日常生活に戻った英子は一郎とともに北国の温泉宿へ新婚旅行に出た。解放の日以来、心なしか冷淡な一郎の態度に満たされぬものを抱いてきた英子は、旅先で迎える初夜に心を昂ぶらせる。浴室で、日課の剃毛を欠かさない裸身を夫の前に跪かせて怒張をしごきたてて奉仕した英子は、浣腸をほどこされながら淫らに腰を振りたてる。食事の後、全裸を後ろ手に縛られて夫への服従の誓いを口にする英子の胸中に、一郎に所有されることへの悦びが湧き上がる。横たわった一郎の怒張をしゃぶりたてた新妻は、そそり立つ剛直の上に自ら腰を落として悦びにわななくのだった。翌朝、新妻の幸福に満ちて夫の膝下に慎ましく控える英子は、椅子に上体を伏せて浴衣の裾をまくった尻に浣腸をほどこされる。浣腸液を呑まされたままの尻を猛りたつ一郎の剛直で貫かれた英子は、苦痛と恍惚の狭間にのたうちながら、総身に汗を噴いて泣き叫ぶのだった。