天狗楼の奥座敷ではその夜の染香と美弥を買った百姓出身の政商・林謙介が、長襦袢姿にした姉妹を侍らせて知人でもある竜二郎を待っていた。林の要望によって、両手を前縛りにされた染香は天井から吊られて長襦袢を乱した裸身を竜二郎になぶられ、美弥は林の股間に引き据えられて怒張をしゃぶらされる。淫靡ないたぶりにまみれる武家姉妹の没落の姿に昂ぶりをつのらせた林は、一糸まとわぬ裸身に剥いた姉妹を後ろ手の背中合わせに縛り合わせて天井から吊り下げさせる。姉の熟した女肉と妹の初々しい肢体とを交互に林に見せつけなぶりまわす竜二郎。背中合わせに吊られたまま下肢を拡げて一本の青竹の両端に足を縛りつけられた姉妹は、人の字になって曝した股間の肉芽を男たちにいびられ腰を振ってむせび泣く。姉妹同時に張形を押し込まれて抉りまわされると、官能に崩れて濡れそぼつ姉の体は快美の汗を噴いてうねりのたうち、自分のつばきで濡らされた張形で稚い秘腔を抉られる妹の体は苦悶にきしみながら肉欲の反応を強いられていく。情欲の炎に煽りたてられる武家の姉妹は、男たちの操る張形に躍らされ妖美な歔き声を交わし合いながら、二人同時に昇りつめ汗まみれの裸身を痙攣させる。吊りから降ろされた姉妹は首縄に青竹を架け渡され、軛に繋がれた二匹の家畜さながらに座敷を這いまわらされた後、林の眼前に尻を立てて押し伏せられ濡れそぼつ秘肉を吟味される。竜二郎と林に後ろから貫かれ、相手を替えつつ交互に責めたてられて喘ぎ歔く姉妹。焦らされた女たちが絶頂に向かって昇りつめ始めたとき、竜二郎は黒薔薇団首領の来訪を告げられて座を退く。