリエット - しのぶ 貴美子 -
[38]死の愛撫 [ 16-1 〜 16-6 ] - - - 玲子 - - 知世
[39]隷従の誓い [ 16-7 〜 16-10 ] - - - - - - 知世
[40]被虐の性奴 [ 16-11 〜 17-4 ] - - - - - - 知世
[41]処刑儀式 [ 17-5 〜 17-7 ] - 早苗 ジュリエット - しのぶ 貴美子 知世
 東京の夜景を見晴るかす高級マンションの一室に、ベッドの上で抱き合う裸の男女がいた。大富豪の老人に囲われて豪奢な愛人生活を送る野際雅美が、老人の眼を盗んで情夫の村田良輔を誘い込んでいたのだ。今夜すでに一度の情交を終えている二人はロープを使ったSMプレイに移る。テニスクラブで知り合った年下の美青年によって後ろ手に縛られ、官能を焦らしたてられた二十六歳の美女は、その怒張を咥えて愛戯にふける。ベッドに人の字開脚に縛りつけた雅美の股間を指とバイブで責めたてて快美にのたうたせた後、良輔はがむしゃらにつながってともども絶頂を極める。だが、虚脱する愛人たちの気づかぬ間に二人の謎の男が部屋に侵入していた。狼狽して抵抗もむなしく縛り上げられた良輔の前で、二人の男は雅美をベッドに投げ出して輪姦する。一人の男に犯されながらもう一人の男のものを咥えさせられて、雅美は抗うことのできない快楽の高みへ突き上げられていく。
[ 1-1 〜 1-3 ]
 凌辱のあと雅美と良輔は二人の男に睡眠薬を打たれ、半裸をトランクに詰めこまれて連れ去られる。男たちの行き先は東京から離れること数時間、山のふもとに抱かれる広大な葛城牧場――雅美の主の大富豪・葛城徳麿の別荘であった。密通の現場を捕らえられた男女は黒人調教師ゴメスが管理する地下の拷問室に運ばれる。前手縛りを天井から宙吊りにされてようやく目覚めた雅美と良輔は、鞭を手にしたゴメスに下着を剥がれ、これから自分たちに加えられる報復を思って戦慄する。
 巨体を車椅子にあずけた葛城徳麿が腹心の医師・黒木修平と看護婦の元地啓子を伴って現れる。吊られたまま良輔と引き離され足枷で開脚させられた雅美は、徳麿が手にした電気鞭が良輔に与える凄まじい苦痛を目の当たりにし、乳首に弱い電流を流されて懸命に許しを乞う。元地看護婦のフェラチオで強制的に勃起させられた良輔は屹立に電流を流される拷問に悶絶して気を失い、雅美は環視のなかでゴメスに愛撫されバイブレーターで責められて激しく絶頂を極める。それでも良輔への愛を隠しだてしようとする雅美は、濡れそぼったクリトリスに電流を流されて絶叫とともに失神した。
[ 1-4 〜 1-9 ]
 失神した姦婦姦夫をゴメスの鞭がたたき起こす。鼠蹊部に腹に乳ぶさに鋭い鞭の打撃をたたき込まれ、血が出るまで背中を打ちのめされて絶叫する雅美。吊りから降ろされて後ろ手縛りを正座させられた雅美は徳麿の怒張を咥えることを拒んだため、俯伏せに押し伏せられてもたげた尻を、愛する男の前でゴメスに貫かれていく。巨大な怒張を奥まで埋め尽くされ逞しい抽送に責められた雅美は、絶頂の解放を求めて良輔の前で徳麿の怒張を咥えて奉仕するのだった。上下の口を怒張でふさがれたままひとり絶頂を極めて朦朧となった雅美は、尻への鞭打ちに強要されて恋人の前でゴメスのものを咥えさせられる。あぐら座りのゴメスの股間にひれ伏すようにして尻をもたげている雅美のアヌスに電気鞭が挿入され、生贄の悲鳴と苦悶を絞り取ることだけが目的の拷問は果てしなく続く。汗にギトつく素肌のいたるところに気ままに電流を流され、断末魔の絶叫をあげて床の上を転げまわらされた雅美は、再び宙吊りにされたときにはすでにボロ切れに等しかった。
 裏切った女の運命を宣告するため、徳麿は雅美と良輔を吊りから降ろして後ろ手に縛らせ、首縄でつないで拷問室に隣接する小部屋を見せてまわる。ひと筋の光も射さぬ檻部屋、絞首台、そしてギロチン。徳麿の執念と憎しみの底深さを知って、雅美は絶望の悲鳴をほとばしらせる。
[ 1-10 〜 2-5 ]
 雅美と良輔を監禁した徳麿は誘拐の発覚を防ぐため、良輔と同居している短大生の妹、早苗と、雅美の友人だった別の愛人・ジュリエット英をも標的とする。ジュリエットが経営するブティックのアルバイト店員でもあった早苗は三日に及ぶ兄の失踪を心配してジュリエットに相談するが、その直後にジュリエットまでもが失踪してしまう。街で感じる奇妙な視線と、警察への連絡を戒める不審な男からの電話。不安を募らせて泥酔した早苗は、眠っている間に良輔の鍵を使って部屋に忍んでいた男たちによって内腿に刺青を施されていた。姿を見せぬ侵入者の痕跡に追いつめられ、錯乱して部屋を飛び出した早苗は、マンションの通路で出くわした二人の警官に助けを求めて部屋に招じ入れる。だが、捜査と称して卑猥な言葉を早苗に投げかけるその二人こそが侵入者だと気づいたときにはすでに遅く、徳麿の手先である二人の男、長さんと六によって、十八歳の女子短大生は地獄へと続く運命に引き込まれようとしていたのだ。
[ 2-6 〜 2-10 ]
 本性を現した男たちは早苗の口をガムテープでふさぎ、拳銃で脅して見物しながら服を脱がさせる。下着姿で絨毯の上に大の字に縛られた早苗は、二人がかりで素肌を撫でまわされながらブラとパンティを切り取られて全裸を曝した。極限の辱めに嗚咽する美少女の秘肉をくつろげながら長さんと六は剥き出した怒張を早苗の口元に突きつける。六は早苗の柔肉をくつろげて舌を差し伸べ、オナニーすら知らない十八歳の処女に快楽責めの洗礼をほどこす。二人がかりの淫靡ないたぶりで女体の急所を責めたてられた美少女は、よがり歔きを噴きながら汗まみれの裸身を反り返らせて悦びを極め、犯される前の処女の身を穢し尽くされた。
[ 2-11 〜 3-2 ]
 大の字縛りにされたまま、凌辱の恐怖に弱々しくすすり泣く早苗の股間に長さんが腰を入れ、おびえ泣く美少女の顔を六に曝し上げさせながら怒張を突き立てる。激痛に泣き叫び、痙攣しながら内股を鮮血で染めてゆく処女。破瓜の衝撃に失神した早苗はたたき起こされて残酷な抽送を膣内に送り込まれる。興奮した六は早苗に馬乗りになって、乳房の間に挟み込んだ怒張から苦吟する早苗の顔面に白濁をしぶかせ、同時に長さんの怒張も早苗の胎内に精を浴びせた。浴びせられた精を六に清められた早苗をさらに六が犯す。舌で愛撫されて濡れをたたえた秘口を再び男のもので拡張される灼熱の呵責に揉み抜かれた早苗は、長さんの怒張を口にねじ込まれて汚辱に呻き泣く。六の精を子宮に浴びてフラフラになった早苗を、さらに長さんは後ろ手に縛りなおしてあぐらにまたがらせる。果てることを知らない凌辱の連続に息も絶え絶えになって喘ぐ美少女は、割り拡げられたアヌスを長さんの指で抉られる淫虐な刺戟に汗を噴いて悶え狂う。仰向けになった長さんの上で六に縄尻をとられて騎乗位にされた早苗は、快楽に灼き滅ぼされて躍る白い肉の痴態をくまなく男たちに曝して、女の悦びをおぼえると同時に三度目の精を射込まれる。
 こうして兄の犯した不義のために復讐の贄とされた罪なき美少女は、ボロボロの全裸のままトランクに詰めこまれ、徳麿の支配する性の地獄に繋がれるべく平和な日常から連れ去られた。
[ 3-3 〜 3-6 ]
 早苗が凌辱の魔手に落ちたのと同じころ、失踪したジュリエット英はすでに徳麿の別荘に拉致されて徳麿の拷問を受けていた。乳ぶさと下腹だけを残して全身を覆い尽くす窮屈な革の拘束具をつけられた日英ハーフの金髪の美女は、両手を後ろ手錠につながれたうえ鼻孔に鉤を掛けられて天井から爪先立ちに吊られていたのだ。真っ白な肉体の秘部だけを黒い革装束から剥き出しにして、長時間にわたる屈辱的な鼻吊りに弱りながらも密通の自白を拒みとおすジュリエットは、両の乳首と尻たぼのあわいに電気鞭を触れさせられて絶叫とともに失禁し失神する。黒人ゴメスの手で素肌をなぶりまわされる屈辱に負けて密通を認めたジュリエットは、床に転がされてゴメスに髪を踏みつけられ、剥き出しの乳ぶさを鞭打たれ電流を流されて悶絶する。ゴメスはジュリエットの鼻にバネ仕掛けの金環を嵌めて柱につなぎ、中腰になって差し出された尻を鞭で打ちのめす。被虐の陶酔も束の間、激しい鞭打ちに悲鳴をあげてのたうたされた白人美女は、嫌悪する黒人ゴメスに後ろから犯される。ゴメスの抽送がもたらす破壊力にジュリエットが絶頂寸前の快楽にのたうっているとき、新たな生贄・村田早苗が拷問室に到着する。
[ 3-7 〜 3-13 ]
 長さんと六に凌辱されたままの全裸を後ろ手に縛られて拷問室に引き込まれた早苗は、そこに展開された凌辱図のなかにジュリエットの姿を見て驚愕の悲鳴をあげる。車椅子の足元に引き据えられた早苗に、徳麿の口から明かされる復讐の執念。ジュリエットの正面の壁際に立てられたX字架に四肢を拘束された早苗は、汚辱の痕跡を残した体を徳麿の手でいたぶられながら、尊敬するジュリエットが黒人に犯されて無残な絶頂を極める姿を見せつけられる。おののく美少女に徳麿は屈辱的な問いを投げかけ、電流で脅しながら返事を強要する。乳首とクリトリスを電気で打たれた美少女は、膣の中に挿入された鞭に電流を流される拷問に絶叫をあげて痙攣しながら、兄の前でゴメスに犯されることを承知させられた。革拘束具をはずされて後ろ手に縛り上げられたジュリエットが尻をもたげて這わされ、アヌスに埋められた電気鞭に抽送と同時に電流を入れられて快楽を極める。尊敬する女主人の無惨な崩壊を目の当たりにして恐怖におののく早苗。鞭で脅されたジュリエットが早苗の股間に跪いて舌で愛撫をほどこし、大の字に拡げられた美少女の肉を喜悦の高みに追い上げていく。折しも拷問室に連れ込まれて来た良輔は、妹が女の悦びに突き上げられる瞬間を目撃させられる。
[ 4-1 〜 4-5 ]
 愛する兄と全裸で対面させられて羞恥に悶え泣く早苗は、悲嘆に呻く良輔の見る前でゴメスにいたぶられ唇を奪われる。X字架から降ろされても喪心しきったままの早苗は後ろ手に縛り上げられ、環視の中でゴメスの屹立の上に腰を落とされて対面座位で奥まで貫かれる。串刺しにされて生汗の中に呻きのたうつ妹の苦悶が、愛する兄の眼にあからさまだった。つながったままで体を回転させられ、背面座位の無惨な姿を一同の眼にさらけ出した早苗。女の羞恥の限界を超えた屈辱の姦虐にのたうつ妹の裸形にも昂ぶりをこらえきれない良輔の男の生理が、早苗をさらに辱める。乳首と肉芽をいたぶりながら激しく揺さぶりたてるゴメスの本格的な責めによって快美の極みに追い上げられた早苗は、汗に光る白裸を痙攣させて人目もはばからぬ絶頂を極めた。絶望に打ちのめされる兄の前で、休むことも許されずに責められ続けて繰り返し昇りつめ、痴呆のように気をやりづめにするばかりの早苗。徳麿は涙と汗でベトベトになった早苗の顔を曝し上げさせ、電気鞭で肉芽をおびやかして開かせた朱唇にドス黒い怒張を沈めていく。上下から責めたてられて乳首と肉芽に電流を流された美少女の瀕死の痙攣がついにゴメスの暴発を誘い、黒人と美少女は喜悦の叫びを撒き散らしながら快楽の極みに達した。それでもなお飽き足らずに、徳麿は美しい兄妹の強制相姦を命じるのだった。
[ 4-6 〜 4-11 ]
 いやがって泣き叫び哀願する兄妹をよそに徳麿は残忍さをつのらせる。電気鞭を当てられて床に昏倒した兄のもとに、恨みの言葉も押し伏せられた妹が後ろ手の縄尻を曳かれて泣きながら追い立てられてくる。電気鞭に追われて仰向けの兄をまたいだ妹の、無残にも美しい被虐の裸形を眼にして屹立を遂げる良輔の怒張。腰に当てられる冷酷な電気鞭の力に屈して、早苗は汚辱と羞恥に悶え泣きながら兄の怒張の上に腰を沈めていく。慟哭を噴いて背徳の肉のつながりを遂げ、おぞましさと快感で汗まみれになった兄妹は、電流に追いたてられるままに腰を動かして快楽の錯乱に追い上げられてゆく。絶頂の寸前で引き止められて気をやることを許されぬまま、早苗が禁断の肉交に喘ぐ恥辱の姿態を果てしなく曝され続けているとき、生贄たちの財産を処分する所用で不在だった黒木修平が首尾を報告のために戻る。修平の提案で良輔と妹の情交を見せつけるために雅美が呼ばれるが、雅美は何者かによって絞首台にかけられ死んでいるのが発見される。
[ 4-12 〜 4-13 ]
 絞首台で完全にこと切れている雅美の死体は、徳麿の命令で一メートルの高さに吊られる。絞首台室に連れ込まれて美女の無残な死にざまを見せつけられた生贄たちの恐怖の悲鳴と慟哭が交錯するなかで徳麿の昂奮は極限に達した。兄との交わりで気をやらされたばかりの早苗がゴメスの手で俯伏せに尻をもたげさせられ、アヌスに潤滑剤を塗られる。力を得た徳麿の怒張で尻を貫かれ、激痛に悶絶し鮮血を噴きながら断末魔の痙攣を返す早苗。極限の苦痛にのたうつ生きた女体の感覚と、裏切りの罪を負って屍を晒す美女の光景との対比が、徳麿の凶暴な欲情をさらに駆りたてる。ゴメスに命じて雅美の死体をバイブで責めさせる徳麿に激しい非難を浴びせたジュリエットは、ギロチンでの処刑を宣告されて気を失う。尻を埋め尽くした巨大な怒張の苛酷な抽送にゆさぶられて、激痛に痙攣しながら重く呻くばかりの早苗の胎内に、徳麿は咆哮とともに激しく精を射込んだ。
 荒淫の宴が果てて静けさを取りもどした処刑室に、修平の妹で徳麿の愛人でもある女医の玲子が現れたとき、修平は雅美を殺したのが誰だったのかを悟る。
[ 5-1 〜 5-3 ]
 玲子は、数年前に徳麿が強引に処女を犯して、その怜悧な美貌と媚を知らぬ気性に魅せられて愛人とした女だった。女医として徳麿の看護をも担う玲子は、精を放って疲弊した徳麿を階上の寝室のベッドに移して世話する。玲瓏な美女から白と黒の衣服を剥いでベッドに引きずり込み愛戯にふける徳麿の部屋に、報告を携えた修平が訪れ、雅美を殺した玲子の僭越な振る舞いを詫びる。徳麿は修平と玲子の兄妹にプレイを命じ、全裸で跪いた玲子は銀の首輪と猿轡をはめられて前手錠にした両手を天井から吊り下げられ、淫薬を塗り込めたバイブレーター付きの革褌を腰に取りつけられる。薬の効果で身悶えを始めた玲子は兄の手でなぶられ鞭打たれたうえ、バイブのスイッチを入れられて愉悦の極みに昇りつめていった。
 そのころ地下では、雅美の屍が徳麿の墓に供されるべくアルコール漬けにされ、ジュリエットと良輔は檻に閉じ込められ、早苗は愛玩奴隷としてゴメスに下げ渡されていた。妄執に憑かれた男の生贄となった美しい女たちには、光なき地下の性地獄に全裸で幽閉され、凌辱と調教に苦悶する絶望の未来しか待ってはいないのだった。
[ 5-4 〜 5-7 ]
 十年前に妻と子を亡くしてから美しい女の死に取り憑かれた徳麿は、自分の死を前にして、裏切った愛人たちを一堂に監禁して処刑する残忍な計画にとりかかっていた。予定外の死を遂げた雅美のアルコール漬けの死体の光景がその妄念を加速させる。休養のため東京の自宅に戻った徳麿のもとに修平がもたらしたのは、新たな燔祭の生贄の拉致計画。和服の貴婦人役が似合う有名女優・淀貴美子は、芸能界への進出に徳麿の援助を受け愛人として仕えてきながら、ドラマで共演した若手俳優と情を通じて徳麿との離縁を申し出ていた。憎悪を裡に秘めた徳麿の復讐は、三十五歳の美人女優を愛人や娘もろとも奴隷牧場の性奴に堕とすための大がかりな陰謀へと結実していく。
 ドラマ撮影の打ち上げパーティーののち貴美子が愛人の土岐健作とともにホテルにしけ込んでいた夜、自宅マンションにいたひとり娘の女子高生アイドル・桂しのぶは、運送業者を装った長さんと六によって薬で眠らされる。意識のないまま無垢の肉体を暴かれたしのぶの顔と下腹に長さんと六が欲情の汚濁を撒き散らし、高校一年の処女は下着姿を後ろ手に縛られて連れ去られた。ホテルで健作との愛欲に溺れていた貴美子のもとに謎の電話がかかり、誘拐したしのぶを人質として貴美子と健作を呼び出す。
[ 6-1 〜 6-6 ]
 呼び出された高速道路のサービスエリアで黒塗りの外車に乗せられた貴美子と健作は、後ろ手錠と目隠しをされて真夜中近くに葛城牧場に連れ込まれる。首輪を連ねられた素足の囚人姿で地下拷問室に導かれた貴美子は、椅子に下着姿で縛りつけられた愛娘を取り巻いた顔ぶれを見て誘拐の首謀者を悟る。批難を無視されたうえ社会からの抹殺を宣告されてようやく徳麿の底知れぬ冷酷さを思い知った貴美子の前で、ゴメスがしのぶのスリップを切り裂いて縄でくびられた処女の乳ぶさを掴み出す。開脚椅子の肘掛けに脚を固定され、割り拡げた股間に張りつめるパンティを曝しつつ、徳麿に体中をつつかれて高校一年の美少女アイドルは悲痛な泣き声を絞る。娘を救うため一同の前で服を脱いでいく貴美子が動作をためらうたびに、パンティの上から急所をいたぶられて噴き上がるしのぶの悲鳴。ついにパンティを取り去って首輪ひとつの丸裸となってもしゃがみ込んだまま裸体を隠している貴美子を罰するように、ゴメスがしのぶのパンティを切り取る。惨めさに慟哭する大女優は、羞恥に泣きじゃくる娘と向かい合って前手錠を爪先立ちに吊られ、健作もまた全裸にされて丸柱に縛られる。容姿すぐれた三人の男女はこうして徳麿の支配する性の地獄に囚われの裸身を曝して、終わることなき淫虐な処刑の始まりを待つばかりとなった。
[ 7-1 〜 7-4 ]
 羞恥に悶え泣くしのぶの前に車椅子を寄せた徳麿は眼の前の母に見せつけるように、男を知らない無垢の女体にいたぶりを加える。乳首と縦割れを淫靡な指づかいでなぞりまわされ生まれて初めて知る性の快感を掻き立てられたしのぶは、羞じらいに息も絶えだえになって生汗を噴きながら、閉じることのできない太腿をピクピクと痙らせて樹液を溢れさせ、柔肉をくつろげられて処女膜を曝した。
 無垢な娘に見せつけるため、性の呵責は女優の母に向かう。両手吊りを巻き上げられて宙に吊られた貴美子の体の到るところをゴメスの鞭が厳しく打ち据え、美人女優の絶叫を絞り取る。体中に鞭痕を刻んだ体を吊りから降ろされて後ろ手に縛られた貴美子は徳麿の前に引き据えられ、秘肉の周辺を弱い電流で刺戟されるしのぶの恐怖の悲鳴に強いられて、愛人と娘の前で徳麿の怒張を咥えしゃぶる。大スターだった母の無惨な奉仕を見せつけられながら、濡れそぼつ肉芽を電流で刺戟された娘は、抗うことのできない快感を処女の身にたたき込まれて喘ぎながら腰をゆすり始めていた。娘を拘束する開脚椅子に首鎖をつながれて俯伏せに尻をかかげさせられた貴美子は、身悶える愛人とおののく娘の前で後ろからゴメスに貫かれていく。獣のような男に犯される汚辱の表情を曝し上げられる母の視線が、大きく開いた股の間に母を見降ろす娘のそれと交錯する。ゆさぶられて昂ぶりの悲鳴をあげだす貴美子の眼前で、修平にいたぶられるしのぶの肉も官能に崩れていく。響き合う母娘のよがり歔きのなか、恥辱の絶頂に突き上げられた貴美子は屈服の言葉を吐いて痙攣しゴメスの精に子宮を灼かれた。
[ 7-5 〜 7-8 ]
 朦朧となった貴美子はゴメスに貫かれたまま背面座位に抱き起こされて浅ましい姿を一同の晒しものにされる。再びゴメスに衝き上げられる貴美子の弱々しい哀願と呪詛を無視して、開脚椅子に乗せられたしのぶが徳麿の車椅子の正面に押し出され、くつろげられた柔肉の中心に怒張の先端を突きつけられる。椅子の尻置きが機械仕掛けで徐々に前傾させられ、恐怖に慄える処女の肉体は下で待ち構える凶悪な怒張に向かってズリ落ちてゆく。絶望と激痛に泣き叫び、背けようとする顔を修平に無理やり捻じ戻されて残酷な破瓜の瞬間を見せつけられながら、美少女は無垢の肉体を子宮に届くまで串刺しにされた。
 愛娘の無残な破瓜を前にしつつゴメスに揺さぶられて喘ぐ貴美子の口に、修平は怒張を押し込む。二人の男に上下から犯されて再び絶頂を極める貴美子。つながったまま貴美子の体を半回転させたゴメスは仰向けに横たわって貴美子の尻を宙に差し出す。アヌスにクリームを塗られたうえ修平の怒張を抉り込まれた貴美子は、窮屈な姿勢で前後を激しく擦り合わされる刺戟に瀕死の呻きを放ってのたうちながら、果てることのない絶頂の連続に悶え狂う。二人の精を注ぎ込まれてボロボロになった貴美子は片足の爪先立ちに吊られて無残な敗北の裸体を曝す。徳麿の怒張の上で串刺しにされたまま母の狂態を恐怖の眼差しで見守っていたしのぶの、破瓜の鮮血に汚れた秘口と肉芽が露わにされる。泣きじゃくる美少女の表情を曝し上げさせながら、徳麿は乳首や秘裂の周辺を弱電流で刺戟し、強制的に昂ぶらされた少女の白い肉が生汗を噴きつつ怒張に伝えるおののきの痙攣を楽しむ。クリトリスに直接電気を当てられた美少女は淫らな呻きをあげて跳ねつつ悦びをきわめ、破瓜したばかりの稚い胎内に徳麿の汚濁をたたき込まれて失神した。
[ 7-9 〜 8-3 ]
 凌辱された血まみれの股間を曝して失神していたしのぶは、開脚椅子から降ろされ後ろ手縛りに首輪を嵌められて、母の傍らに片脚吊りにされた。非道な蹂躙に汚れきった股間を環視に曝して羞恥と苦痛に呻く美貌の女優母娘は、凌辱の一部始終を撮影され録音されていたと知って絶望に泣きわめながら、片脚吊りの裸身を並べて顔を曝した淫靡な姿をさらにあまさず写真に撮られる。徳麿はゴメスに命じて貴美子の下腹を剃毛させ、呻き泣く大女優を立ち縛りにされた愛人土岐健作の前に引きずり出して尻を鞭打たせる。勃起を抑えられない怒張の根をくびられて壊死の恐怖に慄える健作は、貴美子の眼前でしのぶを犯すという徳麿の提案を受け入れる。健作の背信をなじる金切り声をガムテープで封じられてX字架に磔にされた貴美子の眼の前に毛皮が敷かれ、酸鼻な運命に気力も萎え果てたしのぶが転がされる。嫌悪とおぞましさに激しく抗うのもむなしく若い男の暴力に組み伏せられて下肢を割り裂かれる美少女アイドル。慟哭する母の前でその愛人の怒張を捻り込まれた娘は、逞しい抽送と巧みな愛撫にやがて官能を崩されて、悲痛な叫びを快美の喘ぎへと変えていく。健作にゆさぶられて絶頂寸前の恍惚をさまようしのぶの姿の中に、裏切られた恋の無惨な末路を見せつけられながら、貴美子はゴメスが手にしたバイブでなぶられ振動するものを柔肉にぶち込まれて大の字磔の裸身を絶頂に痙攣させる。それを見せられたしのぶもまた競うようによがり歔きを噴き、恍惚の痙攣に反り返る汗まみれの肉に健作の精を注がれて気を失った。
[ 8-4 〜 8-9 ]
 たてつづけの加虐と荒淫の果てに崩れた肉体を投げ出している生贄たちに、徳麿の冷酷な処分が言い渡される。健作が連れ去られたあと、膣に電流を流されながら、すべての財産を没収されて娘ともども死ぬまで全裸の地下檻暮らしを宣告される貴美子。自由も名声も富も剥奪され命さえも握られて裸ひとつで性の地獄に幽閉されるあまりに酸鼻な自分たちの運命に、母も娘も絶望して声を喪う。後ろ手縛りと首輪を背中合わせに結び合わされた母娘はそれぞれ下肢をMの字に縛られ、激しい凌辱に蹂躙され尽くしたおんなの肉を曝して徳麿の電気鞭の下に征服された身を呻吟させる。徳麿の命令で玲子が呼び出され、美しい同性に奴隷の身を揶揄されながら化粧をほどこされて見違えるようになった母娘は、檻に閉じ込められるに先立って徳麿の手下たちの情欲に投げ与えられる。長さん、六、山本、木下の四人が屈辱におののく母娘を取り囲んで怒張をしごき、スター女優と美少女アイドルの高貴な美貌に白濁を浴びせる。こうして、ひとすじの光も射さぬ地下牢獄の底で淫虐の性の檻に繋がれることになった囚われの女優母娘にとって、終わりなき監禁飼育と凄惨な凌辱調教に叫喚する果てなき絶望の日々が幕を開けようとしていた。
[ 8-10 〜 8-12 ]
 土岐健作、村田良輔、村田早苗、ジュリエット英の四人が丸裸で閉じ込められている檻部屋に、今また同じ姿で引きずり込まれた淀貴美子と桂しのぶは、浴びせられた精の汚れもそのままに別々の檻に放り込まれた。徳麿の不気味な予告とともにその日の凌辱劇はようやく幕を閉じる。
 昂ぶりをこらえかねて寝つかれない修平の寝室に玲子が忍んで来る。玲子が徳麿に犯されて以来、禁断の肉の交わりを持つようになっていた兄妹は、昂ぶりを鎮めるべくSMプレイに溺れ込んでいった。首輪を嵌められ、後ろ手を拘束した鎖で胸、腰、股までをギッチリ締め上げられた玲子は、ボールギャグで口をふさがれたうえ俯伏せにもたげた尻をベルトで打擲され、仰向けになって拡げた股の奥にベルトの一撃をたたき込まれると、汗を噴いた裸身を反り返らせて快感の絶頂に達する。修平はギャグをはずして、苦しげに喘ぐ妹の口に怒張をねじ込んで荒々しく揺さぶる。官能の焔に灼かれて乱れきった女医を俯伏せにした修平は、腰鎖をはずして高くもたげさせた尻の穴をクリームを塗りつけた指で抉りまわす。兄の怒張でアヌスを貫かれた妹は休みなく続く極限の愉悦のなかに凄艶なのたうちを繰り返した果てに、修平の精を直腸に撃ち込まれて痙攣する。
[ 9-1 〜 9-3 ]
 翌朝、涼やかな高原を見渡すベランダで黒木兄妹とともに朝食をとる徳麿の前に、ゴメスの愛玩奴隷に堕とされた早苗が、剃毛され後ろ手に縛られた全裸を馬上に乗せられた姿で引き出されてくる。黒縄でくびられた無残な裸体を爽やかな光と風のなかにしらじらと曝して、うなだれたままみじめに揺られてくる美少女の哀れな風情が、野外に立てた磔柱に生贄たちを晒し上げるアイデアを思いつかせて徳麿を満足させる。ゴメスは一同の前で早苗を抱きかかえつつ馬を乗りこなし、向き合ってまたがらせた早苗を馬の背の上で貫く。馬上姦を見せ物にされながらトロットのリズムで揺さぶられた美少女は、新緑の中にひとり生々しい悲鳴を響かせて絶頂をきわめ、か細い裸形を馬上に躍らせながら運ばれてゆく。
[ 9-4 〜 9-5 ]
 その日の午後、地下拷問室に集まった一同の前で、ジュリエットの肉体に奴隷の烙印を刻みつける手術が玲子により実施される。哀訴の叫びをわめき散らしながら開脚椅子に固定された金髪碧眼の美女は、ギャグボールを噛まされて声を奪われ下腹の金の繊毛を剃り取られる。穿孔された陰唇に金のリングを嵌められクリトリスの包皮を切除されたうえ、鼻中隔にも穴を穿たれて金のリングをぶら下げられると知ったジュリエットは、衝撃のあまり手術なかばで失神する。
 家畜奴隷の肉体に改造されたジュリエットをX字架に晒して、徳麿は貴美子としのぶを檻から曳き出させる。一夜の監禁でやつれ果てた母娘は後ろ手縛りを首縄でつながれてX字架の前に跪かされ、冒涜的な肉体改造を受けた金髪美女の女体を見せられて戦慄の悲鳴をあげる。徳麿の性奴に堕ちた女がたどらされる想像を絶する苛酷な運命に呻くばかりの母娘にも、ただちに非情な手術が言い渡された。平伏して泣き叫ぶ貴美子の必死の哀願も黙殺されて、引き据えられた母の前で開脚椅子に上げられてギャグを噛まされたしのぶは、乳ぶさをなぶられ内股をブルブル痙らせて泣き声を撒き散らしながら、おぞましい手術の前ぶれとしてゴメスに恥毛を剃られていく。消毒と麻酔をほどこしつつ玲子と徳麿が交わす残酷な会話に生きた心地もなく慄えながら、美少女は無造作に金のラビアリングを嵌められクリトリスを包皮切除されて、変わり果てた股間を鏡で見せつけられる。二度と戻らぬむごい変形を十六歳の稚い肉体に刻まれて号泣する美少女アイドルに続いて、開脚椅子に乗せられたスター女優の母も同じ牝奴隷の刻印を刻まれて慟哭を噴き上げる。
[ 9-6 〜 9-11 ]
 肉奴への改造手術を終えられた母娘はジュリエットの傍らに並んで立たされ、金のリングの上に剥き出されたクリトリスをいじりまわされる。鼻環とラビアリングに鎖をつながれたジュリエットが、家畜のように扱われて洩らす呻き泣きが拷問室に響き、恐怖に慄えてへたり込んだしのぶの股間にも鎖が取りつけられる。後ろ手縛りに乳ぶさを絞り出された無毛の裸身をすくませながら、股間から伸びる鎖をゴメスに曳かれて室内を引き回される美少女アイドルの悲惨ななれの果てに、一同は昂奮のあまり声もない。ジュリエットに代わってX字架に架けられた貴美子の股間にしのぶからはずされた鎖が垂らされ、麻酔の切れかかった疼痛に苦悶する肉をゴメスの手にしたバイブレーターで抉られ擦りたてられた大女優は股間から新たな血を噴いてのたうちまわる。リングが強いる淫靡な刺戟に身をよじっていたしのぶは、ジュリエットの鼻からはずした鎖を再び繋がれて徳麿の足元まで曳かれ、跪かされて口淫を命じられる。ゴメスに責められて苦悶する貴美子の剥き出しのクリトリスに徳麿の電気鞭が当てられ、すさまじい絶叫とともに泡を吹いて痙攣する母の断末魔を見せられると、身も心も萎え果てた美少女は慄えながら醜悪な肉塊に可憐な唇をさしのべていった。
 こうして男を楽しませるためだけの肉の玩具へと造り変えられた母娘は、淫虐な地下牢の奥に永久に閉ざされたおのが性奴の運命を噛みしめるように、峻烈な暴君の前で哀しくも淫靡な踊りを踊り続ける。女たちの裏切りを罰するために葛城徳麿の妄執が造りあげてきた妖しくも凄惨な地下の女肉牧場が、美しき牝贄たちの悲運を礎としてここに具現したのだった。
[ 9-12 〜 9-14 ]
 東京の自宅に戻った葛城徳麿を、忠実な内妻・知世が迎える。つつましやかに寄り添う最愛の愛妾にもてなされて一時の家庭の平和に憩う徳麿。しかし衰えの激しい徳麿の肉は、知世の優しい口淫愛撫によっても昂ぶりを維持できなくなっていた。不貞の影すらない知世を入籍するよう主治医の修平に勧められても、言を左右にして渋るばかりの徳麿。その心中には、貞淑な知世に不貞の疑いをかけて責めなぶることで加虐の興奮を取り戻そうとする止みがたい欲望が渦巻いていた。嗜虐の快楽に毒された徳麿は、最愛の女と安らぎの場所さえをも犠牲にする最後のタブーを犯そうとしていたのである。
[ 10-1 〜 10-4 ]
 徳麿は修平と相謀って、呼び出した知世に不貞の疑惑を突きつける。懸命に否定する訴えも拒絶された知世は、徳麿に命じられた修平によって和服の上から後ろ手に縛られて床柱に繋がれる。生まれて初めての緊縛に処女のように羞じらい悶える知世の体から、修平が和服を一枚ずつはだけ湯文字を取り去って、長襦袢の下におののく白裸を白昼の光に曝した。羞恥と惨めさにうなだれる知世を詰問していたぶりつつ、自らが仕組んだ芝居に昂ぶりを高めてゆく徳麿。憎い修平の手で床柱の根元に押し伏せられ、下肢をあぐらに縛られて頸にかけられた知世は、窮屈な海老縛りの屈辱に呻く。開き切った股の奥を徳麿にいたぶられた知世は、クリトリスを責めたてられつつ昇りつめて失神した。知世は乱れきった姿を横たわった徳麿の股間に引き据えられ、修平の前で屹立を咥えて奉仕させられる。後ろ手の縄尻を修平にとられながら徳麿の腰にまたがってつながらされた知世は、はばかりもないよがり声とともに腰を振りたてつつ徳麿の精を浴びて恍惚に達した。
[ 10-5 〜 10-11 ]
 責め問いのプレイに満足した徳麿は数日後再び修平を呼び出して知世を責めさせる。離れの寝室に敷きのべられた夜具の上に浴衣姿を転がされた知世は、修平の手で湯文字まで剥がれて布団の四隅に四肢を縛りつけられる。羞じらいにうねる白い女体に絡みついてゆく徳麿の愛玩。徳麿の指でアヌスを抉られながら修平によってバイブを挿入された知世は、悦びをきわめあぶら汗を噴いて快楽にのたうちながら、密通相手を白状することを約束し、バイブに振動を入れられて絶頂とともに失神する。
[ 10-12 〜 11-4 ]
 失神から覚めた知世の口から密通相手として出たのは、ほかならぬ修平の名であった。意外な告白によって湧き上がる徳麿の猜疑と、修平の内心の驚愕。後ろ手に縛られて徳麿の膝下に引き据えられた知世は、肩を慄わせ嗚咽にまみれながら、徳麿の留守に修平によって犯され、その後も関係を強要された顛末を語ってみせる。徳麿の絶対の信頼を得るべく努めてきた修平は知世の作り話に唖然としつつも、自分を徳麿から遠ざけようとする知世のたくらみを思って警戒心を強める。修平は、不義をはたらいた女が送られる別荘を知世に見せるよう徳麿に提案する。修平との関係で覚えた肉の悦びまで白状させられた知世は、徳麿の命令で後ろ手縛りを鴨居から片脚吊りにされ、憎い修平に玩弄される。ベルトの鞭による打擲を体中に浴びながらバイブを抉り込まれた知世は、激痛と快感に痙攣を繰り返してのたうち悶え狂うのだった。
[ 11-5 〜 11-11 ]
 玲子を徳麿の正妻として莫大な遺産を相続する――それが徳麿に仕える黒木兄妹の隠された計画であった。知世の偽りの告白は修平に対する徳麿の警戒心を喚起するとともに、徳麿の知世への信頼をも揺るがせる諸刃の剣となった。計画達成の最大の障害であった知世の没落を前に、兄と妹はひとつベッドの中で禁断の愛戯にふけっていく。妹は兄の怒張を咥え、兄は妹の秘肉をなぶりまわす。苦痛とないまぜになった快楽に喜悦して伸びきった玲子に修平がかぶさっていく。美貌の女医は兄の女にされながら理知も矜りもかなぐり捨てて悦びを極める。修平は首輪と鎖で後ろ手に拘束した玲子を股間に引き据え、逞しい怒張を咥えさせた妹の喉の奥に白濁を浴びせかける。
[ 12-1 〜 12-2 ]
 数日後、不貞をはたらいた女たちの運命を見せるため徳麿は知世を伴って山荘へ戻った。秋も近い高原の冷涼な空気のなかに徳麿とその財産をめぐる各人の思惑が交錯する。徳麿と修平に連れられて地下室へ降りた知世はゴメスに迎えられ、そこに待つ運命の凄惨さを未だ知らぬまま、徳麿の死に殉ずるべき女たちを全裸で閉じ込めた闇の檻部屋へと案内される。明かりもろくに届かぬ檻の奥に白い肉をうごめかせていた裸の女が首鎖を曳かれてその顔を曝されるのを見たとき、それが失踪を騒がれていた美人女優・淀貴美子のなれの果てと知って知世は驚愕と恐怖の悲鳴を上げる。戦慄しながらさらに絞首台室とギロチン室を見せられた知世は、拷問室で後ろ手錠を徳麿の車椅子の前に引き据えられて再び問い質される。修平と密通したという前言を守り通して徳麿を苛立たせる知世の姿のうちに、修平は知世が徳麿の誠意を試そうとしていることを見てとった。
[ 12-3 〜 12-5 ]
 業を煮やした徳麿はゴメスに命じて貴美子としのぶを檻から曳き出させる。無毛の股間に嵌められたリングを前後に鎖でつながれ、後ろ手錠の全裸を鞭に追われながらゴメスに引きずられてくる美しい母と娘の、人間性を蹂躙され尽くした凄惨な姿。半月におよぶ地下牢の監禁調教でやつれ果てた母娘は前手錠を天井から吊られ、股間につながれた鎖を徳麿に握られて女体の隷属の極みを曝す。電気鞭の脅しで脚を開かされたしのぶは股間の鎖を引かれ包皮を除かれた肉芽をなぶられて、悲痛な羞恥のすすり泣きの中にもあらがい得ない快楽への屈服の涕泣を交えていく。残酷ないたぶりに淫らに崩れゆく美少女の隣で、美人女優の母も脚を拡げさせられ鎖を引かれる惨めさに呻き泣く。開脚吊りを十センチの近さで向き合わされた母娘は首輪と股間の鎖でつなぎ合わされ、尻に打ち込まれるゴメスの鞭と徳麿の電気鞭に躍らされながら乳ぶさと下腹を淫らに擦り合わせる。首輪で吊り直されたうえ互いを抱擁するように抱き合わされて縛られた母娘は淫靡破廉恥な呵責に泣き叫びながら、ゴメスと修平の鞭に強いられるまま汗まみれの肉をよじり合わせ尻を振り合う浅ましい踊りを踊る。嫌悪におののく知世が電気鞭で脅されて昂ぶりを遂げた徳麿の怒張をしゃぶらされる前で、快楽の肉奴に堕ちた母娘は抱き合ったまま開脚に固定され同時にバイブレーターを挿入されていく。修平とゴメスにバイブを抽送されてよがり歔き腰を振って互いの肉を擦り合わせながら、相次いで絶頂に達するしのぶと貴美子。淫靡無惨な強制レズの果てに娘との口づけまで強制されて徳麿への憎しみを剥き出しにした貴美子に対して、徳麿はさらに昂ぶりと残忍さをつのらせる。
[ 12-6 〜 12-12 ]
 吊りから降ろされて前手錠と足枷を嵌められた母娘は四つん這いの尻を向き合わされ、あまりの浅ましさに泣きわめき悶え抜きながら、双頭バイブでつなぎ合わされて股間の鎖を結ばれてしまう。噴きあがる汚辱の慟哭のなか、尻を鞭で打たれた母娘は背徳の快楽をむさぼる屈辱の表情を晒し上げられつつ突き出した尻を振りたて、バイブの振動に踊らされて絶頂を極める。美しい母娘奴隷がおぞましい相姦の快楽に崩壊してゆく凄惨な凌辱劇を見せつけながら、徳麿は知世の喉の奥に白濁をたたき込んだ。
 母娘は尻をつながらされたままゴメスと修平に口淫を強要される。四つん這いで尻を突き合わせた屈辱の姿勢のまま、徳麿の電気鞭に責められるままに乳ぶさを揺らして男の怒張を咥えしゃぶる母娘の完全な敗北の姿。相手を取り替えて繰り返し口を使わされ鞭をたたき込まれながら昂ぶってゆく生贄たちに、徳麿は侮蔑の言葉を浴びせるが、その情景を見つめる知世の眼には嫌悪の色が隠せない。修平とゴメスはボロボロになった母娘の結合を解いて後ろ手に縛り上げ、あぐらの中に前向きに抱きかかえて、果てしなく続く肉の呵責に爛れきった秘肉を向かい合わせにしたうえで貫いてゆく。串刺しにされた恰好を母娘で向かい合わされる惨めさに呻き泣きながら、それでも送り込まれる快楽に敗れて汗まみれの淫らなのたうちを続ける母娘奴隷。性の玩弄物に堕ちた肉を母娘並べて徳麿に検分された貴美子としのぶは、俯伏せに押し伏せられ、とどめの激しい抽送に責めたてられる。美人女優と美少女アイドルは肉欲に灼かれる白い女体をのたうたせ、淫らな悲鳴を地下室に響かせながら、息も絶えだえの喜悦の中に果てた。
[ 12-13 〜 13-4 ]
 地下牢に堕とされた女たちの凄惨な運命を目の当たりにした知世は、ついに修平との不貞の告白が嘘であったことを認めて徳麿の愛人を退くことを願い出る。知世の真意を不審がる徳麿に対して修平が語った推理とは、徳麿が修平をプレイに引き入れたことで愛情を疑った知世が徳麿を試すために嘘をつき、その結果徳麿の隠された残忍な性格を知って嫌悪と軽蔑に取りつかれたというものだった。頑なに口を閉ざす知世を前にして徳麿は忍耐の限界を超え、最愛の知世にもまた拷問室の責め問いの運命を宣告する。とうとう失脚させることに成功した徳麿の愛妾を、修平は命じられて湯文字一枚の裸に剥き、X字架にくくりつける。母娘に対する凄まじい拷問を眼にしたばかりの地下牢の生贄となって、羞じらいと恐怖におののきながら許しを乞う知世の腰から徳麿が湯文字を剥ぎ取る。白裸を大の字に曝した知世は修平の手にした鞭を体の前面のいたるところにたたき込まれて激痛に痙攣する。汗まみれになってのたうちながら肉を昂ぶらせていくマゾの本性を暴かれた知世は、徳麿の手でバイブレーターを抽送されながら胸と腹を修平に鞭打たれ、快楽と苦痛の中に激しく断末魔の絶頂を極める。後ろ手に縛り上げられて開脚椅子に載せられ、浅ましく股を拡げさせられて羞恥に顫える知世に浣腸・アヌス調教・剃毛の淫虐な運命が言い渡される。奴隷へと転落した知世はライバルだった玲子の手で性奴の刻印をほどこされることを宣告されて屈辱にむせび泣く。
[ 13-5 〜 13-9 ]
 徳麿の命令で首輪と手枷足枷をつけた素っ裸のジュリエットがゴメスに鼻環を曳かれて四つん這いで拷問室に引き出される。開脚椅子に固定されたまま、ブロンド美女に対する凄惨な冒涜を見せつけられておののく知世の前で、白いけだものに堕とされたジュリエットはゴメスの怒張の前に跪いて屈辱の口淫奉仕を捧げ、鞭打たれながら昂ぶる。アヌスに淫薬を塗りこめられ、ゴメスのものを咥えたまま四つん這いにされたジュリエットは、修平に尻を犯され抽送されると狂ったようにのたうって激烈な快楽を貪りながら喜悦の極まりに果てる。電気鞭の先端でアヌスをいじられながらそれを見せられていた知世は、ジュリエットが檻に連れ戻されると、ついにわが身に下されようとする淫虐な責めの数々に怯えて嗚咽する。修平に乳ぶさをなぶられながら徳麿の指で催淫薬をアヌスに塗り込められた知世は秘肉を濡らしてマゾの本性を暴かれ、耐えきれぬ掻痒感に悶えながら屈服の言葉を吐く。浣腸をほどこされて残酷な排泄欲にのたうつ知世の股間におまるが据えられ、典雅な美女は無惨な崩壊を一同の前で演じて生き恥を曝した。羞恥に打ちのめされた知世は修平の手で再び潤滑剤を塗り込められたアヌスを、捻じりのついたキャンドルで抉りまわされて汚辱の快楽に絶頂を極める。
[ 13-10 〜 14-3 ]
 翌朝、呼ばれて来た玲子が修平とともに徳麿の部屋を訪ねると、徳麿は首輪の鎖をベッドの脚につながれた全裸の知世を添い寝させていた。愛妾から奴隷へ堕とされた敗残の姿をライバルの玲子に曝して羞じらいに悶え泣く知世の前で、徳麿は玲子を妻として入籍することを告げる。跪いて後ろ手に縛られた知世は奴隷に堕とされる体を洗われたのち地下の拷問室へと曳かれる。開脚椅子に縛られ、わずか数日で愛妾から奴隷へと転落しておぞましい刻印を刻まれようとする運命の凄惨さに慄えながら、知世は玲子の操作するハンドルで下肢を割り拡げられる屈辱に呻く。手術着で見降ろす勝利者・玲子と、首輪ひとつの全裸で開脚に固定された敗北者・知世との交錯する想い。黒木兄妹の危険を訴える最後の哀訴も無視された知世に、玲子の手で剃毛がほどこされる。知世は玲子に肉芽を剥き上げられる快美と屈辱に号泣しつつ、徳麿にバイブを抽送される無毛の股間を覗き込まされて、恨みの悲鳴をあげながら屈服の絶頂を曝した。
[ 14-4 〜 14-7 ]
 秘部を消毒されながらも性感の反応を抑えきれない知世の屈服の肉に、玲子の手で無造作に肉体改造手術がほどこされた。ラビアを穿孔されて金のリングを嵌められ、クリトリスの包皮を切除されて奴隷に堕ちた知世の姿に、徳麿は昂ぶりをみなぎらせる。剥き出しのクリトリスに電気を流された知世は開脚椅子に固縛されたままブルブルと痙攣し、錯乱して呻きつつ汗まみれにのたうちまわる。開脚椅子を前傾させられた知世はそそり立った徳麿の怒張の上に滑り落ちて串刺しにされ、玲子の持つ電気鞭でクリトリスを刺戟されて壮絶な悲鳴をあげながら、抗うことのできぬ悦びに肉を痙攣させて絶頂を極めた。完全な隷従の姿を曝した知世はX字架にかけられ、股間のリングに金のメダルをぶら下げられて嗚咽するばかりであった。
[ 14-8 〜 14-11 ]
 玲子を正式に入籍し巨額の財産を遺贈する遺言状を作成した徳麿は、知世を自分の死出の道連れとして共に埋葬するよう、黒木兄妹に後事を託した。奴隷に堕とされた知世は地下室から徳麿の寝室まで、鞭に追われながら四つん這いで曳かれていく。正妻となった玲子の前に敗残の全裸をすくませる知世は、後ろ手縛りを天井から吊られて開脚に固定され、股間のリングにつながれた金の鎖を徳麿に握られる。隷従の屈辱と情感の昂ぶりにすすり泣く知世は、新たな主となった玲子に尻を鞭打たれる苦痛に半狂乱になって泣き叫びのたうつ。玲子の口淫を受けながら見物する徳麿の前で、知世は修平に秘奥をまさぐられながら乳ぶさを鞭打たれて絶頂を極める。徳麿の腰にまたがって喜悦の声を放つ玲子と、その兄に鞭打たれアヌスをまさぐられながら快楽の玩具として弄ばれる知世。新妻と奴隷が同時に絶頂を極めた瞬間、精を放った徳麿を心臓病の発作が襲う。咆哮と悲鳴が交錯するなか、知世は、徳麿を利用したうえ死へと追いやろうとする黒木兄妹の企みを確信する。
[ 15-1 〜 15-5 ]
 黒木兄妹の処置で一命を取り留めた徳麿が眠りにつくまでの間、知世は人の字に吊られたままの無力な姿で身悶えていた。安静を要する徳麿の傍らで黒木兄妹になぶられた知世は昂ぶりの声をこらえようとする必死の努力もむなしく玲子の手にしたバイブで絶頂を極めて悦びの声を放つ。新たな女主人として君臨する玲子により、知世は地下の檻暮らしを宣言される。呼ばれてきたゴメスの手で吊りから降ろされて四つん這いに這わされた知世は、首鎖を曳かれ尻を鞭打たれながら、鉄扉の奥に閉ざされた闇の地下牢へ引かれていく。狭い檻の中に追い込まれた知世は白い肉を縮めて、果てることなき奴隷の生の始まりに魂までうつろになって絶望する。
[ 15-6 〜 15-8 ]
 そのころ他の女奴隷たちは、徳麿の婚姻を祝うために手下たちに許された酒宴に引き出されていた。玲子と修平がゴメスの部屋を訪れると、丸木柱を抱いて鼻環で吊られ尻の鞭痕を曝しているジュリエットと、ソファの上でM字開脚縛りの無毛の股間にバイブを埋め込まれた貴美子を肴に、長さんと六が早苗としのぶを抱きかかえて手と口で怒張に奉仕させていた。言語を絶する全裸監禁調教生活のためにやつれとともに凄艶な輝きを増したかのような四つの女体。後ろ手に縛られ、俯伏せになって一列に尻を並べた女たちは、クリームを塗り込められたアヌスを男たちに同時に貫かれていく。修平は苦鳴をあげて悶えるしのぶの尻に強引に捻じり込み、汗まみれになってのたうつ美少女の収縮を楽しむ。白い肉塊と化して汚辱と快楽の中に悶え狂う四つの女体を見降ろしながら、修平は悲鳴とともに屈服を伝える美少女の胎内に、征服のあかしを弾き込む。
[ 15-9 ]
 寝室では昏睡のなかに死への道をたどる徳麿に玲子が付き添いながら、処女を奪われ玩弄されてきたことへの憎しみと、完成間近に至った陰謀の道程とに思いをめぐらせていた。徳麿の正妻となってその莫大な実権を手にしつつある玲子は、様子を見に現れた兄の前に跪き怒張を咥えて奉仕する。死に瀕した花婿の傍らで、愛し合う兄妹は真の初夜の交わりに歓びをきわめていった。
 翌朝、昏睡から目覚めた徳麿は死を予感しつつ反対を押し切って知世を呼ばせる。奴隷となって檻の中で一晩を過ごした知世は首輪を嵌められた全裸を徳麿の傍らに横たえられ、弱りきった病人の愛撫を受けながら官能を昂ぶらせていく。もはや医師の制止もきかず最期の生の執念を燃やし尽くそうとする徳麿は、横たわったまま顔の上に知世をまたがらせて吊らせ、あからさまな股間をうねるバイブで責めたてる。バイブを挿入された知世がよがり歔きを噴き上げつつ絶頂を極める光景を眼にしたとき、興奮の極みの発作が徳麿の命を奪った。
[ 16-1 〜 16-6 ]
 徳麿の死に慟哭する知世は吊りから降ろされ、冷たくなり始めた徳麿の体の脇に横たえられて、徳麿の遺言であった殉死の運命を玲子から言い渡される。死の不安と恐怖に慄えながら命乞いする知世に対して玲子が下した助命の条件は、修平の愛玩奴隷として服従を誓うことだった。修平の前に跪いた知世は徳麿の遺体の前で隷従の言葉を口にして奴隷の運命を受け入れる。風呂場に連れ込まれた知世は、新たな支配者となった若い男の逞しい怒張に従順な奉仕を捧げていくのだった。
[ 16-7 〜 16-10 ]
 知世が修平にかしずいて体を洗わせられ怒張を咥えて奉仕に励んでいる浴室に、全裸になった玲子が現れる。平然と全裸を曝し合い相次いで知世に体を洗わせながら愛撫にふける兄妹の姿を見て、兄妹の陰謀に対する疑惑を確信に深めても、知世にはもはやなす術もない。嫌悪のそぶりを見せた知世を罰するため、玲子は寝室に連れ戻して門型スタンドに大の字磔にした知世の尻に激しく鞭をたたき込む。激痛に泣き叫び、股間のリングからぶら下がるペンダントを揺らしてのたうつ知世の裸形。徳麿の遺品のクリップのついた鈴を双の乳首と股間の襞肉に噛まされた知世は、その遺体の眼の前で、鞭打ちに伴う身悶えとともに鈴を揺らして涼やかな音を響かせる。尻を打つ玲子と調子を合わせて修平に体の前面のいたるところを打ちまくられた知世は、乳首と肉芽を襲う激痛に泣き叫び許しを乞いながら汗まみれになって悶え狂う。絶対服従を誓ってガックリとぶら下がった知世は、アヌスに催淫クリームを塗り込められたうえにしこり切った肉芽にクリップを噛まされ、激痛と快楽のないまぜになった拷問に錯乱する。吊りから降ろされて後ろ手縛りにされた知世は跪いて兄妹の股間に服従の口づけをしたのち、徳麿の骸が横たわるベッドで俯伏せにされて後ろから修平に犯される。アヌスを指で抉られて絶頂を極めた知世はその姿勢のままアヌスを貫かれ、生まれて初めて尻に受け入れる怒張の刺戟に屈服の叫びをあげながら、征服のあかしを射込まれる。葛城徳麿の美しき愛妾知世は、こうして簒奪者黒木修平の女奴隷へと堕ちた。
[ 16-11 〜 17-4 ]
 翌日の夜、徳麿の喪に服する葛城牧場の地下では、徳麿を弔う陰惨な葬送の儀式が玲子の指揮により執り行われようとしていた。絞首台とギロチンを備えた処刑室の両側の壁際に高々と掲げられたキ字柱には、全裸を大の字に縛られた淀貴美子、桂しのぶ、ジュリエット英、村田早苗。徳麿の死を告げられて自分たちの運命を悟り、命乞いもむなしく磔にされていった女たちは、監禁生活にやつれ果てた裸体を燭台の鑞燭の灯りに照らしあげられたまま絶望と恐怖にがっくりとうなだれる。ワーグナーが響きわたるなか、玲子と修平が徳麿の棺を先導にし、全裸に足鎖を引きずってゴメスに追いたてられる奴隷姿の知世を従えて処刑室に現れる。泣き叫んで許しを乞う知世が正面の磔柱に架けられ、徳麿の妄執の生贄となった五人の女は奴隷に堕ちた無残にも美しい裸体を揃える。発狂寸前になった二人の男囚が処刑室に連れ込まれ、女たちの悲鳴と慟哭が響くなか、村田良輔は絞首台に吊され土岐健作はギロチンで斬首される。愛する男たちの死を目の当たりにして喪神のあまり首を垂れる女たちを電気鞭で目覚めさせた玲子は、徳麿の墓所にアルコール漬けの裸体を晒される運命に先立って奴隷として生きる猶予を女たちに与える。放心しきって恐怖におののく五人の女奴隷に凄惨な末路を宣告する地下王国の新たな支配者・黒木玲子の声だけが処刑室に響きわたるのだった。
[ 17-5 〜 17-7 ]
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