武が手に入れた新しい獲物を妬んだ一は、武に電車で連れ出される瑞子をるみとともに見物に出かけてその容姿に感嘆する。司由利子への情欲をさらにつのらせる一は、乗り換えの駅で四人組の不良学生に因縁をつけられて、るみともども川辺の葦原に連れ出される。有無を言わさぬ男たちの暴力に打ちのめされ嘔吐して悶絶した一の傍らで、錯乱するるみは四人がかりで地面に馬乗りに押し伏せられて凌辱されていく。叫びたてる顔に激しいビンタを浴びせられ鼻血を噴いてぐったりと横たわったるみの肢体からセーラー服と下着が容赦なくむしり取られ、素っ裸を曝してもがき抜く四肢に縄が掛けられて地面に打ち込まれた四本の杭に拡げて縛られる。蒼天下の野外に全裸を大の字磔にされて屈辱にわななき喘ぐ勝ち気な女子高生の白い女体を、男たちが手にした葦の葉がいたるところ撫でまわしくすぐり上げていく。だが、鳥肌をたてて汚辱に悶えるるみ裸形に男のひとりがのしかかろうとしたとき、突然現れた長身の男が男たちを制止する。いきりたって襲いかかる四人を一瞬にして打ちのめした長身の男は、驚愕と讃嘆にせめぎ合うるみを磔にさせたまま秘肉に指を差し込んで愛玩し、凌辱を免れた安堵に心萎えたるみに情交を承諾させる。四肢をほどかれセーラー服を着けたるみは、男が不良学生たちを縛り上げ杭につなぐのを不思議な安心感に満たされながら眺め、一を置き去りにする後ろめたさに苛まれつつも長身の男に同行する。男は車に連れ込んだるみを当て落として気絶させたうえで連れ去る。