めぐみは東京の万里子に連絡をとり、聡とともに駆け落ちしたふうを装って万里子のマンションに転がり込む。贅沢な都会暮らしに慣れた万里子は聡の容貌に惹かれるものを感じつつ、鈍重な同窓生を内心で軽蔑して優越感を感じていた。外食に出た後に寄ったディスコでも万里子はめぐみを差し置いて聡と踊り、その夜の逢い引きを聡から囁かれて胸中で満悦する。その深夜、ネグリジェ姿でベッドに入って聡を待つ万里子は、期待に昂ぶって股間を濡らしていた。暗闇の中で忍んでくる男の気配を受け入れ、荒々しい愛撫に身を委ねていく万里子。全裸の男に押し伏せられてネグリジェを引きむしられ、快感に喘ぎつつ身悶える万里子の体を、多くの愛撫の手が這いまわる。不審の思いで眼を見開いた万里子は、明かりのともされた部屋のなか、聡の傍らにめぐみがいて玩弄の手を伸ばしているのを見て驚愕に叫びたてる。