何気なく訊ねたアリスに対し、小部屋に完全な防音をほどこした理由がアリスの凌辱であることをジャックは明かす。豹変したジャックの陋劣な言葉に耳を疑い、屈辱に憤るアリスは、すすんで身を任せるか暴力で凌辱されるかの選択を迫られて逆上するが、しばしの揉み合いの末に手首に紐を掛けられて天井の電気仕掛けに掛けられ、両手を頭上に吊られてしまう。ジャックはうなだれて凌辱の運命におののく令嬢のドレスの上から愛撫の手を這いまわらせて悲鳴と身悶えを絞り取る。激しい羞じらいと哀訴の悲鳴のなかで令嬢のドレスが一枚また一枚と剥かれ、正面に据えた鏡で乱れ姿を見せつけられつつ背後から体の前面をいたぶられたアリスは、太腿の奥にまで手をさし込まれて汚辱にぐったりと伸び切る。全裸に剥かれる運命を宣告され、すすんで裸になるよう求められても、あまりの羞恥にうつろな哀訴を繰り返すばかりのアリスは、半狂乱になって苦悶しながら、処女にとって死にもまさる全裸の屈辱に向かって、逃れることのできない剥衣の道を歩まされていく。最後に残ったシュミーズが肩紐をはずされて滑り落ちると、下腹の翳りまであらわな良家の令嬢の吊られた丸裸は、激しい羞恥に灼かれてがっくりとうなだれた。