処女を失ったみどりの姿を再び見るより前に、英子に奴隷としての最後の試練が課される。夜の奉仕の後、全裸を後ろ手につながれて邪鬼の手で館の地下に引きずり込まれた英子は、暗い廊下の隅で押し伏せられのしかかられる。嫌悪の叫びをあげて抵抗しながら強引に貫かれた英子は、調教によって開発された肉体に否応なしに性の快感を呼び起こされ、繰り返し絶頂を極める。そのまま地下の奥の真っ暗な小部屋に押し込まれて首輪を壁につながれた英子は、理由も分からず闇の中に取り残されて狂乱する。それから幾日とも知れぬ間、時々やって来ては暗闇の中で英子を犯していく男たちとの交わりだけに生の希望をつないで過ごした英子は、やがて一郎が迎えに来たとき、奴隷の境遇を喜んで受け入れる女へと変貌していた。