人の字に縛られたまま享平に犯された妙子は、享平の逞しい剛直が繰り出す淫らな技巧に熟れた女体を突き崩されて息も絶えだえにのたうちまわり、女の敗北を告げるよがり歔きと呻きを絞りつつ幾度となく絶頂を極めて悶絶した。愛欲にまみれてクタクタになった裸身を一同の前に曝し立てられた妙子はすべての気力を失って、風呂場に連れ込まれて享平の怒張を洗わされながら、とどめることのできない肉欲の中に溺れ込んでいった。妙子を車で家に送り届けた兵六は、妙子の拒絶を押し伏せて家に上がり込んで寝室へと踏み込む。一の帰宅のときを気にかける妙子を急かしつつ、兵六は引っ張り出した夜具を敷き延べて妙子に命じて服を脱がせる。羞じらいに焙られながら和服を乱して半裸を曝した妙子は夜具の上に突き転がされて四肢を拡げて縛りつけられ、崩れきった人妻の女体を兵六の怒張で貫かれていく。激しい絶頂を極めて痙攣しつつ伸びきった妙子は、肌にキスマークを印された凌辱直後の裸体を縛られたまま放置されると知って驚愕と汚辱に泣き叫ぶ。自分のパンティで猿轡を噛まされた若妻は屈辱の涙を哀訴の呻きをむなしく噴きこぼしながら、高校生の義弟がまもなく帰ってくる家にひとり残された。
享平の命令を受けたるみは帰ってきた一を路傍で待ち受けて呼びとめ、兵六の算段が済むまでの間引き止めていた。かつての恋人だった美少女との関係が冷えきったことをあらためて確認した一は、憧れの嫂が汚し尽くされた裸体を曝して放置されている家へ、それが仕掛けられた罠とも知らずに戻っていく。