感受性豊かな肉体のうちに目覚めさせられた官能の昂ぶりに衝かれるように、玲子との逢い引きを重ねレズプレイに溺れ込んでゆく安芸子。ある日玲子のアパートに連れ込まれた安芸子は巧みな愛撫のなかにパンティ一枚に剥かれ、縄で後ろ手に縛られる不安と陶酔におののく。だがそこに玲子の元の仲間・ゴリとミッキーが、玲子の足抜けを追及するために踏み込んでくる。半裸で隠れていた安芸子は二人のチンピラに見つかってベッドに大の字に縛られ、玲子との関係を問い詰められる。羞恥と屈辱に悶え泣きながらレズ愛の秘密を暴かれたうえ、パンティまで剥かれて濡れそぼつ股間を曝しあげられる安芸子。処女の素肌に男たちのいたぶりの手を這わされて羞恥の絶叫をあげる安芸子を救うため、玲子は命じられるまま全裸になって安芸子とのレズプレイを演じてゆく。二人の男の見守るなか、大の字に曝した素肌に玲子の素肌を擦り合わされ、拡げきって濡れそぼつ股間に舌を這わされて肉の悦びにのたうたされた安芸子は、シックスティナインで責められると恍惚の極みに汗まみれの裸身を痙攣させて失神した。羞恥の極限に啜り泣く処女は後ろ手のまま椅子にくくりつけられ、身代わりに男たちの獣欲に捧げられた玲子の凌辱劇を見せつけられる。男たちにかわるがわる犯されて官能の昂ぶりに崩れてゆく玲子を見ながら、安芸子もまた処女の純潔が汚辱の深淵に沈んでゆくのを感じていた。
玲子の自己犠牲によって安芸子は破瓜凌辱を免れる。しかしこれらすべては、安芸子を闇の世界へ陥れるために玲子がゴリたちとともに仕組んだ狡猾な罠にほかならなかった。酸鼻きわまる性の地獄の底に繋がれる救いなき汚辱の運命へと続く、より巧妙で救いなき道が、無垢な美少女の前に開かれようとしていたのである。