夕子を田所に引き渡して帰宅した表川は、情婦へと堕ちた美夫人に対して後悔まじりの愛執を抱いて煩悶していた。裸にさせた明子を肘掛け椅子に開脚で座らせて、奴隷の刻印を刻まれた下腹をいたぶる表川。後輩となる奴隷を得た明子もまた、夕子への嫉妬の一方で表川への服従の愛を新たにする。開ききった股間のリングに金の鎖をつながれた明子は表川が凝視する前で自慰を命じられ、露出したクリトリスとアヌスを自ら責めつつ主の怒張を口に咥えて喜悦の高みに昇りつめ失神した。跪いて後ろ手に厳しく緊縛された明子は再び椅子に開脚座りにされ、縄で絞りあげられた乳ぶさの中心でしこりきった双の乳首をテグスで結ばれて苦痛と快感にのたうつ。金の環を肉芽に嵌められ鎖で腰に装着された明子は、股間の鎖を曳かれてみじめにすすり泣きながら、女体のあらゆる感覚を捕らえられた奴隷の肉体を鏡の前に立たされる。脚を拡げて床柱に立ち縛りにされた明子は、二つのリングに囚われて鎖をぶら下げた剥き出しの肉芽にブランデーを注がれて、激烈な刺戟に絶叫しのけぞる。折しも田所のところから帰された夕子が現れると、表川は明子に猿轡を噛ませたうえ、命じて裸にさせた夕子を後ろ手に緊縛し眼隠しをほどこして明子の前に連れ出す。何も知らぬ夕子の顔を下腹に押しつけられ、肉欲の呵責に爛れきった肉芽を舌でなぞり上げられて苦鳴とともにもがきまくる明子。明子の女体の奥にほどこされたリングの刻印を舌で感じ取った夕子は、表川の奴隷となった女の酸鼻な運命を知って甘美な戦慄に裸身を顫わせる。