地下牢に堕とされた女たちの凄惨な運命を目の当たりにした知世は、ついに修平との不貞の告白が嘘であったことを認めて徳麿の愛人を退くことを願い出る。知世の真意を不審がる徳麿に対して修平が語った推理とは、徳麿が修平をプレイに引き入れたことで愛情を疑った知世が徳麿を試すために嘘をつき、その結果徳麿の隠された残忍な性格を知って嫌悪と軽蔑に取りつかれたというものだった。頑なに口を閉ざす知世を前にして徳麿は忍耐の限界を超え、最愛の知世にもまた拷問室の責め問いの運命を宣告する。とうとう失脚させることに成功した徳麿の愛妾を、修平は命じられて湯文字一枚の裸に剥き、X字架にくくりつける。母娘に対する凄まじい拷問を眼にしたばかりの地下牢の生贄となって、羞じらいと恐怖におののきながら許しを乞う知世の腰から徳麿が湯文字を剥ぎ取る。白裸を大の字に曝した知世は修平の手にした鞭を体の前面のいたるところにたたき込まれて激痛に痙攣する。汗まみれになってのたうちながら肉を昂ぶらせていくマゾの本性を暴かれた知世は、徳麿の手でバイブレーターを抽送されながら胸と腹を修平に鞭打たれ、快楽と苦痛の中に激しく断末魔の絶頂を極める。後ろ手に縛り上げられて開脚椅子に載せられ、浅ましく股を拡げさせられて羞恥に顫える知世に浣腸・アヌス調教・剃毛の淫虐な運命が言い渡される。奴隷へと転落した知世はライバルだった玲子の手で性奴の刻印をほどこされることを宣告されて屈辱にむせび泣く。